勇気と笑顔と少しの英語をカバンにつめて、まっさらな自分に会いにいこう!

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レアジョブ英会話では7月1日(水)に新教材「トラベル英会話教材」をリリースしました。今週は、トラベル英会話教材リリースを記念し、旅行にまつわる英語のコラムをお届けします。

勇気と笑顔と少しの英語をカバンにつめて、まっさらな自分に会いにいこう!

私は、昔から自分に自信がない。
皆さん、多かれ少なかれ思春期にあると思うのだが、「自分の容姿が嫌い!自分の性格が好きになれない!」時期。私は、そのまま大人になってしまった。
社会人になり、自信が無いため人に合わせ、「自分」というものが無く、人の目ばかり気にして、とにかく会社に迷惑が掛からないよう昼夜を問わず必死に仕事をしてきた。
いつも通りの残業で仕事をする深夜、ふと窓ガラスに映る自分の姿を見ると、何かがボロボロと音を立ててこぼれ落ちているように感じた。

そして、私は旅に出た。
このときの私のカバンにはただ一つ、「旅に出る」少しの勇気しか入っていなかった。

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英語を話したい! キッカケは「いじめ」!?

親友との世界一周。ほぼ準備らしい準備もせず旅に出た。少しの勇気しか荷物にない二人にとって、旅の最初の一ヶ月は過酷そのもの。
英語も中学生程度しか話せないため、恥ずかしさもあり、誰とも話さず、自分達が行ける範囲で旅を続けるしかなかった。
だって、誰にも迷惑をかけたくなかったから。
変化が訪れたのは、ヨーロッパを鉄道で廻っていた2ヶ月目のある日、オーストリア・ウィーンにて。旅に出る前に破っておいた旅行雑誌のホテル欄から安宿を選び、そこに落ち着く。宿はほとんど、1部屋に様々な国のバックパッカーが男女混合で泊まるスタイルのドミトリー。今回もドミトリーに宿泊し、たくさんの2段ベッドだけが鎮座してある部屋へ。

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宿に到着したのが遅い時間だったため、早速シャワーを浴び就寝しようとしていたところ、アジア人ならではの、ちょっとした「いじめ」を受けた。
今からシャワーを浴びて、夜の街に遊びに行きたいイギリスの若い少女達。私たちが先に浴びようとしているのを察知し、2つしかないシャワールームを嘘をついて先に使用した。それも好意を装っての嘘。
好意に疑いを持たず日本で生活をしていた私たち二人は、まんまと騙されてしまった。気付いたのは、彼女たちが綺麗に着飾り、若い男性を引き連れ部屋を出る直前「アジアン○○○○!!」と嘲笑を浮かべ放たれた言葉で。

最初は何が起きたのか、何を言ったのか英語も分からず戸惑った。でも、ひどい事を言われている事だけは、バカ笑いをしながら「アジアン!アジアン!」と放たれ続ける様子で分かった。
正直、とてつもなく悔しかった。
「大した事ではない、ちょっと嘘をつかれただけ」そう自分に言い聞かせてみても、やっぱり悔しかった。
だって、なんてコトバを放たれているかも、正確には分からない。
そう。自分に。英語が分からない自分に、腹が立った。
次の日の朝、若い彼女たちは、まだ私たちがベッドで横になっている時間から「アジアン!」を連呼したままチェックアウトを終え、部屋を出て行こうとしている。
旅に出た当時の私は社会人も経験し、はっきり言って、いい大人の年齢。
しかし、このままフツフツとした気持ちを隠したままでいいのか!!
そのとき、私は10代の年齢に戻った。だって悔しかったんだもん。
一発、刀を振り下ろしたかった。
部屋を出て行こうとしている彼女たちに、
「こ、この!遊び人!! お、お、おばさんが!!!」

はい、これはすべて日本語。そのまんま。
それも自分よりも5つは若いだろうと思われる相手に向かって、放った刃。
振り下ろした刀は、むなしく空を切った。その刃は非常に脆かった。敵に当たる前に、コトバの壁によって崩れ去った。
旅中、英語が話せないため恥ずかしさもあり、全くコミュニケーションを取ってこなかったツケだ。
当たらなかった一発。悔しかった。

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簡単でも英語を話せば、話すほど、彩る私の世界旅

キッカケはなんでもいい。
それから私は変わった。
一部始終を同じ部屋で見ていた様々な国の旅行者たち。みな代わる代わる、慰めてくれた。優しかった。
コトバはよく分からなかったが、様々な文化に触れ、楽しいと思った。
人と関わるって、あったかい。そう、感じた。
恐らく、嘘をついた少女たちとも最初にコミュニケーションを取っていたら、こんな事にはならなかっただろう。

それからふたりだけの旅は、出会った仲間との旅へと変わる。
片言の英語で一緒に行動をともにし、並んでご飯を食べ、同じ景色を見て感動し、たっくさん迷惑をかけた。
ふたりだけでは経験できなかったことを、出会った仲間と味わった。
自分に自信がなく、人と関わるのも迷惑がかかると思っていたが、いつの間にか肩肘張らずにゆっくり歩けるようになっている自分に気付いた。
様々な人と向き合う時間は、自然と本来の自分とも向き合わせてくれていた。
裸の自分と向き合ったら、「自信」なんてものは大して重要じゃないことに気付く。自信がなくたって、毎日笑ってる。毎日勇気出して一歩進んでる。

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気付いたら、私の旅行カバンには、たくさんの勇気と笑顔が入っていた。
それは、少しの英語をカバンに詰め込んだおかげで。

キッカケはなんでもいい。
でも、英語が少しでも話せたなら、あなたの人生は今よりも、もっと、彩る。

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