「ビールで乾杯!」って英語でなんていう?ビール大国アメリカでお酒を楽しむ英会話フレーズ

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皆さんはビールがお好きですか?ビールといえば、ドイツやベルギーが主流ではありますが、実はアメリカもビール大国の1つ。あの世界中で最も人気だといわれる『バドワイザー』もアメリカ発のビールなんです。最近では日本でも定着しているクラフトビールも、ビール生産量の12.3%のシェアを誇り、他の有名なビールメーカーをしのぐ勢いです。

今回は、そんなホットなアメリカビールにまつわるエピソードとお酒の場で使える英語をご紹介します。

ビールを英語で注文してみよう

海外に行くと、その土地の地ビールなどを楽しむのは旅の一つの醍醐味です。まずはバーなどでのビールの注文方法と、お酒の場で知っておきたいルールをご紹介したいと思います。

●Step1.ID(身分証)の提示

バーやクラブなどでビールを注文する際にまず気をつけなければならないのは、ID(身分証)の提示です。

アメリカなどの海外ではバーに入る際や、お酒を注文する際に、年齢確認が必要になります。州によって異なりますが、基本的にアメリカでは飲酒は21歳から可能ですので、あなたがそれ以下の年齢であればお酒を注文することはできません。日本人は特に若く見られがちで、40歳を超えた日本人女性が、IDがなくお酒を出してもらえなかったという話もあります。

IDはパスポートを提示すれば問題ないでしょう。パスポートを持ち歩くことに少し不安はあるかもしれませんが、その日バーに行く可能性があれば、必ず携帯していきましょう。

●Step2.ビールの種類とサイズを選ぶ

ビールを注文する前に、しっかりサイズと種類を確認しましょう。特に混雑したバーではバーテンダーも忙しく、すばやくオーダーすることが求められます。

●Step3.サイズを決める

ビールを注文する際は、サイズを明確に伝える必要があります。アメリカの場合、パイントとハーフパイントがあります。1パイント=473mlですので、いろいろなビールを楽しみたい場合はハーフパイントを頼んでもいいでしょう。

I’ll have a half pint of lager, please.
(ラガーをハーフパイントください。)

瓶のビールがほしい場合は、a bottle of 〜(銘柄)をつけるといいですよ。

Can I have a bottle of Corona?
(コロナをひとつもらえますか?)

●Step4.ビールの種類を尋ねる

「せっかくだから現地のビールを飲みたいけれど、どんなビールがあるんだろう?」と注文するビールに迷った時には下記のように聞いてみるといいでしょう。

What do you have on tap today?
(今日はどんな生ビールがありますか?)

Tapとは「樽の蛇口」のことで、樽にどんな生ビールが入っているかを尋ねるフレーズです。お店によって何種類かある場合もあるのでその店の生ビールをひとまず試してみるというのも粋ですよね。

Do you have any local beer?
(地ビールはありますか?)

Do you have anything light on tap?
(ライトな生ビールはありますか?)

のどごしがよくてさっぱりしたビールがほしい時はこんなフレーズを。「Light」の代わりに「Dark」を使えば、「濃い目のビールありますか?」と聞くことができます。

How strong is this?
(このビールはどのくらい強いですか?)

ビールでも度数が強いものもありますよね。アルコールに弱い方には役立つフレーズです。

●Step5.ドリンクの注文と支払い

ビールの種類とサイズが決まったらいざ、注文です!バーやクラブなどは、お酒をバーカウンターで注文し、その場で飲み物を受け取って支払いを済ませるのが一般的です。バーテンダーがいるので、その人に向かって注文しましょう。日本のように律儀に列を作って注文の順番を待つ文化はありません。

日本人は声が小さく消極的なのでなかなか気づいてもらえないこともありますが、混雑時は特に積極的にバーテンダーに声をかけるのがポイントです。

●Step6.注文をする

Hi!Can I have a pint of Budweiser, please?
(やあ!バドワイザーを1パイントいただけますか?)

「Hi!」と言う時は、少し手をあげて、挨拶のように感じよく、笑顔でいいましょう。バーテンダーも人間なので、笑顔のお客さんには気づいてくれやすいですよ。

I’ll have a bottle of Brooklyn, please?
(ブルックリンを1瓶ください。)

Can I have another one?
(もう一杯ください)

同じものをもう一杯おかわりしたいときは、このフレーズが便利です。ただしクラブなどの混雑している場所では、バーテンダーも全ての客の飲み物を覚えてはいないので、この表現は避け、しっかりサイズと銘柄を述べて注文してくださいね。

●Step7.支払いをする

バーやクラブでは、注文後、カウンターでビールを受けとったらすぐにその場で支払うことが一般的。ですので、支払いは基本的には現金が好まれます。特に混雑時は毎回1杯のビールのためにクレジットカードをきってもらうのは面倒だからです。また、ビールの代金を現金で支払った後、バーテンダーへのチップを忘れないようにしてください。ドリンク1つにつき、1ドルほどがチップの目安です。

ビールだけではなく、ピザなどの食事を注文したり、テーブル席について複数人でいろいろと注文しながら長居をする場合は、最後にまとめて支払いをすることもできます。これをタブ(Tab)といいます。

Can I start a tab?
((後でまとめて払いたいので)会計を開けてもらえますか?)

上記のように最初の注文の際に伝え、クレジットカードを渡しておきます。そして食事がすべて終わった際には下記のように会計をお願いしてみましょう。

Can I close my tab?
(会計をお願いします。)

バーデンダーが伝票と渡しておいたクレジットカードを持ってきてくれます。Tabの場合はクレジットカード支払いでも問題ありません。伝票にバーテンダーへのチップを記載するか、別途現金でチップ分を挟みます。全食事代金の10%ほどのチップを支払えば問題ないでしょう。

●Step8.いざ乾杯!

さあビールの到着です!キンキンに冷えたジョッキを手に、乾杯をしましょう!

Cheers!
(乾杯!)

Bottoms up!
(乾杯!)

Cheersは最も一般的な表現です。「Bottoms up」はグラスの底(Bottoms)が空になるまで飲み干そう!という意味から来た言葉。どちらも、友達や家族と飲むカジュアルな場面で使われる言葉です。

Let’s make a toast to 〜!
(〜に乾杯しましょう!)

グラスを持ち上げてこのように言います。Toastは焼いたパンの意味ですが、古代ローマ時代、ワインにトーストを入れて祝杯を交わす習慣があったことが、この表現の由来だそうです。どちらかというとフォーマルな場で使われます。

バーなどお酒の席での英会話フレーズ

アメリカなどの海外では、バーなどのお酒の席でたまたま隣り合わせた人とちょっとした会話をすることはよくあることです。ジョッキ片手に、知らない人と気軽に話せるとかっこいいですよね。そんなときに使える英語表現をご紹介します。

●会話の始め方

まずは隣の人に話しかけてみましょう。いわゆるナンパが目当ての場合もありますが、そうでなくても隣に人が座ったら何か話さなければ返って気まずいと考えるのが欧米人です。気軽に話しかけてみましょうね。

Where are you from?
(どこから来たの?)

Do you mind if I join you?
(ご一緒してもいいですか?)

Do you come here often?
(ここはよく来るの?)

What are you drinking?
(何を飲んでるの?)

●会話が弾んできたら

旅行先で、今後も連絡を取り合えるような友達ができたら嬉しいですよね。隣の人と仲良くなれそうだと感じたら、下記のようなフレーズを使ってみてもいいでしょう。

What do you do?
(仕事は何をしてるの?)

It’s on me!
(私のおごりだよ!)

Are you on facebook?
(フェイスブックやってる?)

ただし相手が異性の場合は特に、男女の関係を期待されることもありますので、慎重に空気を読んでくださいね。

まとめ

ビール好きの方にとって、アメリカ旅行の1つの楽しみ方は現地の地ビールを味わうことではないでしょうか。また、ほろ酔い気分で楽しむ賑やかなバーの雰囲気も、その土地独特のものがありますので、ぜひ体験して頂きたいものです。隣に座った人と小粋に英語で話しながら、現地でビール仲間を作ってみませんか?

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