年末年始のあいさつは英語で何ていう?海外のマナーもあわせて解説!

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外国人のお客さんや同僚にグリーティングメッセージを送らなければいけなかったり、語学の先生や友人に「おめでとう!」をつたえる際、みなさんはどのようなメッセージが思いつきますか。今回は、ネイティブが使う年末年始のあいさつのマナーやフレーズを分かりやすくご紹介します。

年末年始のあいさつにおけるマナーとは?

日本人にとって、年末年始のあいさつというと、クリスマスとお正月が思いつくと思います。しかし、海外では、すべての人が同じお祝いをするとは限りません。つまり、クリスマスとお正月のメッセージを全員に伝えることはまちがっています。

Happy Christmas!は要注意

クリスマスを祝うメッセージは、キリスト教の文化が根づく国、またはその文化で生活する人のみに伝えられます。例えば、キリスト教のイベントを国営や公共でする国であるアメリカ、ブラジル、ロシア、メキシコ、ナイジェリア、フィリピン、イギリス、イタリア、ドイツがあります。

また、もともとの違う宗教がありながら、キリスト教のイベントを経済活性化や文化の受け入れとして許す国も多く、例えば、仏教が根付く日本が良い例です。しかし、サウジアラビア、モロッコ、ブルネイなどのイスラム教の文化が深い国では、公共の場や家庭でその文化を好まない場合、クリスマスを祝いません。

例えば、フランス在住のメディさんは、お父さんにはMerry Christmas! (メリークリスマス!)と言いますが、お母さんには言いません。なぜなら、お父さんはキリスト教のフランス出身で、お母さんはイスラム教のモロッコ出身だからです。

世界で3番目に大きい宗教となるヒンドゥー教もキリスト教を禁止する動きがあります。例えば、インドでもクリスマスを祝うことを禁止する人がいます。しかし、グローバルな世界になり、ヒンドゥー教でも日本人と同じように「イベントとしては良い」と判断する人も多くなってきています。

クリスマスはイエス・キリストを讃えるお祝いで、サンタクロースやロマンティックなクリスマスツリー、楽しいプレゼント交換は後からできた文化です。日本人のようにクリスマスをお祝いしようという人ももちろんいますが、そうならない人もいることを意識しておきましょう。

Happy New Year!はグローバル化した!

世界はインターネットで繋がり、文化は、国や村ごとではなく、世界全体の人がオンラインを通して共有できるものとなりました。今では、国際電話をする必要がなく、インターネットがあればオンライン通話ができ、知らない人とHappy New Year!の動画がSNSで作れる時代です。とても厳格な宗教を持った人でない限り、キリスト教、イスラム教、ヒンドウー教、仏教、その他のどの宗教の背景を持つ人でもHappy New Year!(新年おめでとう!)はみんなが喜ぶフレーズとなりました。

しかし、「あなたにとっての新年が良い一年でありますように」と伝える場合、暦の数え方がちがう国として、(例えば中国や韓国、台湾、ベトナムなど)の新年は、旧正月(2月)からであることに注意しましょう。

例えば、カリフォルニア在住のミシェルさんはアメリカ人と中国人のハーフですが、中国からの家族の文化に合わせて、周りのアメリカ人と同じように新年のお休みを1月にとらず、旧正月の2月に長い休みをとります。そのため、1月に連絡をして、Happy New Year, hope you had nice winter holidays. (あけましておめでとうございます。冬の良い休暇をお過ごしされていたことを願います。)と伝えても、「2月に休みをとるから、1月は休まずに、1人でせっせと働いていたよ」と返事が返ってきます。これは中国、韓国、台湾、ベトナム本土の人も同様です。

 年末年始のあいさつのフレーズ集!

文化の違いを知ったら、ここからは挨拶フレーズをご紹介します。いろんな表現がありますので、ぜひ覚えてどこかで活用してみてくださいね。

クリスマスを祝う人へ!

海外では、クリスマスイブやクリスマスは、「愛する人と過ごす」という定義は変わりませんが、恋人と過ごす日ではなく、家族と過ごす日とする人が多いです。そのため、家族に会うためにクリスマス前から大型連休をとる人も少なくありません。ビジネスの相手や友人でも、当日に連絡するよりも、彼らが帰省する前となる12月の中頃に、会ってお伝えたり、メッセージで送るのも良いでしょう。

シンプルな短文のあいさつ

Wishing you a beautiful Christmas Eve!
(美しくすばらしいクリスマスイブを!)

Wishing you a wonderful Merry Christmas!
(すてきなクリスマスを!)

毎年のクリスマスに流れる定番の曲でWe wish a merry Christmas, we wish a merry Christmas, we wish a merry Christmas, and Happy new year!というのが有名ですが、Wish you 〜とは「あなたの〜を祈る」という意味です。〜の部分は、名詞になります。例えば、Wishing you good luckは「あなたの幸運を祈る」という意味です。このクリスマスのフレーズは、定番の曲のようにWeという主語を抜いているため、動詞のwishがWishingになっています。

家族にも使えるクリスマスのジョーク

Happy Merry Christmas! Do not forget gift for me, Mr / Mrs. Ho-Ho!
(幸せなクリスマスを!私へのギフトを忘れないで、ミスター(もしくはミセス)ホーホー(サンタクロース)さん!)

小さい頃、自分にとってのサンタクロースだったご両親へ、大人になってもギフトがほしいなというジョークです。男性にいう場合はMr(ミスター)、女性にいう場合はMrs(ミセス)を使います。

新年を祝う人へ!

「新年あけましておめでとう」はそのままの通り、Happy New Year! となります。「おめでとうはCongratulations!じゃないの?」と疑問を持つかもしれませんが、それは間違えです。Congratulationは卒業、試合に勝つ、就職、家を買うなどの何かの努力があった際に使うフレーズです。頑張って1年間を乗り切った人もいるかもしれませんが、New Yearがきたことを喜んでいるため、Happy New Yearとなります。

シンプルな短文のあいさつ

Happy New Year! Hope peace and happiness together with you.
(新年おめでとう!あなたと一緒に平和と幸せがありますように。)

Happy New Year! Thank you for being nice friend of me last year, let’s keep it this year too!
(新年おめでとう!昨年は私にとって良い友達でいてくれてありがとう!今年も(そのままで)よろしく!)

friendと使っていますが、友人にだけでなく、自分にとって「仲が良い友人のような存在」の人に使うことができます。例えば、両親やその他の家族(ご主人、奥さま、お子さん)が「相談に乗ってくれる友人のような存在」であれば、自分たちの距離が近いことを表現するのにfriendと意図的に伝えられます。その場合、文章中にfriendのところだけ強調して言うか、手紙では太文字で書くことで、あえてfriendを使っている意図が伝わるようにしましょう。

みんなに使える新年ジョーク

Happy New Year! Pump it up!
(新年おめでとう!(気持ちを)あげていこう!)

自分の気持ちが盛りあがっていることを冗談っぽく伝えるため、Pump it up!(盛り上げていこう!気合い入れていこう!)と伝えることができます。

Happy New Year! Let’s think positive and one year closer to the age of retired life.
(新年おめでとう!リタイアするまでの歳に1年近づいた感じね、ポジティブに考えよう!)

「また一年経っちゃったよ」と思っている人に伝えるフレーズです。リタイアする生活に近づいたとポジティブに考えよ!と冗談っぽく伝えましょう。

 年末年始のあいさつは気持ちが伝わる!

年末年始のマナーやあいさつのフレーズは、毎年使えるものなのでぜひ習得しておくことをおすすめします。あいさつを一声だけでも対面かメッセージで伝えるだけで、印象にのこる人になり、また、日本語でいう「今年もよろしく」と伝えていなくても、相手を思い合っていることがちゃんと伝わります。クリスマスは人それぞれの文化によりますが、Happy New Yearこそ、自分のハッピーな気持ちとともに多くの人に届けましょう!

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