洋画・海外ドラマでよく出る「前置きフレーズ」10選

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
watching football match at the tv

「ねえねえ」「実は…」「そうだ、いいこと考えた!」などなど、日本語と同様、英語にも定番の「前置きフレーズ」があります。

今回は洋画や海外ドラマでよく登場するフレーズを10個ピックアップしてご紹介します。実際の会話でそのまま使えるのはもちろん、洋画や海外ドラマを見ているときに「あ、またこのフレーズだ!」と聞き取れると楽しいので、ぜひ覚えておいてくださいね。

1. You know what? (あのさ、ねえねえ)

もっとも頻繁に耳にする前置きフレーズです。早口で不明瞭に言われることが多く、[ユノワッ]のように聞こえます。
直訳すると「(私が何を話そうとしていることが)何か分かる?」という意味ですが、相手に質問しているわけではなく、そのまま内容を話し続けることがほとんど。
You know what?の後に間があいた場合は、聞き手が「What?」と返すときもあります。

(例)You know what? (ねえあのさ)
   -What? (何?)
   -I’m glad to be here today.(今日はここに来られてうれしいよ)

2. Actually,/The truth is, (実は…)

「実は…」は日本語でもよく使いますね。日本語とほぼ同じニュアンスです。

(例)Actually, I’ve been thinking the same thing.
(実は同じことを考えていたんだ)

(例)The truth is, she likes you.
(実は、彼女は君のことが好きなんだ)

3. I’m telling you(ya). (よく聞いてね/言っておくけど)

直訳すると「私はあなたに話しているよ」という意味ですが、これから話す内容を念押ししたいときに使われるフレーズ。I’m tellin’ ya.[アィムテ’リンヤ]と発音されることが多いです。

(例)I’m telling you, I’ve got pretty definitive evidence.
(言っておくが、かなり決定的な証拠があるんだぞ)

(例)I’m telling you, this is not going to work.
(あのねぇ、こんなのうまく行かないってば)

4. (Let’s) face it.(現実を見よう/率直に言おう)

ここでのitは、目を背けたい現実・厳しい現実を指しています。faceは動詞で「直面する」という意味なので、「現実に直面しろ(しよう)」ということですね。ちょっと厳しい助言や提案をする場面で使われます。

(例)Let’s face it, we’re lost.
(現実を認めよう、俺たちは道に迷ったんだ)

(例)Face it, you’re not going to win the lottery.
(現実を見なさい、宝くじなんて当たるわけないでしょう)

5. Let me (Let’s) get this straight. (ここまでの話を整理させてください/はっきりさせておきましょう)

ややこしいこと(this)をまっすぐ(straight)にするイメージです。相手が説明しているのをいったん制止して、内容を確認したいときによく使われます。
Let me(~させて)を Let’s(~しよう)にすると、「はっきりさせておこう」「ひとつ言っておくぞ」というニュアンスに。

例として映画のセリフをご紹介しますね。

Let me get this straight, professor. You’re actually giving us permission to do this?
(つまりこういうことですか、教授。本当に僕たちにこれをする許可を与えると?)
-ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2 (2011)

Let’s get this straight. You may not want me here, but I definitely don’t want to be here.
(ひとつ言っておく。お前は俺にいてほしくないかもしれないが、俺の方こそこんなところにいたくねぇんだよ)
-トリプルX(2002)

6. (I’ll) tell you what.(こうしよう)

いいアイディアや提案を思いついたときに使うフレーズで、「そうだ、こうしよう」「いいこと思いついた」というニュアンスです。

私がこのフレーズに初めて出合ったのは、映画「ローマの休日(1953)」です。
カフェテラスに座ったりウィンドウショッピングしたり、そんな当たり前のことをしてみたいの、と語る王女(オードリー・ヘップバーン)に、新聞記者(グレゴリー・ペック)が提案します。

Tell you what. Why don’t we do all those things—together?
(こうしよう。それを全部やらないか?一緒に)

7. Let me put it this way.(こう言ってみよう/こんな風に説明してみますね)

ここでのputは「考えを言葉に置き換える」つまり「表現する、言う」という意味。直訳すると「それをこのように表現してみましょう」となり、分かりやすい例えを用いて説明するときの定番フレーズです。

(例)英語ができないのに英語でのテレカンに出席せよと言われて…
Let me put it this way. I’d be speechless as if I were a newborn baby.
(つまりこういうことです。僕は新生児のごとく無口になるでしょう)

(例)付き合っている彼女に「私のことホントに好きなの?」と聞かれて…
Let me put it this way. If I didn’t like you, I’d break up with you.
(つまりこういうことだよ、嫌いだったら別れてるって)

映画のセリフも一つご紹介しますね。

Let me put it this way. It’s like he gave you beer-goggle laser surgery.
(つまりこういうことだ。アイツはお前に『ブスが美人に見えるレーザー手術』を施したのさ)
※beer-goggle=ビールに酔いすぎてどんな女も美人に見えること
-愛しのローズマリー(2001)

8. if I’m correct(私の記憶が正しければ)

これはそのままの意味で、日本語でもよく使うフレーズの一つですね。記憶が100%確かではなく、断言するのを避けたいときに便利です。文頭ではなく後ろに置いてもOK。
Correct me if I’m wrong, but…(間違っていたら訂正してほしいんだけど…)も併せて覚えておきましょう。

(例)If I’m correct, our next meeting is tomorrow, November 1st, at 7pm.
(私の記憶が正しければ、次の会議は明日11月1日で、午後7時からです)

(例)Correct me if I’m wrong, but our next meeting is tomorrow, right?
(間違っていたら訂正してほしいのですが、次の会議は明日でしたよね?)

9. With all due respect,(お言葉を返すようですが)

直訳すると「払われるべきすべての敬意と共に」という意味で、目上の人に反論するときに使われる定番フレーズです。日本語で言う「お言葉を返すようですが」にぴったりのニュアンスですね。

(例)With all due respect, that’s not a good idea.
 (お言葉ですが、それはよい考えではありません)

(例)With all due respect, that’s almost impossible.
 (お言葉ですが、それはほとんど不可能です)

10. if you ask me(私に言わせれば)

日本語では「私に言わせれば」ですが、英語では「あなたが私に聞くのなら」となるのですね。こちらも文頭だけでなく、後ろに置かれることもあります。

私がこのフレーズに初めて出合ったのは、映画「ブリジット・ジョーンズの日記(2001)」でした。
彼氏のために張り切って料理をしたブリジット(レニー・ゼルウィガー)でしたが、肉を縛っていたヒモの塗料が溶けだしてスープが真っ青に! 本当にまずそうでしたが、心優しいマーク(コリン・ファース)はフォローして言います。

If you ask me, there isn’t enough blue food.
(僕に言わせれば、青い食べ物というのもめずらしくていいよ)

映画「ショーシャンクの空に(1994)」でも使われていました。

Waste of time, if you ask me.
(俺に言わせれば時間のムダだ)

いかがでしょうか。今回ご紹介した以外にも、会話で便利な定番フレーズはたくさんあります。洋画や海外ドラマを見る際は、ぜひ注目してみてくださいね。

メールマガジンで新着記事や、あなたの英語学習をサポートする情報をお届けします。

購読する

レアジョブ英会話はこちら レアジョブ英会話はこちら