英語で「礼儀正しく」反論する方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

相手の意見に反論するのって気を使いませんか? 「意見は通したいけど、嫌な思いをさせたらいやだな」なんて思ってしまうのは、友達・同僚・上司、誰でも同じだと思います。日本語でもそうですから、外国語ではより一層ですよね。相手を嫌な気分にさせずに反論する方法ってあるんでしょうか?

今回は、英語の議論中に使える反論マナーと英会話フレーズを紹介します。結論は、「いったん同意→自分の意見」の順番で話せばOKです!

英語で反論する方法:英語は直球で言えばOK?

「英語は直球の言語だから、敬語はない」と言われたことはありませんか? 英語圏の人はフランクだから、反論もストレートに言えばいいんだよ! そう信じている方も大勢いるかと思います。

・I don’t think so.
私はそうは思わないよ。
・I don’t agree with you.
賛成できない。

相手の意見に対して、こんなフレーズを使っていませんか? もしかすると、「感じが悪い」と思われているかもしれません。

英語での反論にもマナーはある!

英語の反論にもマナーがあります。

・相手の意見を直球で否定してはいけない。
・自分の意見を押し付けてはいけない。
・人格を否定するような言い方をしてはいけない。

I don’t think so! のような全否定のフレーズは、英語でもマナーがよくないのです。ていねいな反論の仕方は、意外にも英語でも日本語でもそう変わりません。

意外? 英語と日本語の反論マナーは同じ

英語と日本語の反論のマナーは、意外によく似ています。日本語でも人の意見に、「そんなことないでしょ」「そうは思わない」とばっさり切ってしまうと気分がよくないですよね。英語でも同じです。まずは相手の意見を「聞かせてもらう」姿勢を見せましょう。

「相手の意見にまずは同意する」「でも、自分はこういう意見を持っていると伝える」2ステップで反論することで、自分の意見を伝えやすくなります。ここからは、具体的なフレーズを見ながら説明していきます。

実戦! 英語のNG反論フレーズを「使える」フレーズに

具体的なフレーズで、英語の反論方法をご紹介します。大事なのは、「まず受け入れる」「次に自分の意見を言う」という流れです。それぞれのフレーズを見ていきましょう。

英語の反論:決め手は「いったん受け入れる」

受け入れるフレーズは、「あなたは正しい」と伝えます。

×I don’t think so.
私はそうは思いません。

〇You are right, but…
あなたは正しいです。ただ…

〇You are absolutely right, but…
あなたのおっしゃることは本当に正しいと思います。それでも…

「you are right」のフレーズは、相手に同意していることを一発で表せます。

×I don’t agree with you!
同意できません。

〇I agree with your opinion, but…
同意しますが、ただ…

基本的には賛同します。しかし…

don’t agree! とばっさり切り捨てるのではなく、いったん「そうですよね」と受け入れたほうが感じがよくなります。日本語と同じですね。似た使い方のできるフレーズをご紹介します。

・I know what you mean, but…
おっしゃることはわかりますが、ただ…

・I understand your point, but…
理解していますが、ただ…

・I understand what you’re getting at, but…
おっしゃっている意味はわかっていますが、しかし…

・I understand what you’re saying, but…
おっしゃっていることは理解しています。ただ…

「あなたの意見を理解しています」と伝えているのが共通点です。まずは、相手の意見を受け入れてから反論するのがマナーなのですね。

英語で反論するには、新しい意見を伝えよう

いったん相手の意見を聴いた後は、いよいよ反論します。それでも、相手を否定するような雰囲気は出さない方がいいでしょう。大事なのは、「あなたの意見をもっとよくするためのアイデアを出します」という話し方です。

・I have another idea.
他の意見も持っています。

・You could also say that ○○.
○○とも言えるかもしれません。

・Other people would say ○○.
○○とも言っている方もいます。

・You could also argue that ○○.
○○と主張することもできるかもしれません。

・Others would disagree. So you might need to ○○.
他の方は同意しないかもしれません。そこで、○○をした方がいいと思います。

・There’s a range of opinions about that.
その点については広い意見があります。

大事なのは、いきなり否定から入らないことです。いったん受け入れ→反論フレーズを使うことで、相手を尊重しつつ反論できます。

オンライン英会話で講師と議論してみよう

議論の練習は、教科書ではできません。実際に外国人と話してみることで、本当の議論力がついてきます。だからこそ、ぜひ英語で議論をしてみてほしいと思います。

とはいえ、日本で生活していたらそんな機会もなかなかないものですよね。だからこそ、オンライン英会話を活用してみてください。

英語で反論してフィードバックをもらおう

反論の仕方は、マナーの一部です。相手がどう感じるかが大事ですよね。だからこそ、一人での練習には限界があると考えています。

議論は、言語能力の中でも「interaction(対話)」に入っています。対話力は人と話さなければ身につけることがとてもむずかしく、今の英語教育の課題だと言われています。だからこそ、ぜひ実際に話してみてください。

「私の言い方、どう思います?」と質問してみれば、講師によって色々な答えが返ってくるでしょう。

感覚は教科書ではわからない。講師のアドバイスでよりよい英語に

大事なのは、マナーには正解がないということです。講師によっては「ていねいでいいですね」と言うかもしれませんし、「ちょっとていねいすぎる」と言われることもあるでしょう。

自分の性格にも関係してきます。直接的に意見を言うのが得意な人なら、たまには直球で意見を言ってもいいでしょう。気を使うタイプなら、より穏やかな言い回しに挑戦するのもいいでしょう。

反論に限らず、マナーには「これ」という正解がありません。だからこそ、自分の性格と相談して、自分のスタイルを作っていく必要があります。そのためには、経験値を積むことがとても大事になるのです。ぜひ、実際に話してみてください。

まとめ

反論のマナーは、私たちにとって意外な盲点だと思います。「英語は直球の言語だ」と思っていると、人間関係もぎくしゃくしてしまうかもしれません。英語らしいマナーを身につけることで、もっと円滑にコミュニケーションできます。そのためには、実体験が大事です。

英語らしいマナーで、英語らしい対話を!

Please SHARE this article.

英語に関する最新記事を
メルマガでチェックしよう!

メールマガジンを購読する