海外旅行の楽しみといえば、買い物もそのひとつ。特にマーケットや露店では値引き交渉がしやすく、お店の人とコミュニケーションを取りながらお得に買い物が楽しめるでしょう。英語でもコツを押さえれば、スムーズに値段交渉ができます。この記事では、初級者でも使える丁寧なフレーズから、少し踏み込んだ交渉テクまで、実際に役立つ表現をご紹介します。
まずは挨拶で仲良くなろう
値切りを成功させるには、きちんと手順を踏んで失礼のないようにお願いする必要があります。お店に入っていきなり「まけてくれ」と切り出すのは、海外でも失礼にあたります。まずはお店の人と仲良くなってから、少しずつ交渉を進めていきましょう。
お店の人と簡単なコミュニケーションを取ろう
商品を見ていると、お店の人が”May I help you?”(いらっしゃいませ)と話しかけてきますので、まずは下記のようなフレーズを使って簡単な会話のキャッチボールをしましょう。
Hi, good morning/afternoon/evening.(おはようございます/こんにちは/こんばんは)
I am looking for gifts for my family.(家族へのお土産を探しています)
Do you have any recommendations?(何かお勧めはありますか?)
Are there any famous or popular things here?(このあたりで有名なもの、もしくは人気なものはありますか?)
提示された価格にコメントをする
上手く会話を進めていけば、お店の人がいろいろと商品を見せてくれます。コミュニケーションを取って少しずつ場が和んできたら、いよいよ価格交渉スタートです。まずは提示された価格に対して「ちょっと高いな…」と意思表示をする場面で使える表現です。
It is a little bit expensive.(少し高いですね)
Is this your best price?(これが一番安い価格ですか?)
I’m on a budget.(予算に限りがあるんです)
That’s a bit out of my budget.(それはちょっと予算オーバーです)
I’m trying not to spend too much.(お金を使いすぎないようにしているんです)
「値引きできますか」と聞くフレーズ
「値段が高い」と伝えたら、すかさず値引き交渉に移ります。お店の人から値引き価格を提示してくれることもありますが、そうでない場合には思い切って聞いてみましょう。
まずは値引きの余地があるのかを確認します。
Do you offer any discount?(割引はありますか?)
Can you give me a better deal?(もう少し安くしてくれますか?)
Could you lower the price a little?(少しだけ安くしてもらえませんか?)
ちなみに「~できますか?」と聞くときにはcanでもcouldでも問題ありませんが、couldの方がより丁寧な響きになります。
お願いするときに使えるフレーズ集が気になる方は、
英語で依頼するときは敬語で話すべき?誰かにお願いするときに使える依頼要求フレーズ12選
「~してくれません?」英語で頼み事できる?お願いするときに役立つ英語表現
を参考にしてみてくださいね。
ちょっと強気に!値引きを引き出すテクニック
お店の人が値引きに前向きな姿勢を示したら、すかさず具体的な交渉をしていきます。下記のように一歩踏み込んだ表現をして、買う意思を示しつつお得な買い物を目指しましょう。
Could you make it half the price?(半額にしてもらえませんか?)
How about $20?(20ドルではどうですか?)
I will take it for 10 dollars.(10ドルなら買います)
If I buy two, can you give me a discount?(2つ買ったら安くしてくれますか?)
I saw a lower price at another shop.(他のお店で安いのを見かけました)
交渉の際、あまりに相場と離れた金額を提示してしまうとお店の人が難色を示しかねません。事前に他のお店を見て回ったり、インターネットで検索したり、適正価格を知っておいた方が交渉がスムーズにいくでしょう。
スマートに締めよう!最後の一言
互いに条件を出し合ったら、最終的な価格や支払い方法の確認をして交渉をまとめていきます。あるいは、条件が折り合わない場合には丁寧に断りを入れましょう。
価格を最終確認するフレーズ
最終的に価格を決めるには、下記のように提案したり尋ねたりすると明確に落としどころを決められます。
Let’s meet in the middle.(中間の価格にしましょう)
Can we settle on $30?(30ドルで決着にしませんか?)
If you can do it for $50, you’ve got a deal.(50ドルにしてくれるなら、買います)
最後に取引成立を伝えよう
交渉がうまくいき、購入の意思を固めたらそれを伝えて値引き成立です。
That sounds great! I’ll take it.(いいですね!買います)
Let’s shake on it.(この価格で手を打ちましょう)
Alright, you’ve got yourself a deal.(よし、それで決まりですね)
また、お店によって受け付けている支払い方法が異なるので、それも確認しましょう。
What payment methods do you accept?(支払い方法は何を受け付けていますか?)
Do you take cards?(カードでの支払いはできますか?)
Can I pay in cash?(現金での支払いはできますか?)
断るときの一言フレーズ
折り合いがつかず断るときもあるでしょう。そんなときは丁重にお断りして、最後まで失礼がないように心がけてください。
Thank you, but I’ll think about it.(ありがとうございます、でもちょっと考えます)
I will have a look at some other stores. Thank you.(他のお店も見てみます、ありがとうございます)
実際に話してみよう!
今回は、値引き交渉に使える英語をいろいろとご紹介してきました。旅先では現地の人とこういったコミュニケーションを取るのもまた楽しみのひとつです。今回ご紹介したフレーズを使って、ぜひ値引き交渉に挑んでみてくださいね。
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