リスニングやスピーキング向上は「ただたくさん練習して慣れていけば良い」という考え方もありますが、知らない単語やフレーズは使いこなせません。多くの英単語やフレーズのインプットし定着させる作業は地味ですが、英語力向上のためにはどうしても避けて通れません。市販の単語帳を購入して使うこともできますが、やはり他人が作ったものは使いにくいですし、見ているだけで身についたつもりになってしまうこともありますよね。
自分で英語のフレーズメモを作成するのは少し面倒ですが、暗記が確実に楽になります。人によって作り方も異なり正解はありません。自分で一番復習しやすい方法で作成することが一番ですが、どこから始めていいのかわからないという方はこの記事を参考にしてフレーズメモを作ってみてくださいね。
英語フレーズのメモ作成のメリット
英語フレーズの自分のメモ作成には、英語学習の上での大きなメリットが2つあります。
復習になる
メモを作ってからそれを利用して学んだ単語の復習がいつでもできるだけではなく、作成すること自体が復習になります。目にしたり耳にしたフレーズを、実際に自分の言葉で書き直したりどのような例文が作れるかを考えたり調べたりすることが復習と知識の整理につながります。
暗記が楽になる
作成したメモはスキマ時間を効率的に活用しましょう。通勤・通学や休憩時間、ランチタイムなどちょっとしたスキマ時間に繰り返し見直すことでフレーズの暗記が楽にできます。自分が作ったメモなので頭に知識が定着しやすいというメリットもあります。
英語フレーズメモの作成方法
では実際にどのようにメモを作ればいいのか見てみましょう。自分が一番復習しやすい方法で、あまりごちゃごちゃさせないように見やすく作成することがコツです。
紙のノートやデジタルノートなどを活用
「手書きが一番頭に入りやすい」という方もいれば、「スマホやiPadなどに入力するのが便利」という方、あるいは、「まず手書きメモを作成し、スマホなどにアップロードして使うことが楽だ」という方もいらっしゃるかもしれませんね。正解はありませんので、ご自分が一番使いやすく、メモ作成に負担のない方法を選んでください。
手書きのノートであれば、見開きページの左側に記入し、右側のページは空けておきます。後から他の例文や類語を記入したり、気づいたことを書き加えたり、雑誌などの切り抜きを貼ったりするのに便利です。
学んだ単語を書く
新しく学んだ単語やフレーズ、あるいは何度か目にしているけれど覚えにくいものを書き出します。意味は日本語だけだとニュアンスがわかりづらいこともあるので、ぜひ英英辞典で英語の意味も調べてメモしましょう。
例文を書く
単語・フレーズとその意味をメモするだけではなく、その単語を使った例文も記入します。実際に使えるようにできればその例文をそのまま覚えるといいですね。雑誌で気に入った文章、ドラマなどで耳にした短い例文を書きます。
類語や反語などもメモしておく
単語と一緒に類語や反語もメモしておくと便利です。類語を覚えるのは試験対策にもなりますし、文章を書く際にも類語を使うことで文が単調になりません。実際ネイティブの学生はシソーラス(類語辞典)を参照してレポートや論文を書きます。似た意味の単語を数多く覚えることで、語彙力も豊かになります。
類語にも例文をメモします。同じ意味をもつ単語であっても、使われ方や微妙なニュアンスの違いもあります。例文を参照することでどう使うかの理解が深まります。
写真を貼ったり絵を描くとより効果あり
文字ばかりだといかにも「お勉強」という感じになって、「フレーズメモを作ったはいいけれど見返す気にならない…」なんていう場合もあるかもしれません。特に日本人は単語の意味を視覚的にイメージして覚えることが得意です。
これは日本語では、「漢字一つ一つに意味があり単なる音の組み合わせではないこと」「はっきりと口頭で説明することは難しく感覚的に捉える必要がある表現がたくさんあること」の2つが英語との大きな違いであることに理由だと考えられます。
手書きノートなら雑誌の切り抜きや自分で描いた絵、デジタルノートならネット上にある画像などを貼り付けるといいですね。私もそうでしだが、単語帳とにらめっこして意味を覚えることが不得意な方には、このイメージで覚える方法は大変効果的です。自分だけのノートなので、絵は上手くなくてもかまいません。楽しく見返すのが負担にならないメモ帳を作りましょう。
実際にどのような感じになるかの一例を画像でみてみましょう。アメリカのプロ野球の顔ともいえる存在になり、大フィーバー中の大谷翔平選手。彼の活躍がきっかけでMLBの試合を見るようになった方も多いのでは?スポーツの解説者やファンがチームや特定の選手について語るときに“I’m rooting for Shohei.”(翔平を応援している) “I’m rooting for Yankees.”(ヤンキースのファンだ)といった表現を耳や目にしたことがあるかもしれません。
この「root for」を例にして、Evernoteで簡単なメモを作成しましたので、ご参考になさってください。例文を記事や動画からとってきたのであれば、そのリンクを貼り付けてもいいですね。
例文には和訳をつけていませんが、英語でダイレクトに考えることを目標にするなら、和訳をつけずそのまま覚えるのがオススメです。例文はあくまでもフレーズが実際に文章でどう使われるのかを確認するものですので、
逆に和訳をつけないといけないほど難しく感じる文章は例文として適していません。
まとめ
メモづくりはパターン化すると見やすく、作成も楽にできます。工夫してオリジナルの楽しいメモを作りましょう。過去にメモを作成した表現でも、その表現を使った文がドラマや映画、雑誌などで使われていたら書き加えていくといきます。
またノートを作って見返すだけではなく、実践することも大切です。SNSの英語の投稿へコメントしたり、英会話レッスンで使ってみたりと工夫して、覚えた表現をどんどん使って自分のモノにしていってくださいね。
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