「外国人の英語力」のリアル

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外国人はみんな英語がペラペラ、それに比べて日本人は……。こんな風に感じている方をよく見かけます。外国人はみんな英語がうまい、と思い込んでいると、気後れしてしまいますよね。本当のところはどうなのでしょうか。世界で本当に使われている英語は、実は「ペラペラ英語」ではないかもしれません。

外国人=英語がペラペラは本当?

「日本人は英語ができない」というイメージが強いですが、では外国の人はみんな英語ができるのでしょうか? 必ずしもそういうわけではありません。実のところ、誰もが英語で苦労しているのです。

外国人は「積極的に話す」けれど

「英語が上手い」の定義はなかなかむずかしいですが、例えばTOEICの平均点を見てみましょう。TOEICの2018年公式レポートでは、日本は平均520点で、ベトナム(533点)や台湾(554点)と比べて大きく違いません。日本人のスコアは良い方ではないですが、アジアの中で飛びぬけて悪いということもないでしょう。

文法やリスニングはそこまで悪くないのに、日本人の中で英語の苦手意識がある理由は、話すことそのものの抵抗だと思います。最大の違いは、英語力ではなく積極性です。外国人と接してみると感じますが、彼らは言い間違いを恐れず、どんどん話します。仮に英語がそこまで上手でなくてもです。

英語が下手な外国人でも、話すのを怖がっていない

英語が苦手な人であっても、話すことを恐れないのが日本と外国の違いかもしれません。細かい間違いを気にするより、通じることを優先するという考え方が国際的だからです。

日本人は英語を「減点式」で見ているという意見があります。間違いの数ばかりを数えてしまう。でも、世界的にはむしろ「話せば話すだけプラス」の加点式で英語を見ていると私は感じます。

とはいえ、そもそも私たちが出会う人たちは、国際的な人たちが多いでしょう。日本で生活していたり、国際的な企業で働いたりしている方だからこそ、私たちが出会う機会があるのですよね。私たちが出会う人たちはある意味「特殊な」グループなので、彼らと自分を比べてあまり落ち込む必要はないと思います。

外国人の英語力も「時間帯」で変わる?

英語には昼の英語と夜の英語があります。仕事や勉強で使う専門的な英語は、実は決してむずかしくはありません。決まったフレーズを中心に使いますから、慣れればいいだけ。TOEICで出てくるような言い回しと、自分の専門分野で使う英単語をセットで覚えておけば大丈夫です。

むずかしいのは夜の英語です。飲み会やパーティなど、雑談の英語は何が飛んでくるかわかりません。多くの外国の方は、昼の英語には問題がありません。夜の英語では、ネイティブとノンネイティブで大きな差が出来てしまいます。どこからなにが聞かれるかわからない「夜の英語」には、みんなが苦労しているのですね。

外国人に通じる「リアルな英語」とは

英語はあくまでもコミュニケーションのツールですから、お互いが問題なく会話できるようになるのが大事だと筆者は考えています。

では、リアルに通じる英語のポイントはどこでしょうか? 私の意見は「尻すぼみでない発音」です。

外国人に英語を通じさせるためには、「ペラペラ」は要らない

英語を勉強するとき、「ペラペラじゃないと」と思いすぎてしまう方がいます。確かに流ちょうな英語は格好いいですし、英語を勉強する人の憧れですよね。

ですが、リアルな英語使用の場面では、相手もネイティブでない場合が多いです。少なくとも、一人はノンネイティブが混ざっている可能性は高いでしょう。あまり速く話すと、かえって伝わらなくなります。

カタカナ英語を通じさせる方法

カタカナ英語は通じないとよく言われていますが、実際のところそうでもありません。単語レベルなら、カタカナ発音でも通じます。

日本人の英語が通じなくなる理由は、そもそも「ちゃんと読んでいない」ことではないでしょうか。まちがえるのが不安で、つい小声になってしまう。尻すぼみの英語を話してしまうから、そもそも聞こえていない(!)。そう、そもそも聞こえていないことが多いんです。

カタカナ英語でも、大きい声で最後まで話せばある程度は通じるのです。そもそも、世界中の英語の発音は標準的ではありません。怖がって通じないくらいなら、カタカナ発音でも堂々と言い切りましょう。

なぜ外国人は英語を怖がらないの?

外国人が英語を怖がらないのは、英語に自信があるからだけではありません。多くの人たちは、どちらかというと言語を「加点法」で見ています。話せば話しただけ、自分の意見を伝えたのだからプラスだ、こんな考え方が主流です。

日本人の間では、英語を減点法で見てしまっていませんか? 自分や他人の英語の言い間違えばかりを数えるような考え方があるように思えてなりません。実際には、どんなに間違いがあっても、何も話さないよりははるかにマシなんです。減点を恐れるあまり、0点を取ってしまう悪循環。英語力そのものよりも大きな問題です。

外国人に通じる英語をオンライン英会話で学ぼう

国際英語は、話せば話すだけポイントがもらえるゲームです。まちがえてもポイントは減りません。大事なのは手数。でも、いきなりたくさん話せと言われたって無理なものは無理ですよね。だからこそ、英会話の実践が効いてきます。

ネイティブにもノンネイティブにも通じる英語を身につけよう

国際言語の英語を勉強するなら、目指すのは「ネイティブにもノンネイティブにも伝わる」英語ですよね。そのためには、「英語らしいリズム」「はっきりした単語の発音」が必要です。

外国人に通じる英語=単語ははっきり・文はテンポよく

外国人同士でしっかり通じる英語の最初の条件は、「はっきりした単語の発音」です。音節の発音が多少悪くても英語は通じます。でも、自信なさげに「ごにょごにょ」してしまっては通じるものも通じません。はっきり言いましょう。

もう一つの条件はリズムで、リズムが悪いとどうしても通じなくなってしまいます。「アクセントを強く読む」「アクセント同士を等間隔にする」が英語のリズムのルールですが、言われてすぐできるものでもありません。実際に外国人講師と話すのが近道になります。

まとめ

外国人の英語は、必ずしもうまくはありません。それでも、彼らは言語を「加点法」で見ていますし、間違いを恐れずに話します。大事なのは、自分の英語を責めるのではなく、英語らしい話し方を身につけること。

ネイティブにもできない「誰にでも通じる英語」を武器にしてみませんか?

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