世界が注目?! 世界三大ゲームショーのひとつ「東京ゲームショー」を英語で語ろう

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日本で毎年開催されるコンピューターソフトやゲームに関する一大イベントといえば『東京ゲームショー』(TGS – Tokyo Game Show)。コンピュータエンターティメント協会が開催する年一度の東京ゲームショーは、アメリカの『E3』(Electronic Entertainment Expo)、ドイツの『ゲームズコム』(Gamescom)とともに「世界三大ゲームショー」と呼ばれるものの一角をなしています。

では実際の東京ゲームショーの中身や見所はどのようなものでしょうか。東京ゲームショーといえば派手なイベントコンパニオンの衣装やコスプレが有名ですが、日本を代表するイベントの概要について知ることで海外の人との話題にもできるでしょう。

東京ゲームショーとは

東京ゲームショーは通常は幕張メッセで開催されますが、パンデミック中ということもあり2020・2021年ともオンライン開催です。残念ながら会場の熱狂は感じることができませんが、マイナーなゲーム、これからリリースされるゲームの情報を得ることのできるイベントとしてゲーム好きには楽しみなイベントなことには変わりないでしょう。

日程・概要

東京ゲームショーの初回は1996年で、参加企業は100社にも満たない規模でしたが年々拡大し、近年では参加企業は600社以上、来場者も25万人以上を記録しています。2001年までは春・秋の年2回開催でしたが、2002年以降は年1回9月か10月に開催されています。

2020年に初めてオンライン開催され、2021年は2回目のオンライン開催となっています。幕張メッセでの通常開催では、未発売のゲームを体験できたり、限定グッズをもらえたり、コスプレイヤーや美しいコンパニオンを見ることが楽しい一大イベントで、ゲームの腕を競う大会も開催されます。その他にもゲームのトップクリエイターから開発秘話や現場の様子などが聞けたり、女性なら恋愛ゲームのキャラをイメージした実物のイケメンとゲームの世界観を体験できる楽しみもあるようです。

なお2021年は9月30日から10月3日の4日間オンライン開催されます。オンライン開催では時間を気にせず夜中までコンテンツが配信できるのもあり、幕張メッセでの通常開催とは違った魅力もあります。特に海外や地方在住者、仕事や学校の都合で会場に足を運べない人にとっては見逃した発表もあとで見ることができるのも魅力的ですね。

2020年オンライン開催の様子

オンライン初開催の2020年の東京ゲームショーの参加企業数は日本海外合わせて650社ほど、デジタルブース数2417個、ゲームのタイトル数は1,522個と盛り上がりを見せました。YouTubeやTwitter、ニコニコ動画など主要なプラットフォームでライブ配信され、ビューワー数もYouTubeでは400万回、Twitterは700万回、ニコニコ動画で100万回、中国版TikTokのDouyinなどのプラットフォームでは1千万回を超える高い視聴率だったことで注目度がわかります。

またオンラインでビジネスマッチングも行い、参加企業は前年比36%増、特に南米からの参加企業が増えたようです。

参照記事

2021年東京ゲームショーの注目ポイント

開催25周年目を迎える2021年のテーマは『それでも、僕らにはゲームがある。』(英語テーマ:We’ll always have games.)実際に会うことがなくても人と人との距離が近いゲームへの可能性を感じた2020年ですが、ゲームが好きな人と年代も超えて賑やかな未来を作って行きたいという願いが込められています。

2020年と同様にYouTubeなどのさまざまなオンラインプラットフォーム上での公式番組の配信やビジネスマッチングに加え、さらに進化した新しい企画も計画されているようです。

・全公式番組で日本語のオリジナル音声+英語同時通訳が付く
・オンライン上で新作ゲーム体験などの無料企画
・Amazon.co.jp内のアマゾン特設会場でライブ視聴しながら商品購入
・幕張メッセにオフライン会場を設置し、インフルエンサーやプレスが体験・取材できる場を提供
・HIS主催のオフライン会場オンラインツアー開催、実際の会場を疑似体験可能に

東京ゲームショー公式サイト

東京ゲームショーに関する海外の反応

東京ゲームショーには何百もの企業が参加し、ゲームの数も数え切れないほどありますが、その中でも毎年注目される目玉商品というものがあります。それでは海外で話題になったものをご紹介しましょう。

注目はファイナルファンタジー16のリリースについて

2021年の話題はファイナルファンタジー16についてですが、残念ながら東京ゲームショーでのリリースはないようで失望の声がある反面、よりいいものができそうでみなさん楽しみにしているようです。海外のFF(Final Fantasyの略)ファンの間では、2022年末か2023年にリリースではと噂されています。予告編から中世のファンタジーという原点回帰に喜ぶ声も多いですね。

プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏によるとストーリーは出来上がっており、英語版がほぼでき上がっているとのこと。通常は日本語版のあとに英語版の作成ですが、今回は逆ということで驚きもあるようです。ちなみに英語はイギリス英語。中世が舞台のゲームでは「アメリカ英語は雰囲気や時代背景にそぐわなくて嘘っぽい」と感じる人も多いようで、イギリス英語であることも好意的に受け止められています。

また「戦闘シーンがDMC(デビル・メイ・クライ)っぽい」という声も非常に多いのですが、実は戦闘シーンの担当ディレクターが、DMCを製作しているCapcom社からFFを製作しているスクエアエニックス社に転職。「あるプロジェクトのためという名目だけど、それはもしかしたらこのFF16のためではないか?」と勘ぐっているファンもいるようです。

ファイナルファンタジー16予告編(Final Fantasy 16 Trailer) 英語のみ

海外ファンのコメント(原文のまま)

ご参考までに海外ファンのコメントをいくつか原文のままご紹介します。できるだけ正しい英語で書かれているものを選びましたが、文法的に「ん?」と思うものもあるかもしれません。SNSでは言葉を省いたり音の同じ別の言葉に略したりすることもあります。

“Take your time guys. I’d rather wait and not get spoiled by trailers anyway. So excited for some new single player FF action!”
(どうぞごゆっくり。予告編でネタバレされずに待ちたい。シングルプレイのFFの新作が楽しみ!)

“Good to see! It’s really sounding like a 2022 project and I’m pretty hyped for that.”
(良かった! 本当に2022年のプロジェクトのようで、かなり期待してる)

“They said that next news dump will be near the release date.”
(次回のニュースリリースは発売日近くになるとのことだね)

“If it’s not going to make TGS in Sept, it’s not going to be released this year. Article says it may not be in a “playable state” by TGS. Spring 2022 at best.”
(9月のTGSに間に合わないなら、今年は発売されないだろう。記事によると、TGSまでに「プレイ可能な状態」になっていない可能性がある。せいぜい2022年春だろうな)

“ahh Final Fantasy games never disappoint with music.”
(ああ、ファイナルファンタジーのゲームは音楽で失望させない。)

“I’d buy this for the OST alone. English voice acting sounds stellar for once also.”
(OSTのためだけに購入したい。英語の声の演技は今回も見事。)
*OST=original soundtrack(オリジナルサウンドトラック)

“I’m glad that ff has finally gone back to its roots to the medieval fantasy. “
(ffがようやく原点である中世ファンタジーに戻ったことが嬉しい)

“I don’t know why, but Final Fantasy games feels right when set up in medieval age with a touch of fictional tech & of course magics… I miss FFIX.”
(なぜかわからないけど、ファイナルファンタジーのゲームは、中世を舞台に架空の技術や魔法を取り入れたものがしっくりくる。FF9が懐かしい)

“Its cool hearing somebody say “Ill kill You” with a british accent”
(イギリスのアクセントで “Ill kill You “を聞くのはクールだ)

“british voices in jrpg games sound so natural”
(日本のRPGゲームのイギリス人の声はとても自然)
*jrpg=Japanese role playing game(日本のロールプレイイングゲーム)

“British accents make fantasy games feel more authentic considering how medieval fantasy is literally just old English culture/folklore.”
(イギリスのアクセントは、中世のファンタジーが文字通り古いイギリスの文化やフォークロアであることを考えると、ファンタジーゲームをよりリアルに感じさせてくれる)

“I’m glad that ff has finally gone back to its roots to the medieval fantasy. And it has the DMC combat. I can’t wait.”
(ffがようやく原点である中世ファンタジーに戻ったことが嬉しい。しかも、DMCの戦闘を搭載している。待ち遠しい)
*DMC=Devil May Cry(デビル・メイ・クライという有名な戦闘ゲーム)

“Fun Fact: Devil May Cry 5’s combat director left to work at SE for a new project. Its implied, if not outright confirmed with the gameplay that this is it.”
(おもしろい事実:『デビル・メイ・クライ 5』のコンバットディレクターは、スクエアエニックスの新しいプロジェクトのために退職した。ゲームプレイを見る限り、これがそのプロジェクトであることは明白ではないけど、示唆されているね。)

“I’m just so elated that they’re returning to a grim medieval setting.”
(重厚な中世の舞台に戻ってきたことが本当に嬉しい)

初オンライン開催の2020年の話題

史上初のオンライン開催となった2020年はeスポーツの大会とアマゾンの連携により、白熱する試合を楽しみながらスポンサー企業の商品を購入できるという新しい試みが行われました。また通常はビジネスデイに開催されていて一般の来場者にはあまり馴染みのなかった、業界のトップクリエイターによる基調講演や専門セッションも気軽に視聴できるようになったのも大きな要素でした。

期間中は各社が新作ゲームのリリースに関する発表を行うことも多いのですが、大きな話題には次のようなものがありました。

・『Microsoft Flight Simulator』のアップデート
・Xbox Series Sのコンソールの日本での値下げ
・スクエアエニックスのRPGゲーム『ニーアレプリカント』のリリース
・『ニーアリインカネーション』のモバイル版ゲームの北米・欧州でのリリース
・『モンスターハンターライズ』などニンテンドースイッチゲームの予告版放送

2020年の東京ゲームショーはオンライン開催とはいえ2021年発売予定の数々の人気ゲーム新作の発表があり盛り上がったようです。ゲームに興味のない人にはよくわからない名前のものも多いですが、オンライン開催は夜中まで各社のブースやライブ配信を視聴することが’できるメリットも多く、話題になっているものはチェックしておくと会話に役立つこともあるかもしれませんね。

まとめ

毎年参加したくても地方や海外在住で難しい人も多いのでは?オンライン開催なら世界中どこからでも参加可能なので、ゲーム好きな友達やお子さんと一緒に参加してもいいかもしれませんね。私の息子たちもゲームが大好きなのですが、私は会話についていけません。東京ゲームショーを一緒に見て、子供達に教えてもらいながら一緒に楽しむのも家族のコミュニケーションにはいい方法なのではないでしょうか。

国内外を問わずゲーム好きな人は多いので、英会話の話題にも東京ゲームショーで流行りのゲームをチェックするのもいいかもしれません。今は映像も映画並みに素晴らしく、自分がプレイしなくても見ているだけでも楽しいものが多いです。ファイナルファンタジーのように音楽でも高い評価を受けているものもあります。東京オリンピックでもゲーム音楽がオープニングセレモニーで使われ話題になっていました。

オンラインなら気軽に視聴できますし、面白いと思ったら幕張メッセでオフライン開催が再開されたら足を運ぶのもいいでしょう。英会話の講師や海外の知人・友人にもゲームが好きな人も多いと思います。東京ゲームショーを話題に話のきっかけを作るのもおすすめです。

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