TOEIC学習が続かない?モチベーションを保つためのコツ5選

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TOEICスコアアップを目指して学習を始めたものの「勉強が続かない」「すぐに飽きてしまう」「いつも三日坊主」という悩みを抱える方は少なくありません。実際、多くの学習者が途中で挫折してしまうのが現状です。しかし、モチベーションを保ち、継続的に取り組むことができれば、確実にスコアは向上していきます。この記事では、仕事や学業と両立しながらTOEIC学習のモチベーションを維持・向上させるための具体的な方法をご紹介します。

TOEIC学習でモチベーションが低下する原因 

TOEICの学習において、誰もが直面する課題がモチベーションの維持です。熱意を持ってスタートしても、途中で挫折してしまう人は少なくありません。では、なぜモチベーションは下がってしまうのでしょうか?その原因を見ていきましょう。

目標設定のミス

第一に、無理な目標設定が挙げられます。よくあるのが「半年で300点アップ!」といったような現実離れした目標。もちろん、尋常じゃない努力をすれば、半年で300点アップも可能かもしれませんが、実際のところ、TOEICスコアはそう簡単に伸びません。目標が高すぎると、実際の結果とのギャップにやる気が削がれてしまいます。また、目標が曖昧なのもよくありません。「いつか伸びたらいいな」ぐらいの気持ちでやっていると、どこに向かって頑張ればいいのかわからなくなりますし、日々の学習にも身が入りません。

成果が出ない

成果がなかなか出なくてモチベーションが下がることもあります。成果が出ない理由は、努力の方法が間違っているか、単純に努力量が足りない可能性があります。正しい努力をしていたとしてもTOEICのスコアは右肩上がりに伸びないこともあります。毎日コツコツ勉強しているのに、英語が聞き取れるようにならない、点数が上がらないといった状況に陥ると、「これって本当に意味があるのかな…」と不安になり、モチベーションが下がってしまうのです。

時間確保の難しさ

仕事や学業との両立の中で、十分な学習時間を確保することができず、モチベーションが下がることもあるでしょう。特に社会人は予期せぬ残業などにより、学習が計画通りに進まないことも少なくありません。その結果、学習の継続が難しくなり、学習意欲が低下してしまうこともあるでしょう。

TOEIC学習でモチベーションを保つ方法

目標設定と学習計画

TOEIC学習のモチベーションを維持するには、適切な目標設定が欠かせません。長期目標と短期目標の2つを設定しましょう。長期目標は、例えば「1年後にTOEIC700点を達成する」といったように、具体的な数値と期限を定めましょう。現在の自分のレベルを把握し、無理のない範囲で目標を設定することが重要です。

そして、その長期目標を達成するために、月単位や週単位の短期目標を立てていきます。「毎週模試を1回受ける」「今週はPart5を100問解く」といった具体的な行動目標です。目標を細分化することで、達成感を得やすくなり、モチベーション維持につながります。

自分のレベルや弱点などを考慮して、学習計画を立てましょう。例えば、リスニングが苦手であれば、リスニングの割合を増やすなどして、自分に合った学習計画を立てることで、成果が出やすくなり、学習の継続にもつながります。

また、一度立てた計画は定期的に見直すことも大切です。月に1回程度、目標の達成度や進捗状況を確認し、必要があれば計画を調整します。また、定期的に模試を受けて自分の実力を測り、その結果に基づいて学習アプローチを柔軟に調整していくと良いでしょう。

学習方法の確立

TOEIC学習を継続するためには、自分に合った学習方法を確立することが重要です。まず、模試や公開テストを受けて、自分の強みと弱みを正確に把握しましょう。例えば、リスニングが苦手な場合は、通勤時間を活用して英語の音声に触れる時間を増やすなど、弱点克服に重点を置いた学習方法を取り入れます。

教材選びも重要なポイントです。初心者の方は、まず単語帳や文法書で土台を固めることから始めましょう。例えば、単語帳であれば「銀のフレーズ」や「金のフレーズ」、文法書であれば「TOEIC(R) L&Rテスト 英文法 ゼロからスコアが稼げるドリル」などが定番です。中級者から上級者の方は、「TOEICテスト文法問題 でる1000問」や「公式問題集」などを活用して実践力を高めていきましょう。また、「abceed」や「スタディサプリ」などのスマホアプリを活用して、スキマ時間も活用していけると良いですね。

自分の生活リズムに合わせた学習も大切です。朝型の人は早朝に、夜型の人は夜間に集中して学習するなど、最も効率の良い時間帯を見つけましょう。

学習記録をつけるのもおすすめです。ノートに以下のような項目を記録していくと良いでしょう。

・学習日
・学習時間
・使用した教材名と範囲
・正答率
・新しく覚えた単語・表現

また、スマホで手軽に記録をつけたい方には、「Studyplus」のような学習記録アプリの利用もおすすめです。学習時間のグラフ化や、他のユーザーとの学習時間の共有など、モチベーション維持に効果的な機能が充実しています。これにより、自分の進捗状況が可視化され、モチベーション維持につながります。

学習環境の構築

TOEIC学習を継続するために「やらざるを得ない環境」を意図的に作っていきましょう。具体的な方法をいくつか紹介します。

まず、家族や友人、職場の同僚にTOEICを受けることを宣言しましょう。周りに公言することで、適度な緊張感が生まれ、より一層勉強に力が入ります。

周りに公言したあとは、公開テストに申し込みましょう。TOEICは定期的に開催されているので、思い立ったときに申し込むことができます。テスト費用を支払うことで、後戻りできない環境を作り出せます。また、日程が決まることで、具体的な期限が設定され、計画的に学習を進めやすくなります。

また、学習の妨げとなるようなものを積極的に排除していきましょう。SNSやゲームなど、時間を奪うアプリを削除または制限をかけ、代わりにTOEIC学習アプリを目につく場所に配置します。勉強は始めるまでが億劫だったりします。学習を始めるハードルを下げて、ついつい勉強したくなる環境を作っておきましょう。

それでもモチベーションが下がってしまうこともあるかもしれません。そんなときは、英語コーチをつけるのも一つの手です。日々の学習報告や定期的な理解度チェックがあるので、一人でやるより学習を継続しやすくなります。

振り返りと自己評価

TOEIC学習のモチベーションを維持するには、定期的な振り返りと適切な自己評価が欠かせません。週に一度、学習内容や進捗状況を振り返る時間を設けましょう。目標を達成できなかった場合は「通勤時間を活用できていなかった」「休日にだらけてしまった」といった具体的な原因を特定します。そして、「明日から通勤時は必ずイヤホンをして英語を聴く」「休日は午前中の集中力が高い時間帯に学習時間を確保する」といった具体的な改善策を立てましょう。

また、定期的に模試を受けて、自分の実力を客観的に評価することも重要です。テスト結果を分析し、「パート5の語彙問題で落としている」「パート3の図表問題が苦手」など、弱点を明確にします。例えば、パート5の得点が伸びていないのであれば、文法をもう一度やり直す、単語帳をもう一周するなど、自分に必要な学習を計画に組み込んでいきましょう。

さらに、数値では測れない進歩も大切です。英語のニュースが以前より聞き取りやすくなった、ビジネスメールが読めるようになったなど、日常的に感じる小さな変化も進歩の証です。このような些細な成長を感じるだけでも、モチベーションは確実に高まっていきます。

健康管理

TOEIC学習を継続し、目標スコアを達成するためには、心身の健康管理が不可欠です。体調を崩したり、メンタルが弱ったりすると、学習がストップしてしまい、モチベーションを保つのが難しくなります。

まず、十分な睡眠時間を確保しましょう。睡眠不足は集中力や記憶力の低下を招き、学習効率を著しく下げてしまいます。「少しでも勉強時間を確保したい」という思いから睡眠時間を削ってしまいがちですが、これは逆効果です。質の良い学習をするためには、最低6時間、できれば7時間以上の睡眠時間を確保しましょう。

また、適度な運動も重要です。デスクワークや学習で凝り固まった体をほぐすことで、メンタル面でもリフレッシュできます。通勤時に一駅分歩く、昼休みに軽いストレッチをするなど、無理のない範囲で体を動かす機会を作りましょう。

精神面では、ご褒美システムを取り入れても良いでしょう。1週間頑張ったら好きなレストランに行く、目標点数をクリアしたら欲しかった物を買うなど、学習のモチベーションになる報酬を設定します。このように適度な楽しみを組み込むことで、メリハリを付けて学習に取り組むことができます。

TOEIC学習のモチベーションを上げたいなら

TOEICで目標を達成するには、モチベーション管理が非常に重要です。自分に合った無理のない方法を見つけ、着実に学習を続けていきましょう。毎日の小さな努力がスコアアップへとつながっていきます。ぜひ、この記事で紹介した方法を参考に、自分なりのモチベーション維持の仕組みを作っていってください。

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