「結果を出す」を英語で言うと?resultやoutcomeを使い分けよう

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ビジネスの世界では「結果を出す」という言い方がよく使われますが、英語で「結果」と言う際に、「いつもresultでいいのだろうか?」「outcomeとの違いは?」と悩んでいたりしないでしょうか。ここでは「結果」を表すさまざまな単語を紹介し、どのような場面で使えばいいかを見ていきます。上手に使いこなして、仕事で「結果」を出せるようになりましょう。

「結果」を表す基本的な英単語を押さえよう

「結果」を表す最も一般的な単語は、resultとoutcome、consequence。resultはよく使うけれどoutcomeはまだ慣れていなくて、consequenceはよくわからないという人が多いかもしれません。それぞれの基本的な意味と会話での使用例を見ていきましょう。

広く「結果」を表すresult

試合や試験、検査など、スコアや判定として表される「結果」を表すのによく使われるのがresult。the result of the meeting(会議の結果)のように、「内容」を表すこともできます。

We’ll let you know the result later by e-mail.(結果はのちほどメールでお知らせします)

Get results as soon as possible.(できるだけ早く結果を出しましょう)

「成果」を表すoutcome

outcomeもresultと同じように「結果」を表すことができますが、「成果」というニュアンスを含めることができるのが特徴です。

Let’s see what the outcome will be.(どんな結果になるか見てみることにしましょう)

What was the outcome of the training?(研修の成果はどうでしたか?)

「よくない結果」を表すconsequence

「結果」または「当然の成り行き」といった意味で、「よくないこと」が起こる場合によく使われます。アクセントが最初のconにあることに注意。

Look at the consequences!(結果を見てください!=こんな結果になってしまいました!)

It might bring serious consequences.(重大な問題が起こることになりかねませんよ)

会話例:

A: What was the result of the meeting?(会議の結果はどうでしたか?)

B: The same as before. Our product is not authorized yet.(前と同じです。我が社の製品はまだ認可されていません)

A: It might bring serious consequences. Maybe we should talk to our superior.(それは重大な問題が起こることになりかねません。上司に話したほうがいいかもしれませんね)

こんな英単語も「結果」の意味になる

「何かに続いて起こること」が「結果」だとすると、英語ではresultやoutcome以外にも、「結果」という意味を表すことができる単語がいろいろあります。それぞれの意味と使い方を確認していきましょう。

「続き」の意味があるsequel

ドラマや映画の続編をsequelと呼びますが、これは「続きのもの」ということなので、話の流れによっては「結果」という意味を表します。

The sequel is never as good as the original.(続編はオリジナルほどよくはないものです)

It was an unexpected sequel to the action.(行動の予期せぬ結果でした)

「効果」にも「結果」にもなるeffect

effectは「効果」という意味でよく使われますが、やはり「何かに続いて起こること」という意味なので、場合によっては「結果」という意味を表します。

Exercise has a good effect on the body.(運動は体によい効果をもたらします)

We should link cause and effect.(原因と結果を結び付けるべきです)

「終わり」が「結果」の意味になるend

endは「終わり」という意味ですが、状況によっては「結果」というニュアンスで使うことができます。

It had a good end.(いい終わり方でした=いい結果が出ました)

How did it end?(どういう終わり方だったんですか?=どういう結果だったんですか?)

「産物」「結果」を意味するproduct

productは普通「製品」「生産物」なのですが、何かを作った後であるということに焦点を当てて「~の産物、結果」という意味で使われることがあります。

It’s a product of our hard work.(私たちの努力の産物<結果>です)

What was the product of the research?(調査の結果はどうでしたか?)

会話例:

A: How did the negotiation end?(交渉の結果はどうでしたか?)

B: It went well. They accepted our offer.(うまく行きました。私たちの提案が受け入れられました)

A: Good job. That’s a product of your hard work.(よくやった。君たちの努力の産物<結果>ですね)

英語で「結果的に」と言えるようになろう

仕事では「結果的にこうなりました」と言う場面も多いですね。すぐに思い浮かぶのはas a result(結果的に)ですが、少々違ったニュアンスがある他の言い方も使えるようになっておきましょう。

結果、結論を言うas a result

基本的には「結果的に」という意味ですが、結論を言ったり、会話で「だからこうなったんです」と言うときにも使える便利な言い方です。

As a result, we decided to adopt his idea.(結果的に、彼のアイデアを採用することにしました)

As a result, we had to give up our trip.(だから、旅行はあきらめざるを得なかったんです)

「その結果~となる」のconsequently

consequenceは「よくない結果」ですが、副詞のconsequentlyは「その結果~となる」という状況で一般的に使える便利な語です。

Consequently, we won the competition.(その結果、私たちはコンペに勝ちました)

「最終的に~になる」のeventually

「結局、最後には~になる」という意味の語で、「いろいろあって、その結果こうなる」というニュアンスが感じ取れます。

Eventually, our product will dominate the market.(結果的に、我が社の製品が市場を席捲するでしょう)

会話例:

A: As a result, we set the launch date on October 20.(結果的に、発売日は10月20日に設定しました)

B: So soon? I thought it would be the next year.(そんなにすぐ?来年になると思っていたんですが)

A: Maybe still early, but when the market is matured, our product will dominate it eventually.(まだ早いかもしれませんが、市場が成熟すれば、我が社の製品が市場を席捲するでしょう)

「結果」「結果的に」の英語をビジネスで使うには

「結果」を表すには、result以外にもいろいろな言い方があるということがおわかりいただけたでしょうか。日ごろの自分の生活やビジネスの場面に当てはめて、ぜひ実際に使ってみてください。

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