英語の「Wonder」を完全攻略!ネイティブが使う自然な表現をマスターしよう!

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「Wonder」という英単語、実はネイティブの日常会話で頻繁に使われる便利な表現です。けれども、日本人にはあまり馴染みがないと感じたことはありませんか?

そこで今回は、「I wonder if ~」や「I’m wondering if ~」のニュアンスの違い、そして「I wonder who ~」のように疑問詞と組み合わせた使い方を徹底解説!

この記事を読めば、ネイティブらしい自然な表現を使いこなせるようになります。「Wonder」をマスターして英語力をレベルアップしましょう!

「Wonder」ってどんな意味?基本的な使い方を押さえよう

「Wonder」は日常会話からフォーマルな場面まで幅広く使える便利な言葉です。「驚き」や「疑問」、「興味・好奇心」を表現する際に役立ちます。ここでは、「Wonder」の基本的な意味と使い方を名詞と動詞に分けてわかりやすく解説!「Wonder」の基本的な意味と使い方を押さえるだけで、英語の表現力がぐっと広がりますよ!

名詞としてのWonder:驚きや不思議さを表す

名詞としてのWonderは、「驚き」「不思議さ」「奇跡」といった感情や状況を表現。たいていポジティブなニュアンスで使われます。

It’s a wonder how she manages everything so well.(彼女がすべてをうまくやりくりしているのは驚きだ)

The Grand Canyon is one of the natural wonders of the world.(グランドキャニオンは世界の自然の驚異の一つだ)

動詞としてのWonder:疑問や好奇心を表す

動詞としての「Wonder」は、「~かなと思う」「~を不思議に思う」という意味で使われます。疑問を持ったり考えたりする際に便利な表現で、自分の考えや疑問をやんわり伝えるのに最適です。

I wonder if it’s going to rain today.(今日は雨が降るかな)

She wondered why he didn’t call her back.(彼女は、彼がなぜ折り返し電話をしなかったのか不思議に思った)

Wonderの形容詞・副詞とのセット表現

Wonderは形容詞や副詞と組み合わせたり、Wonderの形容詞や副詞を使ったりすることで、さらに豊かな表現が可能です。たとえば、「full of wonder(驚きに満ちた)」「wonderful(素晴らしい)」「wonderfully(素晴らしく)」といった形で使われます。

The child’s eyes were full of wonder as she saw snow for the first time.(その子どもの目は、初めて雪を見た驚きに満ちていた)

You did a wonderful job on this project!(このプロジェクト、素晴らしい出来だね!)

The air in Finland was wonderfully pure.(フィンランドの空気は驚くほど清らかだった)

The forest was full of wonder, and the guide wonderfully explained its hidden secrets.(森は驚きに満ちていて、ガイドはその隠れた秘密を素晴らしく説明してくれた)

ネイティブはこう使う!「I wonder if ~」の基本と応用

「I wonder if ~」はネイティブが日常的に使う表現で、丁寧に疑問や考えを伝えるフレーズです。また、「I’m wondering if ~」や「I was wondering if ~」といったバリエーションによって、ニュアンスや状況に応じた使い方が可能です。ここでは、それぞれの違いや使い方を見ていきます。

I wonder if ~:控えめで間接的な疑問を表現

「I wonder if ~」は何かを考えたり疑問に思ったりするニュアンスを含み、特に直接的に質問するのではなく、自分の考えや疑問を伝えるときに使います。日常会話では、相手への丁寧な配慮を感じさせる間接的な質問としても役立ちます。

I wonder if he’s busy right now. (彼は今忙しいのかな)

→ 独り言としても使える表現

I wonder if you could help me with this issue. (この件でお手伝いいただけませんか)

→ 相手への依頼を控えめに表現

I wonder if we should take a break now. (今、休憩を取った方がいいのかな)

→ 意見を間接的に提案するニュアンス

<ポイント>
・独り言から丁寧な提案まで幅広く応用可能
・自分の思考や感情を相手に柔らかく伝えるときにも便利

I’m wondering if ~:やんわりした依頼や質問に

進行形の「I’m wondering if ~」は「今ちょうど考えているところです」といったニュアンスを持ち、より柔らかいトーンで使えます。特に、依頼や提案をするときに便利な表現。

I’m wondering if you could help me with this report.(このレポートを手伝ってもらえないかなと思っているんだけど)

I’m wondering if we should call her before visiting.(訪問する前に彼女に電話した方がいいかなと思っているんだけど)

<ポイント>
・相手に配慮を示したい場面で使える
・より丁寧で控えめな印象を与える

I was wondering if ~:さらに丁寧で控えめな依頼表現

過去進行形の「I was wondering if ~」は、さらに遠回しで丁寧な印象を与えます。特に、フォーマルな場面や初対面の相手に使うと効果的です。

I was wondering if you might be available for a meeting tomorrow.(明日、ミーティングに出られるかどうか伺いたいのですが)

I was wondering if you could help me with this project.(このプロジェクトを手伝っていただけないかと思いまして)

<ポイント>
・丁寧で控えめな印象を与えるため、ビジネスシーンでよく使われる
・過去形を使うことで、直接的な依頼を避けるニュアンスを加える

このように「I wonder if ~」は日常的な疑問や考えを伝えるときに便利で、進行形や過去形を使うことで柔らかさや丁寧さを調整できます。この表現をマスターして、ネイティブらしい自然なコミュニケーションを楽しみましょう!

疑問詞と組み合わせて使う「I wonder who / what / where ~」

「I wonder」は疑問詞(who, what, where, when, why, how)と組み合わせることで、さまざまな質問や考えを柔らかく表現できます。

独り言のように使うことが多いですが、相手との会話の中でも控えめに疑問を提示する際に役立ちます。ここでは、疑問詞との組み合わせによる具体的な使い方を見ていきましょう。

I wonder who ~:誰だろう?

「I wonder who ~」は、「誰なんだろう」という疑問を柔らかく表現。特に、相手に直接質問せずに、独り言や間接的に伝える形で使います。

I wonder who left their bag on the table.(誰がテーブルの上にカバンを置いていったんだろう)

I wonder who will win the competition.(誰がそのコンペで優勝するんだろう)

<ポイント>
・相手を指名したり特定したりする際にも使える表現
・会話の流れで自然に使うと柔らかい印象に

I wonder what ~:何だろう?

「I wonder what ~」は、「何なのかな?」という疑問を示します。特に、理由や内容を考えているときに便利。

I wonder what she’s thinking about.(彼女は何を考えているんだろう)

I wonder what caused the delay.(何が遅れの原因だったのかな)

<ポイント>
・特定の出来事や物事について考えるときに使える
・疑問を投げかけながらも、強い質問には聞こえない柔らかさが特徴

I wonder where ~:どこだろう?

「I wonder where ~」は、「どこなのかな?」という疑問を表現。場所や行き先に関する疑問に適しています。

I wonder where he went after the party.(彼はパーティーの後どこに行ったんだろう)

I wonder where I put my keys.(カギをどこに置いたんだったかな)

<ポイント>
・日常生活の中で、物を探したり行方を確認したりする際に頻繁に使われる
・自然なトーンで会話に取り入れることができる

応用:疑問詞をさらに広げてみよう!

疑問詞のバリエーションを増やすことで、より具体的な表現が可能になります。

I wonder when they will arrive.(彼らはいつ到着するのかな)

I wonder why she hasn’t called back.(なぜ彼女は電話をかけ直してこないんだろう)

I wonder how they managed to finish the project so quickly.(どうやって彼らはそんなに早くプロジェクトを終わらせたのかな)

「Wonder」と「Think」の違いを理解しよう!

「Wonder」と「Think」はどちらも「考える」という意味を持つ言葉ですが、そのニュアンスや使い方は大きく異なります。ネイティブの感覚に近づくために、これらの違いを理解して使い分けをマスターしましょう!

「Wonder」は疑問や興味を表す表現

何かに対して疑問や好奇心を抱くとき、「Wonder」を使うと自然なニュアンスが生まれます。

I wonder why she didn’t attend the wedding.(なぜ彼女が結婚式に出席しなかったのか不思議だ)

I wonder if we should leave earlier.(もっと早く出発した方がいいのかな)

「Think」は意見や判断を示す表現

「Think」は、何かについて意見を述べたり、自分の考えを伝えたりするときに使います。

I think she forgot about the meeting.(彼女はミーティングのことを忘れたと思う)

I think it’s a good idea. (それはいいアイデアだと思うよ)

ニュアンスの違いを意識しよう!

同じ場面でも「Wonder」と「Think」を使い分けることで、伝わるニュアンスが大きく異なります。

I wonder if he’ll like this gift.(彼はこのプレゼントを気に入ってくれるだろうか)

I think he’ll like this gift.(彼はこのプレゼントを気に入ると思う)

I wonder if she’s upset about something.(彼女は何かに腹を立てているのかな)

I think she’s upset about something.(彼女は何かに腹を立てていると思う)

「Wonder」を使いこなしてネイティブに近づこう!

Wonderを使うことで、英語表現が一層豊かで自然になります。疑問を柔らかく丁寧に表現する技を身につけて、ネイティブスピーカーとよりスムーズなコミュニケーションを楽しみましょう!

Wonderを使いこなしてネイティブに近づきたいという人は、ぜひ、レアジョブ英会話を活用してみましょう。

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