英語「他の洋服を試着する」の「他の」はotherとanotherどっちを使えばいい?

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Other と Anotherは、テキストや参考書では、「その他」「もう一つの」「別の」等と訳されているだけで、その使い分けについて、明確な答えを得ることができないことがたくさんあります。そのため、使い分けには自信がないという英語学習者がとても多いのです。

そこで、今回は、other とanotherの基本的な使い方について紹介します。

OtherとAnotherの違い

Otherと Another の基本的な違いは、Other は、数えられる名詞の複数形、数えられない名詞の複数形(複数名詞)、そして名称の代わりに、人・事物・場所などを指示するのに使う語である代名詞の前に置かれます。

一方、Another は、数えられる名詞の単数形(単数名詞)や代名詞の前に置かれます。と、聞くと、最初は、「複雑だな」と思ってしまいがちですが、基本ルールは簡単です。Other+複数名詞、Another+単数名詞。まず最初に、このルールをマスターしましょう。

次に、実際に、どのように使われているのかについて、例文を通して見ていきましょう。

I want other mobile phones.(他の携帯電話がほしい。)

ここでは、複数の携帯電話について述べています。そのため、other が複数を示すmobile phonesの前にきます。

I want another mobile phone.(他の携帯電話がほしい。)

ここでは、携帯電話は単数ですのでanotherを使います。

Other の使い方

Other は、数えられる名詞の複数形、数えられない名詞の複数形、代名詞の前に置かれます。追加、代替、違う種類のもの(人)を示します。「他の何か」といった意味になります。

実際に訳す場合には、適宜、文脈に合った日本語訳を選びましょう。Otherは、①「何か他のものをいくつか」または、②「何か新しいものをいくつか」を表すときに使います。今あるものを含まない、複数のものを示します。

例えば、自分は携帯電話を買おうと思っています。それについて友達と話しています。友達は、青の携帯電話を持っています。でも、自分は、何か他の色が良いと思っています。I will try other colors. (他のいくつかの色を試すつもりです。)

●数えられる名詞の複数形

May I try other dresses on? (他の洋服を試着してもよろしいですか。)

ここでは、ある洋服をすでに試着したけれども、その他のいくつかの洋服も試着したいというニュアンスです。この時点では、特に、どの洋服を試着するかについては考えていません。

●数えられない名詞の複数形

I love jazz. He likes other music. (私はジャズがすきです。彼は、他の音楽が好きです。)

ここでは、「彼は、ジャズ以外の他の音楽が好き」であることを意味しています。複数のジャンルの音楽のことを示していますので、otherを使います。

●代名詞

I sent a photograph. I will send others tomorrow.(私は、一枚の写真を送りました。明日、別のいくつかの写真を送ります。)

ここで、othersが使われていますが、これは、other photographs(他のいくつかの写真) を示します。写真は複数ですので、Other にsがつきます。

She does not like these flowers. He will buy others.(彼女は、これらの花が好きではありません。彼は、他の何本かの花を買うでしょう。)

ここで、othersは、other flowers を示します。花は複数ですので、Other にsがつきます。

Another の使い方

Another は、数えられる単数名詞又は代名詞の前に置かれます。もう一つ、追加、代替、違うものを示します。「他をもう一つ」といった意味になりますが、訳は、適宜、文脈に合ったものを選びましょう。

Another は、①「何か他のもう一つ」または、②「今の物に加えて何かもう一つ新しいもの」を表したいときに使います。今あるものを含まない、単数のものを示します。

例えば、自分は、携帯電話を買おうと思っています。それについて友達と話しています。友人は青の携帯電話を持っています。でも、自分は、他の色が良いと思っています。I will try another color. (他の色を試すつもりです。)この場合、他の色とは、ある一色です。

●数えられる単数名詞

May I try another dress on? (他の洋服を試着してもよろしいですか。)

例えば、ある洋服を試着したけれども、サイズが合わなかったので、他の洋服を試着したいと思っているとします。例文のように、another を使うと、他の洋服をもう一つ試着したいことを示します。この時点で、どの洋服を試着するかについては考えていません。

My father bought another car.(父は他の車を買いました。)

この場合、父は、車をすでに持っていて、今回、買った1台の車は、既存の車に対する追加分であることを示します。

Would you like another cup of tea? (もう一杯お茶をいかがですか。)

レストランやカフェでよく聞く表現です。この場合、すでに、お客様はお茶を飲んでおり、ウエイターがもう一杯のお茶を勧めています。

●代名詞

The banana was delicious. I want to eat another.(そのバナナは美味しかった。もう一本食べたい。)

ここでのanother は、代名詞ですのでanother = one more bananaとなります。

I don’t like the pencil case. I need another.(その筆箱が好きではありません。別のものが必要です。)

ここでは、Another= another pencil caseとなります。

まとめ

OtherとAnotherの使い分けについて紹介しました。つまりは、使い分けのカギは、数です。基本ルールを覚えてしまえば、簡単に英作できてしまいます。あとは、英語でスムーズに言えるように、練習するのみです。何度も話しているうちに、自然に口から出てくるようになりますので、気長に楽しく学習を進めましょう。

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