「アジャイル」って何?最近よく聞く英語の新キーワード

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「今回はアジャイルでいこう」といった言い方を聞いたことはないでしょうか。agile(アジャイル)は「機敏な、俊敏な」という意味。日本ではコンピューターのソフトウェア開発に使われますが、元の英語は、agile action(機敏な行動)といったように、ビジネスや政治の世界でよく使われています。

このほかresilience(レジリエンス)やevidence(エビデンス)など、最近よく聞くようになったカタカナ語の現代キーワードについて、元の英語の意味と、どのような場面で使われるのかを見ていきましょう。

企画会議でよく出てきそうなカタカナ語・英単語

「プロジェクトにはレジリエンス(resilience)が必要です」「エビデンス(evidence)が欠けています」など、企画会議ではカタカナ語が多用される傾向がありますが、意味を憶測で理解しようとしていませんか?下の例文で、下線部に当てはまる正しい意味を選んでください。 

コンピューター以外にも使えるagile(アジャイル)

Do we have an agile approach to the change?
(変化に対して、______アプローチができるでしょうか?)

①柔軟な ②機敏な ③革新的な

答え:②機敏な

agileは「変化にすばやく、上手に対応する」といったニュアンスです。

現代社会に必要なresilience(レジリエンス)

Resilience is the key to success.
(成功の鍵は______です)

①回復力 ②忍耐 ③推進力

答え:①回復力

resilienceは困難な状況に陥ったときに再び元に戻る力。「回復力」「弾力」と訳します。

presence(プレゼンス)を発揮しよう

We should show our presence.
(我々の______を示すべきです)

①現状 ②存在 ③実力

答え:②存在

presenceは「そこにいること」「出席していること」という以外に、「存在感があること」を意味します。

feasibility(フィージビリティ)を測ろう

It’s time to consider the feasibility.
(______を検討すべきときが来ました)

①有効性 ②採算性 ③実現可能性

答え:③実現可能性

feasibilityは「実際に行う、作ることができる可能性」ということ。feasible(実現可能な)という形容詞もよく使われます。

evidence(エビデンス)が必要です

The lack of evidence is a major problem.
(______の欠如が主要な問題です)

①資料 ②検証 ③証拠

答え:③証拠

evidenceは「裏付けとなる証拠」という意味で、裁判の「証拠」を指すのにも使われます。

人事の人が使いそうなカタカナ語・英単語

グローバル企業では人事のシステムが世界共通になっていて、日本のオフィスでも英語がそのままカタカナ語として使われることがあるようです。社内でスムーズにコミュニケーションが取れるよう、下線部に当てはまる正しい意味を選んでください。 

competency(コンピテンシー)が大事

His competency is still in question.
(彼の______にはまだ疑問があります)

①知識 ②能力 ③仕事ぶり

答え:②能力

competencyは、仕事をするうえで必要な能力、スキル、適格性などを表します。

potential(ポテンシャル)を生かす

She has a lot of potential to grow.
(彼女には成長する______が大いにあります)

①可能性 ②実力 ③意欲

答え:①可能性

potentialには、「まだ明らかになっていない潜在的な能力」という意味があります。possibilityも「可能性」ですが、人についての「潜在能力」という意味はありません。

literacy(リテラシー)を鍛える

Build your literacy with IT.
(IT______を構築してください)

①特性 ②理解力 ③技能

答え:③技能

literacyは元々「読み書き能力」のことですが、computer literacy(コンピューターリテラシー)のように、特定の分野をこなす技能、スキルも意味します。

knowledge(ナレッジ)を蓄積しよう

They have a limited knowledge of finance.
(彼らの財務______は限られています)

①知識 ②経験 ③スキル

答え:①知識

knowledgeは「ナレッジ」と発音、経験や学習によって得られた「知識」を指します。out of my knowledge(自分の知識が及ばない)のようにも使われます。

assessment(アセスメント)に備えよう

It relies on external assessment.
(それは外部______によるものです)

①委託 ②監査 ③評価

答え:③評価

assessmentは人や組織などについて、その価値や数値を判断すること。performance assessment(人事考課、業績評価)のようにも使えます。

新しく覚えた言葉は、オンライン英会話レアジョブのレッスンでさっそく使ってみましょう。Resilience is the key to learning.(レジリエンスは学習の鍵です)、There’s a lot of potential to improve my English.(英語力を向上できる可能性が大いにあります)といったように応用できます。

英語のニュースや英語を使う仕事で耳慣れない言葉に出くわしたら、レッスンで先生に聞いてみることもできます。その際、単語の意味だけでなく、どんな例文で使われるのかも尋ねておくといいでしょう。新しい言葉をあいまいなままにしておかず、ぜひ自分で使いこなせるようになってください。

まとめ

agile(アジャイル、機敏な)やresilience(レジリエンス、回復力)といった語は、新型コロナウイルスやSDGsに関連した問題を話すときに、英語のニュースなどでよく使われるようになりました。頻繁に耳にする語は、その時々の社会情勢により変わってきます。日ごろから英語のニュースに目を通し、よく見かけるようになった語をメモしておくようにしましょう。やがてその語がカタカナ語として使われるようになったときに、すぐに意味が理解できるはずです。

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