英検各級の単語レベルをチェック!効率的に語彙力を付ける方法とおすすめの単語教材5選

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英検に合格するためには、各級のレベルと効率的な勉強法を知ることが大切です。受験するレベルによって必要な語彙力も異なるので、受験する級にマッチした教材を探しましょう。

本記事では、英検の受験を考えている人や、おすすめの勉強法を知りたい人、使える教材が知りたい人に役立つ情報を紹介します。

英検各級の単語レベルを見てみよう!

はじめに各級のレベルと単語の難易度について解説します。レベルを確認するための単語例も紹介しているので、受験の参考にしてみてください。

5級

英検5級は中学初級(中学1年生)程度のレベルです。英語の基礎力の定着を目的としていて、必要な語彙は約600語。英語を習いはじめた人が最初に挑戦する英検試験で、出題される単語は日常生活に関わるものが多い傾向となっています。

<単語例>

family家族
brother兄弟
girl女の子
school学校
play遊ぶ
go行く
use使う
who
howどうやって
from~から

上記の10単語のうち6個以上回答できていれば、5級で必要とする基礎レベルは身に付いているでしょう。5級では、家族・趣味・数字など身近な話題が出題されるので、教科書の例文を暗記する勉強法もおすすめです。

<出題形式>
・リーディング
・リスニング
・スピーキング(別途申込)

リーディングが425点、リスニングが425点、合計850点が満点です。

録音形式のスピーキングテストを追加受験することもできますが、英検5級の合否には関係ありません。スピーキングテストの判定は、「スピーキングテスト合格」として別に評価されます。スピーキングテストを受験しなくても、筆記とリスニングで必要な点数を得られていれば合格できます。

4級

英検4級は中学中級(中学2年生)程度のレベルです。基礎力の向上を目的としていて、必要な語彙は約1,300語。身近なトピックを題材とした読解問題が加わり、出題形式や内容もより実用的になっています。

<単語例>

minute
grade学年
parent両親
problem問題
bring持ってくる
forget忘れる
visit訪れる
stillまだ
justちょうど
around~のまわりに

上記の10単語のうち6個以上回答できていれば、4級の基礎レベルは身に付いているはずです。学校・スポーツ・季節など身近な話題が出題されますが、5級と比べて単語の難易度は上がります。名詞と動詞の出題が中心ですが、形容詞や副詞の出題も徐々に増加するので、長めの文章にも慣れておきましょう。

<出題形式>
・リーディング
・リスニング
・スピーキング(別途申込)

リーディングが500点、リスニングが500点、合計1000点が満点です。

録音形式のスピーキングテストを追加受験することもできますが、5級と同様に4級の合否には関係ありません。スピーキングテストの判定は、「スピーキングテスト合格」として、4級の合否とは別に評価・開示されます。リーディング・リスニングで必要な点数を得られていれば4級を取得できます。

3級

英検3級は中学卒業(中学3年生)程度のレベルです。受身や現在完了形など幅広い基礎知識の定着を目的としていて、必要な語彙は約2,100語。筆記試験の題材は、海外の文化や歴史をじめ少しトピックの分野の幅は広がります。

<単語例>

fall
child子ども
pollution汚染
decide決める
bake焼く
hurt痛む
steal盗む
cheep安い
everこれまで
usualいつもの

上記のうち6個以上分かれば、3級で必要とする基礎レベルは身に付いているでしょう。引っ掛け問題は少なく、単語さえ理解できれば正しい答えが選択できることも多いため、語彙力の強化が求められます。

<出題形式>
・リーディング
・ライティング
・リスニング
・面接(スピーキング)

リーディングが550点、ライティングが550点、リスニングが550点、合計1650点が満点です。また、3級からは合否に影響する面接が二次試験に加わります。スピーキングは550点満点で、スピーキング力を問う内容となっているため、英語で考えて相手に伝える練習も行いましょう。

準2級

英検準2級は高校中級(高校2年生)程度のレベルです。大学入試試験の問題形式と共通点も多く、入試対策としても最適です。英語の応用力を鍛えることを目的としていて、必要な語彙は約3,600語。日常生活の話題の理解に加え、歴史・文化・社会・教育・科学などを題材とした、長文問題の理解も必要です。

<単語例>

environment環境
amount
flow流れ
direction方向
protect保護する
accept受け入れる
satisfy満足する
while~する間に
certainly確かに
complete完全な

上記の10単語のうち6個以上回答できていれば、準2級で必要とする基礎レベルは身に付いているでしょう。題材の広がりに加えて、熟語の知識も問われます。

<出題形式>
・リーディング
・ライティング
・リスニング
・面接(スピーキング)

リーディングが600点、ライティングが600点、リスニングが600点、合計1800点が満点です。合否に影響する二次試験の面接(スピーキング)は600点満点です。高校英語に入るため、英語に触れていない期間が長い社会人であれば、中学英語から学びなおして受験しましょう。

2級

英検2級は高校卒業(高校3年生)程度のレベルです。海外留学も想定した実践的な内容で、必要な語彙は約5,100語。2級に合格すると、ビジネスシーンでも採用試験の履歴書などで英語力をアピールできます。

<単語例>

construction建設
deal取引
employee従業員
attract魅了する
prevent~が…するのを防ぐ
suffer苦しむ
frequently頻繁に
thereforeしたがって
ancient古代の
harmful有害な

6個以上回答できれば、2級合格のための基礎レベルは身に付いているといえます。試験内庁としては、英文読解で医療やテクノロジーなど社会性や専門性の高い問題が出題されるようになります。

<出題形式>
・リーディング
・ライティング
・リスニング
・面接(スピーキング)

リーディングが650点、ライティングが650点、リスニングが650点、合計1950点が満点です。合否に影響する二次試験の面接(スピーキング)は650点満点です。対策としては、中学英語の文法は網羅したうえで、英検2級向けの問題集や大学受験レベルの単語帳を使って総合的な英語力を養いましょう。社会性のある話題について英語で会話するのは簡単ではないため、ネイティブスピーカーの友人など英語に精通した人と練習しておくのがよいでしょう。

準1級

英検準1級は大学中級(大学2年生)程度のレベルです。実際に使える英語力の定着を目的としていて、必要な語彙は約7,500語。エッセイ形式の実践的な英作文のほか、社会生活で求められる英語の理解を問われる問題が出題されます。

<単語例>

tariff関税
persecution迫害
revenue収益
alter変更する
uphold支持する
eliminate複雑にする
timid臆病な
vacant 空の
definitely確かに
significantly著しく

上記の10単語のうち6個以上わかれば、準1級で必要とされるレベルの単語力は身に付いているといえるでしょう。日常会話だけでなく、ビジネス用語も増えるため、専門性の高い語彙を身に付けることが求められます。

<出題形式>
・リーディング
・ライティング
・リスニング
・面接(スピーキング)

リーディングが750点、ライティングが750点、リスニングが750点、合計2250点が満点です。合否に影響する二次試験の面接(スピーキング)は750点満点です。中学・高校の英語を自分のものとして使えなければならないため、かなり難易度が上がります。総合的な英語力アップのために、英会話レッスンなどを利用して、ライティングや速い速度での会話に慣れておきましょう。

1級

英検1級は大学上級(大学4年生)程度のレベルです。世界で活躍できる人材の育成を目的としていて、必要な語彙は約10,000語。二次試験でのスピーキングでも2分間のスピーチがあり、相手に伝える発信力や対応力も必要です。

<単語例>

thesis論文
proliferation 拡散
hype刺激する
prosper繁栄する
veer方向を変える
tauntあざける
benign良性の
squeamish 神経質な
cordially心から
deftly器用に

10単語のうち6個以上回答できてれば、1級の基礎レベルがあるといえるでしょう。1級合格は語彙力に左右されるともいわれています。政治・国際情勢・社会問題・地球環境など難解なトピックも出題されるので、洋書・英文雑誌・時事ニュースなど、普段の生活に英語を取り入れて語彙力を強化していきましょう。

<出題形式>
・リーディング
・ライティング
・リスニング
・面接

リーディングが850点、ライティングが850点、リスニングが850点、合計2550点が満点です。合否に影響する二次試験の面接(スピーキング)は850点満点です。二次試験のカギは英語の知識のみでなく、相手に伝える発信力と対応力。英語らしい発音や抑揚はもちろん、1分間で5文程度の論理的なスピーチを作ったり、スムーズで自然なコミュニケーションを取ったりする練習を繰り返し行いましょう。

【要注意】英検の単語を習得しにくい学習法

語彙力を向上させるためには単語の習得が必要不可欠です。注意したいのは学習法によって効果が異なる点。まずは、NG例として英検の単語を習得しにくい学習法を2つ紹介します。

ひたすら単語帳を丸暗記する

単語の暗記は必要ですが、無作為に単語帳を選んで丸暗記するのはおすすめできません。英検にはよく出題される単語が多くあり、英検対策として英語を覚えたいときに、高校受験用の単語帳、日常会話の上達を目的にした単語帳では非効率な学習になってしまいます。

また、単語を覚えるときに単語帳をひたすら眺めたり、単語を何度も書き写したりする人は多いもの。もちろん一定の効果がありますが、数千語の単語をひたすら丸暗記するのは効率的ではありません。受験するレベルに応じた学習ができる教材を使い、目と耳、口を使ってインプット+アウトプットしながら効率よく覚えること重要です。

アプリやフラッシュカードを使うだけ

単語の暗記用にアプリやフラッシュカードを使う人も多いですが、アプリやフラッシュカード”だけ”使う勉強法は語彙力アップしにくいといえます。どこでも気軽に使えるアプリやフラッシュカードに記載されている情報量は少なく、文章のなかでの使い方やニュアンスを理解しにくいデメリットがあります。出題される単語の順番や場所を覚えてしまい、肝心の単語の意味が定着しないことがよくあります。

アプリやフラッシュカードを使う場合は、スキマ時間のインプット用にして、あまりやり込み過ぎないことが重要。その他の学習と並行して使うのがおすすめです。

【必見】英検の単語を習得しやすい学習法

つづいて英検の単語を習得しやすい学習法について5つ紹介します。最短距離での合格を目指す人は、ぜひ実践してみてくださいね。

英検の単語に特化した教材を使う

英検に合格するためには教材選びが重要です。英語学習は目的によって、優先的に学ぶ内容が異なります。まずは、英検の単語に特化した教材を探しましょう。

教材はいくつも購入する必要はありません。「これ!」と決めた英検対策用の単語帳1冊を繰り返し使う方が効率良く学習できます。はじめはまったく理解できない単語ばかりでも投げ出さず、すべての単語を使えるようになる意識で取り組みましょう。

例文のなかで単語を覚える

1級に近づくにつれ、単語の難易度も上がります。聞きなれない単語も増え、覚える数も大幅に増加するため、単語だけ覚えていても実際には使えません。

そのため、例文のなかで単語を覚える癖をつけましょう。単体では定着しづらい記憶も、前後の文章と関連付けて覚えることで、インプットしやすくなります。文章で覚えるときは、軽く口に出して読んでみましょう。正しい発音を身に付けることは、二次試験のスピーキングにも活きてきます。

英語で文章を書く・話す

暗記した単語を使って英語で文章を書いたり、話したりするのも効果的です。インプットとアウトプットをサイクル化することで、短期間で知識の定着が可能となります。

英語で日記をつける、日本語の新聞を英訳してみるといった個人でできる学習のほか、オンライン英会話もアウトプットの場としておすすめです。オンライン英会話のメリットは間違いを即座に修正できる点。英検対策に特化した学習がしたいと講師に伝えることで、限られた時間を有効活用することができるでしょう。

単語テストで進捗をチェックする

単語テストを実施することで、学習の進捗をチェックするのもおすすめです。一般的には、夜はインプット、朝はアウトプットのサイクルで学習すると知識が定着しやすいといわれています。自作のテストや語彙力チェックツールを積極的に活用しましょう。

『Weblio 英検 語彙力診断テスト』は英検に特化した単語テストができるツールとして、受験者に支持されています。間違えた単語をピックアップし単語帳に保存できるので、弱い部分を重点的に学習することができます。

英検の語彙力の測定テスト~英単語のボキャブラリーレベル計測試験~ – Weblio

毎日コツコツ続ける

英検に向けた単語を習得するためにもっとも大切なことは、毎日コツコツ続けることです。単語の暗記はすぐに結果がついてくるものではありません。1ヶ月間、毎日学習を続けても、まったく覚えられないこともあるでしょう。

上達を感じられなくても、まずは3ヶ月同じ教材を使い続けてください。英検に特化した教材を使い、例文のなかの単語を覚え、インプットとアウトプットを繰り返す。難しく考えず、基本の学習をコツコツ続けることが、合格への近道となります。

英検対策に役立つ単語教材5選

最後は、英検対策に役立つおすすめ単語教材を、それぞれの特長とともに詳しく紹介します。自分のレベルに合ったものを選んで、使いやすさを確認してみてください。

アプリ:英検®英単語

2級・準2級・3級・4級・5級の受験を予定している人におすすめ。英検向け英単語対策に特化したツールで、全5572問題を収録しています。

ゲーム感覚で学習ができるので、暗記が苦手な人も楽しく単語を覚えることができます。各単語には音声がついているので正しい発音を学べる点も大きなメリットです。評価も高く、ユーザーの声を反映し日々バージョンアップしている注目のアプリです。

「英検®英単語 無料5572問 2級,準2級,3級の頻出英単語」Google Play
‎「英検®英単語」App Store

アプリ:単語木

単語木は英検・TOEIC・大学受験・GRE・日常生活など、さまざまな目的に応じてに厳選した英単語を収録しています。例文も豊富で、類義語や反意語も学べます。学習内容とテストプロセスの記録はグラフで表示できるので、進捗も一目瞭然。

シンプルな画面で操作もしやすく、1つの単語に対して多様なアプローチがあるので、知識の定着に最適です。単語帳にメモ機能があり自分好みにカスタマイズもできます。

単語木 – 英検、TOEICに必要な英単語 – Apps on Google Play
「単語木 – 英検、TOEICに必要な英単語」をApp Storeで

単語帳:英検ランク順シリーズ

学習教材系出版社である学研プラスの「英検ランク順」シリーズは、英検に出る単語をランク順に学ぶことができます。

訳語も英検に出るものを厳選していて、英検を研究しつくした単語帳といえるでしょう。単語力拡張のため、関連のある単語もまとめてあるので、スキルアップにも好適なシリーズとなっています。英検すべての級に対応しているので、次の級にステップアップしやすい点も魅力です。

単語帳:でる順パス単シリーズ

英検単語本のロングセラー商品といえば、「でる順パス単」シリーズは外せません。1998年にシリーズが刊行されてから、信頼の内容と確かな実績で多くの合格者が愛用している最強の1冊です。

100語区切りのセクションにまとまっており、1日の学習のリズムが掴みやすく、継続して学習しやすい構成になっています。英検の過去問を分析して頻出単語が抽出されているので、効率的に英検対策ができると人気です。

単語帳:キクタン英検シリーズ

音声を聞くだけで英検に頻出の英単語を覚えられる単語集として人気の「キクタン英検」シリーズ。英単語やリズムに乗せて発音するチャンツ学習で、耳から英語を覚えます。「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能が問われる英検対策も強化されています。

1日最低2分から学習に取り組むことができるので、忙しいビジネスパーソンも使いやすい英語教材です。キクタンにはそのほかにも多数のシリーズがあるため、学習目的やレベルに合わせた単語帳を選ぶことができます。

[音声DL付]改訂版 キクタン英検(R)3級 
[音声DL付]改訂版 キクタン英検(R)準2級 
[音声DL付]改訂版 キクタン英検(R)2級
[音声DL付]改訂版 キクタン英検(R)準1級
[音声DL付]改訂版 キクタン英検(R)1級

まとめ

効率的に英単語を覚えるためには、英検に特化した教材を使い、適した学習法で学ぶことが大切です。とくにインプットした内容を定期的にアウトプットできる環境を整えることで、限られた時間で最大限の効果をあげることができます。

レアジョブ英会話では英検に特化したオンライン学習を行うことも可能です。1人では対策が難しいライティングやスピーキングもプロの講師にアドバイスがもらえるため、疑問や不安を残すことなく対策できます。豊富な知識を持つ講師と一緒に英検合格を目指しましょう。

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