海外移住経験者が教えるメリット、デメリットと海外移住で準備しておきたい心構え

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日本は少子高齢化が進行していて、今後の政治や経済状況を考えると海外へ移住してもいいかもしれないと想像する人も少なくないと思います。確かに日本の経済状況は明るいばかりではありませんが、海外に住むことは難しいのでしょうか。今回は海外で住む、移住することのメリットやデメリット、実際に大変なことなどを私の実体験を踏まえて紹介したいと思います。

海外移住するのに考慮すべきこととその対策

海外と聞くと大自然に囲まれたスローライフや、憧れのシティでの生活など理想的な部分を評価して想像すると思いますが、実際には思う程簡単にいかないこともたくさんあります。まずは海外移住で立ちはだかる壁になりやすいポイントやその対策から紹介したいと思います。

言語の違い

移住先にもよりますが、言語の壁は最初に立ちはだかる壁となります。友達を作るだけならいいかもしれませんが、家を探して契約するときの契約内容を理解したり、学校のカリキュラムをしっかりと理解するためにはある程度の言語の知識が必要です。移住先を考えるのであれば、まずは日常会話程度の言語能力を取得しておきましょう。また、その土地の言葉が話せないからといってシャイになってしまう日本人も多いですが、言語に壁を感じる場合はより積極的に現地の人とコミュニケーションをとることがおすすめです。会話に参加しているうちに、言語は自然と身についてきます。

文化の違い

文化の違いは次に立ちはだかる壁です。その土地に慣れてきたと思ったころに文化の違いで痛い目を見ることも少なくありません。例えば家を退去するときに預かり金となるボンドが返金されないということがあったとします。日本ではそういった不当な対応をされることは少ないのですが、海外では「日本人だから言い返さないだろう」と思われて不当な対応を受けることもあります。

ここで肝心なことはしっかりと自分の意見を主張して、クレームを伝えることなのですが、トラブルを避けたい日本人はそんなに大したお金でもないしいいやと諦めてしまう人も少なくありません。海外では自分の意見をしっかりと主張することが大切で、こうした事態に陥った場合でも堂々と解決することが望ましいのです。このような考え方や価値観の違いを一つ一つ理解していくのには時間と考え方の柔軟性が必要になります。日本との違いを楽しみながら、少しずつ慣れていくといいですね。

費用

海外移住を考えている人も少なくありませんが、海外移住は経済的にも余裕があることが望ましいです。日本からの航空券だけでなく、入国に必要なビザや、現地での滞在費用など意外と予定していたよりも出費が重なることが多いです。備えあれば憂いなしなので、ある程度の貯金をしてから移住を考えましょう。また、移住先での仕事を先に探してから移住を考えれば、費用の心配は少なくなります。

ビザ

海外へ入国するためには、どの国でも基本的にビザが必要になります。観光ビザを使って滞在できる期間は、ほとんどの国で3カ月から6カ月と限られています。また観光ビザでは仕事に就くことができません。

仕事をしながらその土地に慣れるのであればワーキングホリデービザがおすすめです。

ワーキングホリデービザや就労ビザは就労可能ですが、期間限定となるので計画性が大切です。どこの国でどのような生活スタイルで生活していくのかある程度イメージしてから入国するといいでしょう。

パートナービザや婚約ビザは費用が高額で手続きに時間がかかる場合が多いです。特に移民受け入れ態勢の厳しくなってきているオーストラリアやイギリス、シンガポールなどの国々では残念ながら婚約ビザの取得が難しくなってきています。婚約ビザを検討している人は、婚約ビザの取得方法を政府の公式サイトだけでなく、ビザの専門家やSNS、すでに移住している人の個人ブログでも最新情報をチェックしておくといいでしょう。

仕事

海外で仕事に就くには言語だけではなく、面接スタイルにも着目してみましょう。日本と海外では面接のスタイルが大きく異なります。面接では自分の強みやキャラクターをしっかりと主張することがポイントです。またその国の文化に理解があることや、さらに自分にしかできない特別なスキルを持っていると仕事は見つかりやすいです。海外では日本語が話せることも自分の強みになるので、日本語対応を探しているカスタマーサポートなどの仕事は意外と簡単に見つかります。日本語を自分の強みの一つとして仕事を探してみるのもいいですね。

海外移住しやすい国やおすすめの国

とはいえ、そんな日本人でも移住できる国も世界中にたくさんあります。その中でも特に日本人が移住しやすい国を紹介したいと思います。

オランダ

ある程度英語が通じる国の一つで、欧州連合EUの国の一つでもあります。オランダに移住するためには投資金として約60万円程度が必要となりますが、この金額は他の国で永住権を取得することと比較すると安さでは上位です。日本人が起業するのもさほど難しくなく、日本人が移住しやすい国としておすすめです。また、EUの国の一つなので、他のEU諸国に行き来しやすくなるというメリットもあります。

フィリピン

フィリピンもほぼ英語が通じる国の一つです。フィリピンで永住権をとりやすいビザは特別永住退職者ビザで、35歳以上であれば540万円をフィリピン内の銀行に預けておくことで申請が可能となります。この預金は永住ビザを取得するのに必要となりますが、永住権を破棄すれば返却されます。フィリピンには日本人が好きな人が多く、フレンドリーな人が多いです。また、温暖な気でリラックスした生活を送っている人が多いので、のんびりとした生活がしたい人におすすめです。

チェコ

オランダ同様欧州連合EUの国の一つとなるチェコも比較的日本人が移住しやすい国の一つです。チェコでは個人事業主として観光業やIT関連で働くことで永住権のビザを申請することができます。申請には書類審査があり、審査も難しくなってはいますが申請にかかる費用は無料で、経済的にも永住権取得を挑戦しやすい国です。

海外移住のメリットとデメリット

海外移住のメリットとデメリットをまとめてみました。

海外移住のデメリット

海外移住のメリットばかりに着目していると、実際の生活の難しさに直面して困難を乗り越えられない人もいます。例えば海外で仕事を見つけるのは、日本で仕事を見つけるよりも難しい場合が多いです。海外では日本人が外国人となり、その土地の言語が十分に話せないとなると安定した職に就くのは難しいです。

私も始めて仕事を探すときは、簡単な仕事でも職に就くのに苦労しました。言語は事前に少し勉強してからいくといいですね。仕事が掴めなければ収入がない状態になるので、もちろん生活していくのが困難になってきます。移住を検討するのであれば経済的にも少し余裕がある状態が理想的です。家族や親しい友人とも離れてしまい、困ったときにすぐに助けが借りられる状況ではなくなってしまうので、こちらも事前準備が大切です。

海外移住のメリット

これまで海外移住の難しさを主に挙げてきましたが、海外移住にはメリットもたくさんあります。海外移住を考えている人は海外での生活に憧れている人が多いと思いますが、海外移住をすることでその夢が一つ叶います。楽しいか楽しくないかは実際に経験してみないと分からないことで、海外の生活が肌に合うか合わないかも挑戦してみないと分かりません。日本と違い難しさを感じることも多いですが、その反面海外の良さを、身をもって体感することができます。新しい言語を学び、新しい文化に触れ、毎日が刺激的になるでしょう。

オフィスで働ける程度のレベルになれば、仕事環境も改善することが多いです。日本は比較的仕事中心の生活をしている人が多いですが、海外ではプライベートの生活を重視する人が多いです。長期的なホリディ休暇が取得したり、同僚や上司とも友達のような関係性になれることも。

また、ネイティブの日本語が話せることが強みになるので、日本語対応のカスタマーサービスの仕事や、翻訳の仕事に就くこともできます。さらに海外では日本の文化に興味がある人が多いので、日本人ということで注目されたり、興味を持って近寄ってきてくれる人もいます。

まとめ

海外移住に憧れる人は、まず言語、ビザ、資金や仕事などどれくらい自分で自立して生活できるかどうか考えてみましょう。移住が難しいと感じたら、まずは長期休暇をとって実際にその国を訪れてみるところから始めてもいいですね。数日間の観光旅行と、数週間の長期的な休暇ではその国の違った側面が見えてきます。メリットもデメリットもある程度理解した上で移住を検討するのがおすすめです。

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