外国人を前にするとビビるという人必見!気楽に話せるようになる英会話術

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英語教師をしていると「外国人が怖い!」という意見をよく聞きます。確かに、外見も振る舞い方も日本人とちがう相手と、外国語ではなしをするのは怖いものですよね。

私がはじめて英語をはなした相手は、身長190cm、金髪碧眼のネイティブでした。見上げるほどの大男相手に、体が震えだしたのを覚えています。

使いなれない英語ではなすのは、どうしたって怖いものです。でも、この怖さを克服すれば、誰とでも楽しくコミュニケーションできる未来が待っています。

今回は、外国の人とはなす時、気持ちで負けない方法について考えてみたいと思います。

「こんなに長くはなしてもいいの?」というくらいはなそう

筆者の以前の生徒が、こんなことを言っていました。

「英語圏の人って、しゃべり方が自分勝手ですよね。1人でずっとしゃべってて、私がはなしてるときはあいづちも打ってくれないんです」

この言葉には、英語と日本語のはなし方の違いがよくあらわれています。

英語のなにが怖いかと言えば、あのマシンガンのようなしゃべり方ではないでしょうか? 英語ではなしていると、あいづちはほとんどありません。1人が一方的にはなし続け、もう一方はずっと聴き手にまわっています。はなしが終わると、「攻守交替」のように、さっきまで聞いていた人がマシンガンのようにしゃべり始めます。これが、英語の一般的なはなし方です。

さて、日本語で日常会話をしている時に、そんなはなし方をするでしょうか? 1人で長くはなし続けていると、少し自分勝手な印象がありますね。相手がはなしについてきているかどうか、あいづちを打ったり、うなずいたりしてていねいに確認してあげるのが、日本語のはなし方だからです。

ですから、日本人が英語をはなすと、一方的に相手のはなしを聞かされ続けて「たじたじ」になってしまいます。こちらがはなしをするときも、相手はほとんどあいづちを打ってくれません。ですから、「私のはなしに興味がないのかな」と不安にもなってしまいます。

ポイント1 英語圏の人は、あいづちが失礼だと思っている

ポイント2 英語圏の人は、「攻守交替」ではなす

この恐怖を克服するためには、ふだんから長い文章を自分の口から言えるように訓練することが必要です。「誰が・いつ・なに・どうして・どこで・どうやって」がはっきりした文をすらすらと言う。これができるようになってはじめて、外国人と対等に英語をはなすことができるようになります。

いきなり自分の口から長い英語を出すのはむずかしいです。そこで、まずは書いてみるのがおススメです。例えば、英語で日記をつけるのはどうでしょうか。今日どんなことがあって、自分はどう感じたのか、まとまった文章を書く習慣をつければ、自然と「使える」表現が増えていきます。

はなしの要点をまとめる能力も必要です。一方的に長いはなしを聞かされた後で、それに対して反応できるようにするには、相手がなにを言っていたのかざっくりと理解する力が必要になります。

TOEICのpart4の問題は最高の教材です。このパートは、はなし手が数分間はなし、それについての問題に答えるものです。相手のはなしを聞いて、その内容を大まかに理解する能力は、まさしく、実際の会話の場面で求められるものです。

part4のスクリプトを最後まで聞き、「この人はどんなことをはなしていたか」をかんたんに要約するトレーニングはいかがでしょうか。例えば、「クレームの電話」問題をきいて、はなし手について箇条書きにしてみましょう。

「①この人はクレームをつけている ②テーブルを買った ③テーブルに傷がついている ④交換か返金を要求している ⑤折り返し電話をしてほしいと思っている」

このように相手の言葉を要約することができれば、英語圏の人とはなす時に「ついていけなくてタジタジ」になる心配はなくなります。

多少のミスは割り切ろう

「言い間違えるのが怖いです。単語も文法もあまり自信がないので、間違っていないか、正直不安でいっぱいです」

言い間違いが怖いというのは、多くの人に共通する悩みです。知らない間に失礼な言いかたをしていたらどうしよう、変な言いかたをして笑われたらどうしよう……、こういう悩みはなかなかなくなりません。

では、自分が英語のネイティブになった気持ちで考えてみましょう。あなたは日本人とはなしていて、なんだか変な表現がポンポン出てきます。その中には、笑ってしまうような間違いもあるかもしれません。

ですが、あなたはそんな間違いはもう聞き飽きるほど聞いているのです。世界中で英語が使われていますが、そのほとんどは非ネイティブの英語です。シンガポールの英語も、インドの英語も、どれもあなたにとってはおかしくて仕方ありません。そんななかで、目の前の日本人が多少間違えたところで、いちいち目くじらを立てますか?

一部の日本人は、「日本人は英語ができない」と言われ続けてきたせいで、少し「自意識過剰」になってしまっています。英語のネイティブは英語の間違いなんて慣れきっているのです。いちいち日本人の英語におどろいたりしません。

ポイント3 英語ネイティブは「おかしな英語」を聞きなれている

ですから、英語をはなす時に怖がる必要はありません。多少のいい間違いは、ネイティブにとってはありふれたものだからです。

また、相手がネイティブでないならなおさらです。あなたの英語が合っているかどうか、相手は判断できません。

間違いを気にせずはなしましょう。

通じないのは「相手が悪いのかも」と考えてみよう

もし、頑張って英語をはなしているのに、笑われてしまったらどうしますか?

残念ながら、ノンネイティブの人の英語をからかったり、笑ったりするネイティブもゼロではありません。ささいないい間違いを攻撃したり、揚げ足を取ったりする人にぶつかってしまうこともあります。

こういう人と遭遇してしまうと、英語を勉強するモチベーションは一気に下がってしまいますよね。必死に英語をはなしているのに通じないばかりか、笑われてしまったら、立ち直れないほどのダメージを受けてしまうかもしれません。

さて、この場合、だれに責任があると思いますか? ネイティブと同等の英語を使えない私たちでしょうか? 

私の意見では、ネイティブの側にも責任があると思います。世界の英語はほとんどがノンネイティブの英語です。彼らはノンネイティブの人と円滑にコミュニケーションを取るための訓練をするべきですし、実際、そのようなトレーニングを受けている人も多いのです。

そんななかで、相手のいいたいことを推測したり、適切に配慮してあげたりすることができないネイティブは、残念ながら国際人とは言えないでしょう。こういう人は、「英語ができない」ネイティブだと考えるべきです。

ポイント4 「英語ができない」ネイティブもいる

そのような人とぶつかってしまった場合、会話に失敗してしまっても、自分を責める必要はありません。責任は相手の側にもあるからです。

一度失敗をすると「やっぱり私の英語なんてダメだ。もう英語は使いたくない」と思ってしまいがちです。ですが、相手が違えばうまくコミュニケーションできていた可能性もあるのです。自分を責めず、気持ちを切り替えていきましょう。

まとめ

ポイント1 英語圏の人は、あいづちが失礼だと思っている

ポイント2 英語圏の人は、長くはなし続けることがていねいだと思っている

ポイント3 英語ネイティブは「おかしな英語」を聞きなれている

ポイント4 「英語ができない」ネイティブもいる

4つのポイントを押さえることで、外国人とのコミュニケーションはもっとスムーズになります。言語はアウトプットをすることで上達するものです。いい間違いをおそれず、積極的に英語を使いましょう!

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