ドッキリビデオでストレス発散！You Tubeで人気のPrank動画で英語を学ぼう

「Prank動画」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。prankとは「いたずら、悪ふざけ」という意味で、何も知らない相手にいたずらを仕掛けてその様子を撮影するという、日本の「どっきりカメラ」に近いものです。海外では人気の動画ジャンルの一つ、Prank動画専門のYou Tuberもいるほどです。笑える動画を見てストレス発散、英語学習にも役立てましょう。

人気のPrank動画を見てみよう

You Tubeで「prank」と検索すると、たくさんのPrank動画が出てきます。中にはPrank動画専門のチャンネルも。比較的内容がわかりやすいもの、聞き取りやすいものをいくつかご紹介します。

Homeless Billionaire Exposes Restaurant（億万長者ホームレスがレストランを暴く）

（一部英語字幕付きです）

ホームレスに扮したYou Tuberがレストランに入ろうとすると、ウェイターにこう断られてしまいます。

This place is a little too expensive for you.
（この場所は、君にはちょっと高すぎる）

さらにCan you please get away?（向こうへ行ってもらえますか？）と追い払おうとするので、You Tuberは札束が詰まったスーツケースを見せ、What’s crazy is the way you judge people just by their appearance.（外見だけで人を判断しようとするやり方がどうかしている）と責めます。しょぼんとした様子のレストランの人がちょっとかわいそうですが、judge people（人を判断する）など、覚えておくと便利な表現がいろいろ出てきます。

Crazy Plastic Ball Prank（クレージーなゴムボールのいたずら）

お母さんが出かけている間に、お父さんと子どもが、部屋の中をゴムボールでいっぱいにしておきます。帰ってきたお母さんが家のドアを開けるとゴムボールが一気に流れ出し、思わず叫びます。

Are you kidding me!?
（冗談でしょ!?）

でも、ゴムボールの海の中で楽しそうに遊んでいる子どもたちを見ると怒るに怒れず、Oh, my god!（あら、なんてこと！）と言って笑うしかありません。見終わってなんとなくほっこりする動画です。

Cell Phone Crashing at the Airport（空港での携帯電話トラブル）

（※動画の「字幕」ボタンをクリックすると、英語字幕を表示することができます）

空港の中で携帯電話で話をしていると、隣に座った人が、なぜか自分が言ったことに答えてきます。

A: （電話で）I’ll text you.
（メール送るわ）
B: （隣で）Text me and I’ll text you back.
（送って。返事するよ）

「自分に向かって話しかけてる!?」とビックリすると、相手はI’m on the phone with somebody.（他の人と電話で話しているだけだよ）ととぼけています。そのうち自分がからかわれているのだと気づき、笑い出してしまうのですが。

全編空港の中で撮影されていて、How late is your plane delayed?（君の飛行機はどれくらい遅れているの？）など、いろいろ役に立ちそうな表現が出てきます。

からかう／からかわれるときの英会話フレーズ

prankは「悪ふざけ」といった意味合いの強い言葉で、prank call（迷惑電話）と言う使い方もあります。prankと表現されることは、普段まねをしないほうがいいですね。一方で、普段お遊びでからかったりからかわれたりしたときに使えるフレーズをご紹介しておきます。

からかったときに使うフレーズ

It’s a joke.
（冗談だよ）

Just kidding.
（ただの冗談だよ）

kidはここでは「ふざける」「からかう」という意味の動詞。

I didn’t mean to bother you.
（困らせるつもりはなかったんだ）

botherは「困らせる」「迷惑をかける」という意味の動詞。

からかわれたときに使うフレーズ

Come on.
（勘弁してよ）

You must be kidding me.
（ふざけてるんだよね）

Stop teasing me.
（からかうのはやめて）

teaseは「からかう」という意味の動詞。強く言うと怒った感じにも聞こえます。

まとめ

Prank動画には、バナナの皮で足をすべらせるといった、昔ながらのいたずらもあります。言葉がわからなくても内容を楽しめるのがいいところ。引っかかった人のOh, my god!といった反応を楽しみながら、普段の会話の中で使える表現を、少しずつ身につけていくようにしましょう。