スキマ時間でもしっかり定着させる英熟語の覚え方

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忙しい日々の中、英語学習をしている人にとって、単語や熟語など覚えることが多くて大変ですよね。特に、英熟語は覚えづらく苦戦する人は少なくありません。とはいえ、知っている数が多ければ、英文の読解力が高まり、会話での表現の幅も広がって、より英語を楽しめるようになるでしょう。熟語はネイティブの会話の中でもよく使われるので、特に英会話がうまくなりたい人ならぜひたくさん覚えておくとよいですよ。

今回は英熟語の効率のいい覚え方や、暗記がはかどるアプリなどをご紹介します。

英熟語を覚えるメリット

熟語を覚えるメリットは、英語の理解の幅が広がるということです。難しい単語より、「動詞+前置詞」といった簡単な単語の組み合わせ表現の方が、ネイティブにはよく使われます。例えば、同じ「見せびらかす」という表現で、show offとflauntがありますが、前者が好まれるといった具合です。熟語を多く知っていればスムーズに英語を理解ができます。逆に、熟語を知らないと、簡単な単語が並んでいるにもかかわらず、意味がわからないということが起こりえます。

英熟語が覚えにくい理由

「英熟語は覚えにくい」という印象がある人は少なくないでしょう。難しく感じる理由の一つは、似たような単語が多いという点です。see(見る)を使ったいくつかの熟語を例に考えてみましょう。

・see off(見送る)
・see about(手配する)
・see through(見透かす)
・see into(調べる)
・see to(面倒を見る)

すべてが「見る」ことに関連しますが、微妙にニュアンスが違うので並べて見るとややこしく感じますよね。

また、英熟語は目的語込みで覚えるものが多い点も、暗記のしづらさにつながっているでしょう。give A to B(AをBにあげる)という熟語を例に考えてみます。ここではAに物、Bに人が入ります。しかし穴埋め問題などで思い出そうとした時に、一瞬AとBどちらが人なのか混乱するかもしれません。このように、英熟語には覚えにくい要素が多くあるのです。

陥りやすい英熟語のNGな覚え方

学習者が陥りやすい英熟語のNGな覚え方には、ひとつの熟語にひとつの意味を結びつけて記憶する丸暗記があります。このやり方だと、意味を簡単に混同してしまいます。seeの例で考えてみましょう。「see offで『見送る』、see aboutで『手配する』、see throughで『見透かす』……」と必死に覚えても、スペルの見た目も意味も似通っているがために、「aboutって『見送る』だっけ?」と混乱してしまうことは誰しも身に覚えがあるのではないでしょうか。

テキストを読むなど、目だけで覚えようとするのも、ありがちですがおすすめできません。人間は声に出したり耳から聞き取ったりするなど、五感を使って覚えることで忘れにくくなります。なので、音読やシャドーイングで目以外も使って覚えるとよいでしょう。これについては後ほど詳しくご紹介していきます。

定着しやすい英熟語の5つの覚え方

英熟語をしっかりと覚えるコツがあるので、以下で解説していきます。

英熟語覚え方①聞いて発音する

英熟語を覚える際は視覚だけでなく、耳を使うことも意識しましょう。他の暗記でも同様ですが、人間は五感を使うと物事を覚えやすくなり、しかも忘れにくくなります。机に向かう時間がなかなか取れない社会人でも、通勤時や昼食時などにイヤホンで聞きながら覚えるのは手軽で、取り組みやすいのではないでしょうか。

具体的な方法としては、1日5分ほどフレーズを聞きながら後追いして復唱するシャドーイングがおすすめです。また、スクリプトを見ながら音声に合わせて音読するオーバーラッピングもぜひ試してみてください。聞いて発音することでスピーキングの上達にもつながりますよ。

英熟語覚え方②前置詞からのイメージで暗記する

前置詞の持つイメージを膨らませ、英熟語の意味と結びつける方法もおすすめです。例えば、see(見る)を使った熟語で考えると、 「通り抜ける、過ぎる(through)」という前置詞と組み合わさると「最初から最後を通り抜けながら見ている」というイメージから「見抜く」(see through)という意味に、また「の中に(into)」と結びつくと、「入り込みながら見る」といったイメージから「のぞき込む」(see into)となります。

英熟語は動詞に前置詞の意味をプラスすることでできているものが少なくありません。前置詞のイメージを感覚として身に着けていると、英熟語を覚える際の助けとなります。

英熟語覚え方③簡単な例文を作って覚える

英熟語をひとつ覚えたら、それを使って簡単な例文を作ってみましょう。例文をたくさん作ると、必然的に熟語の意味を頭の中で何度も思い返すことになります。これにより、熟語のイメージを自分に覚え込ませることができるのです。

またたくさん作るには簡単な文章であることもポイントです。see off(見送る)であれば、I see off my daughter, I see off my parents, I see off a friend from Kyoto……と、目的語を置き換えるだけで無数に作れますね。さらにできた短文は何度も口に出して読むことで、より記憶に定着するので試してみてください。

英熟語覚え方④1日で100フレーズの熟語に目を通す

1日で100フレーズなど、できるだけたくさんの英熟語に目を通すことで、熟語の意味やイメージを少しずつ記憶に残すことができます。1回目に確認した時点で、完璧に覚える必要はありません。ポイントは、日をおいて何度も繰り返し確認することです。そうすることで、最初はぼんやりとした記憶でも、しだいに記憶にとどまるようになり定着します。

「see off、see about、see through…」のように同じ単語を含むものをいっぺんに確認すると混乱しやすいので、「seeとgoとbring」など、同じ単語を含まない熟語を選んで覚えるとよいでしょう。

英熟語覚え方⑤カテゴリーごとに覚える

似ている意味の英熟語をいくつかまとめ、カテゴリーごとに覚える方法もあります。例えば、「面倒を見る」という意味の英熟語をあげてみましょう。

・see to(気を配る)
・take care of(子供の面倒を見る)
・look after(長い期間育てる)

この3つの英熟語は、大きな意味を見ると似ていますが、それぞれ使う状況や対象が異なります。微妙なニュアンスの違いを比べて確認しながら、意味のイメージが似ている熟語をまとめて覚えてみてください。

英熟語を覚えるおすすめ無料アプリ

英熟語を覚えるのにおすすめの無料アプリをご紹介します。スキマ時間で暗記でき、定着度のテストや音声が聞けるものもあるので、効率よく勉強ができますよ。

ターゲットの友1000 英熟語アプリ

『ターゲットの友1000 英熟語アプリ』は、大学入学共通テスト~難関私大レベルの英熟語を学べるアプリです。全ての英熟語で読み上げ機能を搭載しているので、耳からも覚えられます。問題形式で定着度を測れるようになっています。テキストの『英熟語ターゲット1000 4訂版』を持っている人は、アプリと併用することで勉強がはかどりますよ。

iOS版
Android版

発音とタッチで覚える英熟語「600問」

『発音とタッチで覚える英熟語「600問」』は、600問の問題を通して英熟語を学習できるアプリです。使い方はまず10問が1セットになったトレーニング機能で英熟語をヒアリングします。解答する時、画面に散らばった文字パネルを指でなぞって正しいスペルに並び替え、単語にしていきます。この並び替え機能によって、英熟語と同時にスペリングも覚えられるのです。ネイティブ発音では難しいという人には、日本語に近い発音も収録されています。1セット10問と短い構成もスキマ時間の学習にピッタリです。ライティング能力も同時に伸ばしたい人にはうってつけのアプリと言えます。

iOS版

日常英熟語

『日常英熟語』は1200題の英熟語を上中下のレベル別に学習できるアプリです。例文が熟語ごとに収録されているため、文中での使い方がわかり、英文を作る時にも参考になります。さらに辞書機能がついており、わからない単語や気になる英熟語をその場でサッと調べられるのも便利です。覚えたらテストをして定着度を確認できます。間違えたものはまとめて後でチェックできるので集中的に復習できますよ。

iOS版
Android版

まとめ

英熟語は覚えづらいので、耳で聞いたり、口に出したりと工夫して覚えることが大切です。英熟語はネイティブの会話でよく使われるので、英会話を通して身につけるというのもおすすめですよ。

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