英語でも謙遜はする?「そんなの習ってないよ〜!」な表現5選——正しいのはどっち?【キャリアアップのためのビジネス英語講座】

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ネイティブはよく使うのに、日本の学校では習わない表現やニュアンスの違いは本当にたくさんあります。

正しいのはどっち?

1.「ここ最近、出張に行きましたか?」

A. Did you go on a business trip recently?
B. Did you go on a business trip these days?

Aの”recently”もBの”these days”も「ここ最近」という意味ですが、「ここ最近」が表している”期間”のニュアンスが全然違います。
“recently”は「ここ最近数週間〜数ヶ月前に起こったこと」をいうときに「過去形や現在完了形」とともに使いますが、”these days”の場合は「6ヶ月〜30年前」という長いスパンの間に大きく変わった「変化」(変化した結果の今の状態)をいうときに「現在形」(現在進行形も可)とともに使います。

It seems to be trendy these days to run an online business.
(近年はオンラインビジネスがトレンドなようだ)

「最近出張に行きましたか?」は過去の出来事の有無について聞いているだけなので、”recently” を使います。

正解はA!

2. 「(私が決めることではないですが)あと3人スタッフを雇う必要があるのではないでしょうか?」

A. You’d better hire three more staff members.
B. I’d say that you need to hire three more staff members.

低姿勢で意見を言いたいとき、また、自分には決定権はないけど誰かにアドバイスする、というときは、Bの“I would say that…”が便利です。
Aの”You had better do”は、「〜した方が良い」と人に何かを勧めるときに使えますが、実はこれ「さもないと(何か悪い結果)になっちゃいますよ」というニュアンスに聞こえてしまいます。どっちかというと、親が子供に「何かしなさい」と強めに伝えるときや、ケンカしている相手にも使うくらい直接的で強い表現なので、目上の人には使わないように注意しましょう。

正解はB!

3. 「それは(立場上)あなたが決めるべきことです」

A. It’s your call.
B. It’s up to you.

Aの”It’s your call.”もBの”It’s up to you.”も「あなた次第」という意味ですが、この2つにもニュアンスの違いがあります。
”It’s your call.”は、“It’s up to you.”よりも、「あなたが権限を持っているのだから、あなたが決めるべきです」という強い意味を持つんですね。

意味合い的には“I don’t care.”(自分が決める問題ではない)ですが、これは上司などに使うにはかなり直接的で失礼な言い方になるので注意しましょう!

正解はA!

4. うまい謙遜の仕方はどっち?

A. Oh really? I don’t think so at all!
B. Oh that’s very nice of you to say.

誰かにほめられたとき、日本人はよく「いやいや〜そんなことないよ」と”謙遜”しますが、「外国人相手に謙遜してもいいのかな?」と思ってしまったり、そもそも、謙遜の表現なんて、あまり学校では習いませんよね。

でも、外国人にとっても適度な謙遜は美徳の範疇です。
あくまでも「適度であること」が大事なので、Aの”I don’t think so at all!”(そんなわけありませんよ!)だと、全否定しすぎです。
Bの”That’s very nice of you to say.” であれば、「(そうでもないんだけど)そう言ってもらえると嬉しいです」という謙遜しながらもポジティブなニュアンスを表すことができます。
“Oh that might not be true, but it’s nice of you to say.”などと言うのも良いですが、”That’s very nice of you to say.”や“It’s nice of you to say.”だけで十分です。

正解はB!

5.「最終的には、大幅に人員削減することを決定しました」

A. At last, we decided to make significant cutbacks.
B. At the end of the day, we decided to make significant cutbacks.

Aの”at last”(とうとう、ついに)は、原則「良い結果に対して」使いますので、この場合、「やっと大幅に解雇することができそうだよ」と聞こえてしまいます!
Bの”at the end of the day”も「最終的には」という意味で、ビジネスシーンで最終的な決定を伝えるときによく使われるフレーズです。

“make cutbacks”は、会社のコスト削減のために従業員を解雇するときのオブラートに包んだ言い方です。

正解はB!

いかがでしたか?
今回の5つのフレーズも、実際に使って自分のモノにしていきましょう!

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