「℃」と「℉」をマスター!温度に関する英語フレーズ集

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「℃」と「℉」をマスター!温度に関する英語フレーズ集
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数字は読めても、温度を英語で自然に言おうとすると迷うことはありませんか?アメリカでは華氏(℉)、日本や多くの国では摂氏(℃)が使われます。本記事では、日常生活や会話で役立つ温度の英語表現を幅広くご紹介します。

基本の温度表現

まずは温度表現の基礎を押さえましょう。「数字+degrees」の形は世界共通で使えますが、摂氏(Celsius)と華氏(Fahrenheit)の違いを理解しておくことが大切です。これで天気予報や日常会話でも迷わず話せるようになりますよ!

摂氏(Celsius)と華氏(Fahrenheit)

摂氏(Celsius)は日本をはじめ世界の多くの国で使われ、氷点は0℃、沸点は100℃です。一方、華氏(Fahrenheit)はアメリカなど少数の国で使われ、氷点は32℉、沸点は212℉です。そのため、日常生活で温度を話すときは、どちらの単位かを意識しましょう。

Celsius の発音:[ˈsels.i.əs](セルシアス)

Fahrenheit の発音:[ˈfær.ən.haɪt](ファーレンハイト)

「数字+degrees」の基本

温度を表すとき、まずは「数字+degrees」のシンプルな言い方を覚えましょう。摂氏・華氏の違いを理解することで、英語での表現がスムーズになります。

It’s 25 degrees Celsius. (摂氏25度です)

It’s 77 degrees Fahrenheit. (華氏77度です)

It’s 80 degrees Fahrenheit today. (今日は華氏80度です)

The temperature is below zero. (気温は氷点下です)

小数点のある温度の読み方

気温をより正確に表すとき、小数点(decimal point)が入ることがあります。英語では 「point」を使って表現しましょう。日本語の「26.5度(にじゅうろくてんごど)」に相当するのは、英語で「twenty-six point five degrees」です。

It’s 26.5 degrees Celsius today. (今日は摂氏26.5度です)

The temperature dropped to 0.3 degrees. (気温が0.3度まで下がりました)

Water freezes at 32.0 degrees Fahrenheit. (水は華氏32.0度で凍ります)

小数点以下は1 桁ずつ読むこともありますが、日常会話では「point five(0.5)」「point three(0.3)」のように短く言うのが一般的です。

氷点と沸点の表現

科学や日常の会話では、「氷点」や「沸点」を表すフレーズも役立ちます。特に理科の授業や雑談で登場することがあります。

The freezing point of water is 0 degrees Celsius. (水の氷点は摂氏0度です)

The boiling point of water is 100 degrees Celsius. (⽔の沸点は摂氏100度です)

It’s minus 5 degrees Celsius. (マイナス5℃です=氷点下5度です)

換算のコツ

摂氏と華氏の換算は正確な計算式もありますが、会話では簡単な近似計算を知っておくと便利です。

℃ → ℉ : Multiply by 2 and add 30(2倍して30を足す)
℉ → ℃ : Subtract 30 and divide by 2(30を引いて2で割る)
⇒ 20℃ ≈ 70℉、100℉ ≈ 35℃

ちなみに、「≈」は「ニアリーイコール」と呼ばれる記号で、国際的には「≒」よりも「≈」が使われることが一般的です。

天気と気温のフレーズ

天気の話題は英会話の定番です。気温を交えて話すことで、より自然なコミュニケーションができます。ここでは天気予報や日常会話でよく使う表現を見ていきましょう。

気温を話題にする表現

まずは「今日は暑い」「涼しい」など、気温そのものを話すときの基本フレーズです。

It’s hot today. (今日は暑いですね)

It’s chilly this morning. (今朝は肌寒いです)

It’s getting warmer. (だんだん暖かくなってきました)

It’s freezing outside. (外は凍えるほど寒いです)

天気予報での表現

天気予報では気温とともに天気の状態も伝えられます。最低気温・最高気温に加え、晴れ・曇り・雨などの表現を押さえておくと便利です。

The high will be 30 degrees Celsius. (最高気温は30℃です)

The low will be 15 degrees Celsius. (最低気温は15℃です)

Tomorrow’s forecast calls for 28 degrees and sunny skies. (明日の予報は28℃で晴れです)

<天気のバリエーションを表すフレーズ>

It will be sunny tomorrow. (明日は晴れるでしょう)

It will be cloudy in the afternoon. (午後は曇るでしょう)

There’s a chance of rain this evening. (今夜は雨の可能性があります)

It might snow tomorrow. (明日は雪が降るかもしれません)

Thunderstorms are expected tonight. (今夜は雷雨の予報です)

気温差を表すフレーズ

日によって寒暖差が大きいときに使える表現です。体調管理の注意などにもつなげられます。

There’s a big difference between day and night temperatures. (昼と夜の気温差が大きいです)

It feels much cooler than yesterday. (昨日よりずっと涼しく感じます)

It was 30 degrees yesterday, but only 20 today. (昨日は30度でしたが、今日は20度しかありません)

体感温度の表現

実際の気温だけでなく、「体感的にどう感じるか」を伝えるフレーズも役立ちます。

It feels like 40 degrees with the humidity. (湿度のせいで体感は40度くらいです)

It feels colder than it actually is. (実際の気温より寒く感じます)

日常生活で役立つ温度表現

温度は天気以外にも、料理や飲み物、体温、エアコンの設定など、日常生活のさまざまな場面で使われます。ここでは生活に直結する便利な表現を学びましょう。

料理の温度表現

レシピや料理の会話では、オーブンの温度や火加減を英語で表すことがあります。

Preheat the oven to 180 degrees Celsius. (オーブンを180℃に予熱してください)

Simmer the soup on low heat. (スープを弱火で煮てください)

Bake at 350 degrees Fahrenheit for 30 minutes. (350℉で30分焼いてください)

飲み物の温度表現

飲み物の温度を注文や会話で伝えるときに役立つ表現です。

I’d like an iced coffee. (アイスコーヒーをお願いします)

Would you like hot or iced? (お茶はホットにしますか、それともアイスにしますか?)

This soup is too hot to eat. (このスープは熱すぎて食べられません)

体温の表現

英語で体温を表すときも「degrees」と「point」を使います。日本語の「37度5分」は小数で表現し、37.5 degrees(thirty-seven point five degrees)のように表します。

My temperature is 37.5 degrees Celsius. (体温は摂氏37.5度です)

She has a fever of 38.2 degrees. (彼女は38.2度の熱があります)

His body temperature is 36.8 degrees Celsius. (彼の体温は36.8度です)

アメリカでは体温を華氏(Fahrenheit)で表すのが一般的です。たとえば「37.5℃」は華氏で「99.5°F」になります。海外で熱を伝えるときは、摂氏か華氏かを明確にすると安心です。

お風呂・シャワーの温度表現

お風呂やシャワーの温度を調整するときにも「hot」「warm」「cold」などの表現を使います。

The water is too hot. (お湯が熱すぎます)

The bath is nice and warm. (お風呂はちょうどいい温かさです)

The shower is cold.(シャワーが冷たいです)

エアコン・暖房の設定

エアコンや暖房の温度調整は日常的に出てくるフレーズです。

Set the air conditioner to 24 degrees Celsius. (エアコンを24℃に設定してください)

Can you turn up the heat? (暖房を強くしてくれますか?)

It’s too cold with the air conditioning on. (エアコンをつけると寒すぎます)

比喩や表現に出てくる温度

温度に関する単語は、実際の気温や物の温度だけでなく、比喩的に「気持ち」や「状況」を表すのにもよく使われます。ここでは日常会話で耳にする表現をご紹介しましょう。

「熱い」「冷たい」で気持ちを表す

温度を感情にたとえて使うと、豊かな表現になります。

She gave me a cold look. (彼女は冷たい視線を向けた)

He has a warm personality. (彼は温かい人柄です)

That’s a hot topic right now. (それは今ホットな話題です)

人間関係や雰囲気を温度で表す

人間関係や場の空気も「温かい」「冷たい」で描写されます。

The discussion got heated. (議論が白熱した)

There was a cold atmosphere in the room. (部屋には冷たい雰囲気が漂っていた)

They have a warm relationship. (彼らは温かい関係です)

状況や反応を温度で表す

「熱狂」「冷静」「冷遇」など、状況や反応を温度で表すこともあります。

He received only a lukewarm response. (彼はぬるい反応しか得られなかった)

Stay cool under pressure. (プレッシャーの中でも冷静でいなさい)

The plan met with a cold reception. (その計画は冷ややかに受け止められた)

meet with ~は「~(人)に会う」の他に、「~を受ける・味わう」「~に遭遇する」という意味もあるので合わせて覚えておきましょう。

温度に関する英語フレーズを会話に取り入れよう

温度に関する英語表現は、天気予報や日常生活、さらには比喩的な言い回しにまで広がっています。

・基本の温度表現(Celsius / Fahrenheit、氷点/沸点)
・天気と気温のフレーズ(最高気温/最低気温、晴れ/曇り/雨など)
・日常生活での温度表現(料理/飲み物/お風呂/エアコン)
・比喩表現(warm personality/ cold look/ heated discussion など)

これらを知っておくことで、英語での会話がぐっと自然になります。

今日の天気を話すとき、飲み物を注文するとき、人柄を表現するときなど温度をめぐるフレーズは日常のあらゆる場面で役立ちます。ぜひ繰り返し声に出して練習し、自分の会話に取り入れてみましょう。

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