英語のdisは「ディスる」と同じ?接頭辞disの使いかた

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接頭辞は英語でprefixと呼びますが、単語の先頭につくことで主に意味を追加したり、反対の意味に変えることができるものです。日本語では「超」「全」「新」などがそれにあたります。

英語の接頭辞を学ぶ最大のメリットは、知らない単語に出会ったときに意味を推測できるようことになるでしょう。このことから、単語を覚える作業効率が格段にアップし、時間と労力が短縮できます。

特に大量の英文を短時間に読んで理解しないといけない場合に、いちいち辞書を引かずにすみ思考が途中で遮られることがありません。英語の資格試験では辞書の持ち込みができませんから、一語一句意味を把握しないと気が済まない人の場合、知らない単語に出会うとパニックになることもあるでしょう。そのような場合に接頭辞の知識は役立ちますし、普段のリーディング訓練でもより多くの文を読むことが可能になります。

英語には接頭辞が数多くありますが、その中で今回は「dis」を取り上げます。「dis」の意味と主要な単語を学びましょう。

接頭辞disの意味

接頭辞disは多くの場合「否定」「反対」を意味します。イメージとしてdisがつく前の単語に意味から離れていく、あるいは否定することを覚えておけば、disがつく知らない語彙に出会った時に意味を推測することが可能となります。

動詞や名詞の前につくdis

接頭辞disは動詞・名詞・形容詞のいずれにもつくものがあります。普段使う語彙では動詞や名詞で使われるものが多いので、この2つを抑えておきましょう。形容詞に関しては名詞と同じ形や語尾が少し変わったもの、過去分詞の形の動詞であることがほとんどなので、主要な動詞や名詞を学んでおくと意味の把握が容易になります。

「尊敬する」という意味のrespectに接頭辞disがつくと、「disrepect=respectの反対」となり、「失礼な態度をとる」「軽蔑する」という意味になります。

では「継続する」のcontinueに接頭辞disがついた場合はどうでしょうか。「discontinue=continueの否定」で「停止する」「中止する」という意味になりますよね。

このように接頭辞disがついている単語は、dis以降の意味が何なのかをまず考え、そこに否定・反対の意味を加えることで理解することができます。

スラングのdis

disは接頭辞だけではなく、単体の動詞でもあります。日本語の「ディスる」はここからきています。アメリカで使われるスラングで、「ディスる」と同じく「軽蔑する」「非難する」という意味です。過去形は「dissed」現在分詞は「dissing」という形になり、sが追加されることに注意しましょう。

Amy was dissed and ignored at the party.(エイミーはパーティーで軽蔑され無視された)

Ellen was dissing her shoes. (エレンは彼女の靴をバカにしていた)

接頭辞disがつく動詞と例文

接頭辞disがつく代表的な動詞の例をいくつかご紹介します。知らないものがあればこの機会に覚えておきましょう。

disappear(消滅する)↔︎ appear(現れる)

The sun disappeared behind the mountains.(太陽は山の後ろに消えた)

She disappeared in the crowds.(彼女は人混みに消えた)

disagree(意見が合わない)↔︎ agree(意見が合う)

I’m afraid I disagree with you.(申し訳ないけどあなたに賛成できない)

It’s OK to disagree with me. Everyone is different.(私と意見が合わなくても大丈夫よ。人はみんな違うから)

dislike(嫌う)↔︎ like(好む)

I don’t understand why you dislike him so much.(なんで君が彼のことをそんなに嫌うのかわからないな)

I dislike my boss.(私は上司が嫌いだ)

discover(発見する)↔︎ cover(隠す)

I finally discovered my glasses in a drawer – I was looking for them all day!(引き出しの中にあるメガネがやっと見つかった。一日中探してたんだ)

She discovered that her boyfriend was cheating on her.(彼女は彼氏が浮気をしていることを発見した)

disobey(背く)↔︎ obey(従う)

Eric disobeyed his parents so he’s grounded.(エリックは親のいうことを効かないので外出禁止になっている)

They disobeyed the order.(彼らは命令に背いた)

disrespect(失礼な態度をとる)↔︎ respect(敬意を払う)

Stop disrespecting me!(バカにしないでよ!)

He disrespected his girlfriend by breaking up by text.(彼はメッセージで別れることで彼女を軽視する態度をとった)

接頭辞disがつく名詞と例文

接頭辞disがつく代表的な名詞の例をいくつかご紹介します。ほかにもたくさん接頭辞disがつく名刺はありますので、知っている名詞にdisがついて単語が成り立つのか調べてみるのも面白いですよ。

disadvantage(不利)↔︎ advantage(有利)

His shyness can be his disadvantage.(彼の内気な性格が災いしているのかもしれない)

My lack of experience can be my disadvantage at work.(私の経験の少なさが仕事上不利になるかもしれない)

disinfection(消毒)↔︎ infection(感染)

Deep cleaning and disinfection is essential.(徹底した掃除と消毒が重要だ)

Disinfection is complete. Now you can enter the room.(消毒が完了しました。これで部屋に入れますよ)

disability(障害)↔︎ ability(才能)

Her disability doesn’t prevent her from pursuing her goal.(彼女には障害があるからといって目標を達成できないことはない)

He fought to overcome his disability.(彼は障害を克服するために戦った)

discomfort(不快)↔︎ comfort(快適)

I feel a little discomfort when I move my arms.(腕を動かすと少し不快感がある)

They felt discomfort at what she was saying.(彼らは彼女が言ったことに不快感を感じた)

disapproval(不承認)↔︎ approval(承認)

I sensed my mother’s disapproval.(母が許可してくれないのを感じた)

Her parents showed their disapproval of their marriage by refusing to meet him.(彼女の両親は彼に会うことを拒否することで反対の意を示した)

disagreement(意見の不一致)↔︎ agreement(合意)

Her father shook his head in disagreement.(彼の父親は反対して首を振った)

We had a disagreement due to misunderstanding.(私たちには誤解による意見の相違があった)

まとめ

代表的な接頭辞disについて学習しましたが、接頭辞を知ることで語彙の幅が広がることが理解できたのではないでしょうか。数多くの接頭辞がありますが、その中でもdisは一般的によく見られる接頭辞です。英語の記事や文章を見たときにdisがつく単語がないか探したり、「この単語にはdisをつけられるのかな?」と考えながら単語を見ていくのもいいですね。接頭辞を覚えて辞書を引かないで意味を推測する練習をしていくと、英文を読むスピードも上がりますので、しっかり覚えておきましょう。

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