「わ、外国ナンバーから電話だ!」ーーそんなとき、テンパらずに対応できるとカッコイイですよね。今回は、シーン別、ネイティブが本当に使う電話表現の総集編です!
1. 電話の出方
“Hello, this is (名前) speaking, from (会社名).”
(○○○社の○○○と申します)
◆電話で名乗る時は“this is”です。”I’m”は直接会ったときに使う表現で、電話では適切ではありません。注意しましょう!
2. 自分あての電話をとったとき
“Can I speak with Ms.○○○?”
(○○○さんはいらっしゃいますか?)
“Yes, this is she.”
(はい、私です)
◆自分あての電話をとったとき、”this is he/she.”(私です)という言い方をします。
3. 相手が名乗らなかったとき
“May I ask who’s calling?”
(どちら様ですか?)
◆“Who is this?”や”Who are you?”、“Who’s speaking?”などは失礼な聞き方なので、絶対に避けましょう!
4. 電話を切らずに待ってもらうとき
“Could you hold on a moment, please?”
(そのまま(電話を切らずに)少々お待ちいただけますか?)
◆”hang on”も「そのまま切らずに待つ」ですが、かなりカジュアルな表現なので、ビジネスシーンではNGです!
5. 間違い電話をしてしまったとき
“I’m sorry, I meant to call someone else.”
(申し訳ありません、別の方にかけるつもりだったのですが…)
◆「〜するつもりだったのに(できなかった)」というときは、”meant to do”を使います。
6. 相手の電波が悪くて声がよく聞こえないとき
“I’m sorry, you’re breaking up.”
(すみません、電波が悪いようでお話がよく聞こえません)
◆電話で相手の声が聞こえないときは、電波状況が悪いとき、相手側に騒音があるとき、相手の声が小さいときなど、様々な状況がありますが、「電波が悪く(音声がとぎれとぎれになって)聞こえない」というときは、”you’re breaking up.”という表現を使います。
”The connection is breaking up.” や ”We have bad reception.”でもOKです。
◆”You’re breaking up with me.”と言ってしまうと、「あなた、もう私と別れるつもりなのね!」となってしまうので要注意です!
7.相手の声が小さかったり周りがうるさくて声が聞こえにくいとき
“I’m sorry, I’m having trouble hearing you.”
(すみません、電波が悪いようでお話がよく聞こえません)
“Could you speak up a little, please?”
(少しだけ大きな声で話していただけますでしょうか?)
◆”Could you speak a little more loudly, please?”と言ってしまいがちですが、“loudly”を使うと「もっとやかましく話していただけますか?」になってしまうので要注意!
いかがでしたか?
次回は「ネイティブが本当に使う電話フレーズ〜後編」をお伝えしていきます!
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