残業大国と言われる日本ですが、その原因の一つに「上司や周りの人がまだ残っているから帰りにくい…」という日本人の”美徳”があります。
しかし、成果物のクオリティや期限を自分でちゃんとコントロールできている限りにおいては、仕事の進捗や予定を明確に報告した上で、ズルズル残業せずに仕事を切り上げることもグローバル人材には必要なスキルと言えるでしょう。
1.「プロポーザルをドラフトしないといけないのですが、今日中に手をつけられそうにありません」
“I need to draft a proposal but I won’t be able to ( )( ) that today.”
◆仕事がたくさんありすぎて、やらなければいけないタスクの一つにたどり着けそうにないときは“get to(タスク)”を使って、あらかじめ報告をしておきましょう。
◆ “I won’t be able to do”は、「将来できそうにないこと」を言うのに使いますが、「約束していたことが突然できなくなった…」という時にも便利な表現です。
“I won’t be able to attend the meeting today.”
(今日、打ち合わせに参加できなくなってしまいました)
正解はコレ!
“I need to draft a proposal but I won’t be able to get to that today.”
2.「終電に乗り遅れないために1時間以内にこれをレビューしてもらわないといけません」
“I have to ( ) this ( ) within an hour so I can make the last train.”
◆「何かを〜してもらう」というとき、“get+(何か)+過去分詞”を使います。
「これをレビューしてもらう」というときは、”get this reviewed.”が正解です。
”get”の代わりに“have”を使って”have this reviewed.”と言えば、よりフォーマルに同じ意味を示せます。
◆“so I can make the last train”の”so”は”so that”(〜するため)の省略形です。
”so that”と言っても不自然ではありませんが、会話の中では“that”を省略することが多いですね。
よって正解はコレ!
“I have to get this reviewed within an hour so I can make the last train.”
3.「(仕事は全部終わってないけど疲れたので) 今日はこれで切り上げます。お疲れ様でした」
“I’ll ( ) it a ( ). See you tomorrow.”
◆まだ仕事は全部終わっていないけど今日は切り上げる、というときは“call it a day”と言います。
チームメンバー全員に「さぁみんな、今日はもう帰ろう!」と促すときも使えます。
“Hey everyone, let’s call it a day!”
◆「あ〜疲れたな、もう今日は切り上げよう!」とその場で決めたときは、例文の“I will”ですが、「今日はここまでやったら切り上げよう」と決めていたことを帰る前に周りの人に知らせる、というときは“I’m going to call it a day.”と言いましょう。
よって正解はコレ!
“I’ll call it a day. See you tomorrow.”
4.「やらないといけないことは100%は終わってないけど、明日朝また続きをやることにします」
“I’m not 100% finished with everything I need to do but I’ll ( ) it ( ) up tomorrow morning.”
◆今日はほどほどのところで切り上げて続きはまた後でする、というときは“pick it back up(いつ)”を使います。
仕事はもちろん、読書やゲームなど、「何かを引き続きやる」というとき全般に使えて便利な表現です。
よって正解はコレ!
“I’m not 100% finished with everything I need to do but I’ll pick it back up tomorrow morning.”
いかがでしたか?
仕事の効率や健康のためにも、これらのフレーズをうまく使って、ある程度自分で勤務時間をコントロールしていけると良いですね。
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