PROGOS®とは？AIを活用したビジネス英語スピーキングテストで英語力を測ろう！

日本で初めて世界的な教育コンテスト「Reimagine Education Award 2020」を受賞したビジネス英語スピーキングテストPROGOS®をご存知でしょうか？教育界のオスカーとも呼ばれる賞を受賞したPROGOS®は、英語のスピーキング力測定に特化したテストです。

本記事ではPROGOS®がどのようなテストなのかをご紹介します。

実践的なスピーキング力を身に付けたい方や、PROGOS®について詳しく知りたい方は、この記事を参考にしてみてください。

世界的教育コンテスト受賞！PROGOS®は国際的評価の高いビジネス英語スピーキングテスト

PROGOS®とは、AIによる自動採点式を導入したビジネス英語スピーキングテストのこと。2020年にローンチした後、「Reimagine Education Award 2020」という世界的教育コンテストを日本で初めて受賞したビジネス英語スピーキングテストです。

このコンテストの存在は日本ではあまり知られていませんが、映画界でいうところのオスカーと同じ位権威あるコンテスト。

イギリスの大学評価機関・QS社（クアクアレリ・シモンズ社）と世界トップクラスのビジネススクール・ペンシルベニア大学ウォートンスクールが協働し、革新的な教育の取り組みに対して表彰されます。参加する企業には有名IT企業が多く名を連ねる、国際的に認知度が高い賞として世界中に知られています。

PROGOS®は、このコンテストに2020年度応募し、学習アセスメント・カテゴリーにおいて、銀賞を受賞！Reimagine Education Awardを日本で受賞したのはPROGOS®が初めてです。

PROGOS®が評価されたのは、AIによるスピーキングテストの優れた開発力。ビジネス英語スピーキングテストをスマートフォン等のデバイスで受けられるだけでなく、受験後たった2〜3分で結果が分かる点が評価されました。手軽に受けられるこのスピーキングテストが他に比べ、大変安い価格帯であるという点も受賞理由の一つ。日本に限らず世界中の人たちに、リーズナブルで手軽に受験できる機会を提供したというサービス価値においても高く評価されています。

PROGOS®受験者数は年々急増中

2020年にローンチされたPROGOS®ですが、受験者数はどれくらいいるのでしょうか。

ローンチから2年で20万受験を突破

PROGOS®は2020年6月にローンチされてから、わずか1年で受験者数7万人を突破。最近では延べ20万人に受験されており、年間受験者数の最も多い英会話試験となっています

受験者は海外にも拡大中

PROGOS®は日本に限らず、すでにグローバルでも展開されています。英語力が測定できるテストは大抵受験費用が高くなる傾向にありますが、一方でPROGOS®は、CEFRに準拠している上、安価に受験ができるという点で、世界的にも評価されており、活用され始めています。

もちろん世界的に権威ある賞を受賞したということもきっかけではありますが、活用される理由としてあげられるもうひとつは「評価指標」という点。海外では英会話力をアピールする指標としてCEFR（セファール）が主に用いられています。PROGOS®もこのCEFRを基に開発されているため、ビジネスを遂行できるレベルであるかを見極めるのに適しています。世界的に知られるスピーキングテストになる日も、そう遠くはないでしょう。

PROGOS®がなぜ選ばれているのか？

PROGOS®はローンチしてすぐに受験者数が急増し、現在も増え続けていますが、これだけ多くの人に選ばれているのにはいくつかの理由があります。

ここでは、PROGOS®の特徴について詳しく見ていきます。

世界的に権威のある言語指標CEFRを基に開発

CEFRは「Common Europiean Framework of Reference for Launguage」の略称で、日本語では「ヨーロッパ言語共通参照枠」と呼ばれています。国際的に認められている言語の習得レベルの指標で、PROGOS®はこのCEFRに準拠して開発されました。

CEFRのスコア表は以下の通りです。

 就職や転職の場合は、B2以上あれば一定以上の英語力があることをアピールできます。

PROGOS®はこのCEFRに準拠し、6つの評価項目を設けているため、世界基準での実力が判断できます。PROGOSの自動採点版は、B2（CEFR-Jの場合はB2High）まで測定できる仕様となっています。

ただし、CEFRは言語の習得レベルを示す指標であり、専用の試験はありません。英検やTOEIC、IELTS、TEAP、TOEFL iBTなどのスコアを当てはめ     、言語力を測ります。これは、世界で英語力を証明したいときに役立ちます。

例えば、日本国内で有名な英検は世界では知られていません。また、世界中で受験されているTOEICはもまだまだマイナーなため、海外では通用しないことがほとんどです。

CEFRの対照表で英検の級やTOEICのスコアを当てはめることはできますが、実際に海外で英語力を証明するときのアピール材料になるとは言い切れません。

PROGOS®なら、CEFR基準で言語能力を測定できるテストであるという点が評価されている理由です。

就・転職時にアピールできるビジネス英語力に特化

PROGOS®は、ビジネス英語に特化したスピーキングテストです。仕事ですぐに活かせる実践的なスピーキング能力を測定するため、就職時や転職時に英語力をアピールできます。

インターネット環境があればどこでも受験可能

PROGOS®はネットワーク環境さえあれば、どこからでも受験できます。必要なものは、スマートフォン、パソコンもしくはタブレットのみ。さらに、24時間いつでも受験できます。

夜寝る前や朝の始業前に受験するなど、ライフスタイルにあわせて無理なく受験できるのは大きなメリットです。わざわざ試験会場に行く必要はなく、オンラインで完結します。

試験時間たった20分で結果もその場で判定

PROGOS®は1回たった20分で受験できます。また、すぐに判定してくれるため、受験後約2〜3分で結果がわかります。テスト内容を覚えている間に結果が確認できるので、復習する際にもフィードバックを取り入れやすいでしょう。

結果内容はスコアを上げるためのフィードバック付き

PROGOS®を受験すると、CEFRに準拠したレベルの結果だけでなく、以下の6つの項目での評価がフィードバックされます。

・表現の幅 / Range：使える文法・構文・語彙・フレーズの量
・正確さ / Accuracy：どの程度正しい文法・語法を使えるか
・流暢さ / Fluency：どの程度スムーズ英語が話せるか
・やりとり / Interaction：会話を意図する方向にどの程度意思表示できるか
・一貫性 / Coherence：筋道の通った話の順序と言語選択ができるか
・音韻 / Phonology：どの程度正しく発音・イントネーション・抑揚ができるか

それぞれの項目にPROGOS®からのフィードバックコメントがあり、できていることとできていないことが一目でわかるため、今後の英語学習に生かしやすいです。

PROGOS®のテスト構成

PROGOS®はPart1からPart5でテストが構成されており、さまざまなシチュエーションにおけるビジネス英語のスピーキング力を測定します。

インタビュー

一問一答で10問の設問に回答します。準備時間はなく、各問の回答時間は20秒。質問に対して的確な回答ができているかなど、回答の質全般が評価されます。

音読

画面に表示された文章を発話します。全8問で準備時間はなく、各問の回答時間は10秒です。1問ごとに文章が表示され、その後発話を行います。相手が聞き取れるように発音できているか、文章を理解できているかなどが評価されます。

プレゼンテーション

「○○について触れて下さい」というトピックが、条件付きで1問出題されます。提示された条件を満たした上で、自分なりの説明を行います。準備時間が40秒与えられ、60秒で回答します。

グラフ・図を用いたプレゼンテーション

問題内にグラフや図が表示され、それが示すものについて事実を説明する問題です。主題問題は1問で、準備時間は40秒、回答時間は60秒です。グラフや図の説明を通して、事実を提示しながら行えるかどうかが評価されます。

ロールプレイ

与えられたトピックに対する会話を行います。デバイスから音声が発せられるので、その音声に対して返答するといったやり取りを行います。トピックは1つで、準備時間は40秒、各質問の回答時間は30秒です。やりとりが必要な場での発話の質を評価されます。

PROGOS®では、テストのサンプル問題を紹介しています。詳しくはこちら

PROGOS®とTOEICや英検など他の資格との違い

前述した通り、PROGOS®は従来の英語検定試験と異なり、試験会場に行く必要はありません。自宅からでも会社や場合によっては出張先、どこからでも24時間テストが受けられます。

一方でTOEICや英検は試験会場まで足を運ぶ必要があります。PROGOS®なら、よりリーズナブルな価格で気軽にスピーキングテストが受験できます。

また、他の英語検定試験は試験を受験してから結果を受け取るまでに、1ヶ月以上はかかります。そのため、今現在の英語力や英会話の実力を知ることはできません。PROGOS®は受験してすぐに結果とフィードバックがもらえるため、現時点での自分の英会話力が把握できます。

また、スピーキングテストにはVERSANTなどもありますが、VERSANTの場合、PROGOS®よりも料金が高い上に、代理店を介して購入する必要があり、気軽さにかけてしまいます。

PROGOS®がおすすめな人

ここまで、PROGOS®についてご紹介してきましたが、英会話力を高める点でも大いに役立ってくれるスピーキングテストが、気軽に且つ安価で受けられるという点でメリットについて、ご理解いただけたのではないかと思います。それでは、PROGOS®の受験におすすめな人はどのような人なのでしょうか。

英会話力を高めたい人

PROGOS®は、現在英会話教室やオンライン英会話に通っている人や、これから通いたいと思っている人におすすめです。PROGOS®でテストを受ければ、レッスンで学んだ英会話が身についているかどうか、その都度チェックできます。弱点や克服すべきこともわかるので、レッスンでの目標が立てやすいでしょう。

海外移住や海外留学したい人

将来海外移住や海外留学を考えている人にも、PROGOS®はおすすめです。海外で生活したり学校に通ったりするとなると、自分の意思をしっかり伝え、相手の意図を理解できる高い英語力が必要になります。PROGOS®でテストを繰り返し受けながら、英語力を高めれば、海外生活でも必ず役に立つでしょう。

海外の大学に入学する際は、CEFRのB2レベルが求められることも多いですが、PROGOS®のフィードバックを参考にすれば、B2を目指すために何を学習すべきかが明確になります。

仕事で英語が必要な人

ビジネス英語に特化したPROGOS®は、ビジネスシーンで英語を話す必要がある人にもおすすめです。インタビューやプレゼンテーション、ロールプレイなど、シチュエーションごとの英語力を強化できるため、実践的な英語力を身につけるのに最適です。PROGOS®を活用すれば、ビジネスで通用する英語力を磨くことができます。

キャリアアップしたい人

キャリアアップに英語力は欠かせません。たとえばグローバル企業では、B2以上の外国語能力が求められます。PROGOS®を受験すれば、CEFRに準拠した現時点の英語力や英語力を高める方法が明確にわかります。着実に英語力を高め、キャリアアップに繋げられるでしょう。

PROGOS®の利用料金

PROGOS®を利用する場合は、アプリを使用すれば1日1回完全無料で受験できます。また、レアジョブ英会話の会員になると、最大月2回まで無料で受験できます。会員になるには月額料金をお支払いいただく必要がありますが、英会話レッスンを行いながら受験できるので、日々の英会話学習効果を試すことができ、会話力向上にもってこいです。

また、PROGOS®は法人サービスもあります。その場合の受験料は、1回あたり550円（税込）です。

PROGOS®申し込み方法

個人がPROGOS®を受験する方法は、アプリをダウンロードする方法と、レアジョブに会員登録して受ける方法があります。

アプリをダウンロードする

App StoreもしくはGoogle PlayでPROGOS®をダウンロードしましょう。アプリは無料で提供されています。

アプリをダウンロードしたら、名前とメールアドレスを入力します。入力したメールアドレスにアクセスコードが送られてくるので、入力してアカウント登録完了です。

あとはアプリのマイページにある「スピーキングテストを受験する」をタップし、マイクチェックをして注意事項を確認すれば、すぐに受験できます。

PROGOS®のアプリ版はApple Storeと、AndroidのGoogle Playからダウンロードすることができます。

Apple Storeはこちら
Google Playはこちら

レアジョブ会員に登録する

オンライン英会話・レアジョブに会員登録している人は、会員種別によって月1回もしくは2回無料でPROGOS®が受験できます。

レアジョブ会員はレアジョブのマイページの右上にある「スピーキングテスト powered by PROGOS」から、スピーキングテストのチケットを取得します。画面内で「スピーキングテストチケットの取得をこちらから」選択すると、チケット取得画面に移行するので、そこでチケットを取得しましょう。

あとは「テストの受験はこちらから」を選択して、テストを受験するだけです。チケット取得日を含めて30日後の23:59:59まで受験できます。有効期限は画面に表示されますので、取得したら期限内に忘れず受験しましょう。

PROGOS®で実践的な英語のスピーキングレベルを測ってみよう！