中学でならった助動詞を再確認、英語の基礎力をアップして英会話の上達へ

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助動詞は動詞の意味を変化させる、とても大切な要素です。日本語で会話しているときも、意識せずに微妙な動詞の変化を求めて使い、相手に内容を細かく伝えられています。

今回は、英語で基本となる助動詞、“can” “will” “should” “must” “shall” “may” を使った表現を解説します。基本の助動詞をしっかり理解して、英語力を底上げしましょう!

助動詞の基本を確認


まず英語の「助動詞」を紹介する前に、そもそも日本語での「助動詞」がどういうものか、確認してみましょう。日本語での使い方を理解していないと、英語でのイメージもわかりにくくなってしまいます。

助動詞とは「動詞を助ける言葉」、つまり動詞の意味を少し変化させる語です。例えば「私は走ります。」を、「私は走ることができます。」といったように、基本的な内容は変えずに、動詞の意味に少し変化をもたらすのが助動詞の働きです。

日本語では語尾が変化しているだけで、動詞と助動詞の区別をしにくいですが、英語の場合は単語がしっかりと独立して確認できるので、わかりやすいです。英語で助動詞を使うときは、基本的に主語と動詞の間に入ります。

I swim fast.
( 私は速く泳ぐ。)

I can swim fast.
( 私は速く泳ぐことができる。 )

また助動詞を用いる場合、動詞は原型になります。

以下にあげる例文の場合、三人称単数形だった “speaks” からsが無くなり、“speak” となります。さらに疑問文に用いたいときは助動詞を文頭に、否定文のときは助動詞の次に “not” を用います。

He speaks Japanese well.
( 彼は上手に日本語を話す。)

He can speak Japanese well.
( 彼は上手に日本語を話せる。)

Can you use this tool well?
( 君はこの道具を上手に使える?)

I cannot break the window.
( この窓を割るなんてできない。)

これで助動詞の基本は確認できましたので、この基本事項をしっかりおさえましょう。

代表的な助動詞の意味と使い方


まずはそれぞれの助動詞の意味を説明しながら、実際に助動詞を使って英文を解説します。

1.「~することができる」の “can”

助動詞 “can” は多くの人がなじみのある助動詞です。第44代アメリカ合衆国大統領オバマ氏の “Yes, we can.” は、まだ記憶に新しいでしょう。canは「可能」「許可」の意味があります。日本語では「~することができる」(可能)「~してもよい」(許可)となります。

まず「可能」の“can”を使った例文です。

We can change the world!
( 世界を変えることができる!)

My brother, Mike, can bake a cake well.
( 兄のマイクは上手にケーキを焼けるよ。)

次に「許可」の例文で、相手に許可を与える表現になります。

You can use my textbook.
( 僕の参考書使ってもいいよ。)

さらに疑問文にすると、相手に「許可」を求める表現にもなります。

Can I borrow your pen?
( 君のペン借りてもいい? )

Can I help you?
( お手伝いしてもいいですか?( = 何か手伝いましょうか。))

外国でお店に入ったときなどに、店員さんから“Can I help you?”と声をかけられることもあります。日常生活でとてもよく使う表現ですので、しっかりと覚えておきましょう。

2.「(これから)~する」の “will”

助動詞 “will” は「(これから)~する」という、これから起こりうる未来を表現できます。

I will visit you tomorrow.
( 明日君を訪ねるよ。)

We’ll win the game next week.
( 来週の試合は勝つだろう。)

It’ll rain tomorrow morning.
( 明日の朝は雨だろう。)

よく使う表現では、以下のようなものもあります。

I’ll be there.
( 私はそこにつくでしょう。( =もうつくよ。))

さらに “will” は疑問文にして用いると、相手への依頼の表現にもなります。

Will you come with us tomorrow?
( 明日私たちと一緒にきてくれませんか?)

Will you take me to the club-house?
( そのクラブハウスに連れて行ってくれない? )

3.「~すべき」の “should”

助動詞 “should” は、「~すべきである」という提案を表現することができます。

You should study more.
( 君はもっと勉強すべきだ。)

They should come earlier.
( 彼らはもっと早く来るべきだよ。)

Should I write this letter in English?
( 僕はこの手紙を英語で書くべきですか。)

「~すべきだ」から転じて、状況によっては「~したほうがよい」と訳される場合もあります。あまり厳しい言い方ではないので、ソフトに伝えれば簡単な提案の際に使うことができます。

You shouldn’t go to see him for now.
( 今は彼のところに行くべきではない。( =今は彼のところへ行かないほうがいいよ。))

4.「~しなければならない」の “must”

助動詞 “must” は、「~しなければならない」という強い提案を表現です。

You must leave us.
( あなたは私たちのもとを去らなければならない。)

I must tell you about what happened then.
( 私はそのとき起きたことをあなたに話さなければならない。)

このように、言葉に緊迫感を与えます。相手に使うときには強い表現ですので、状況次第では不快に思われてしまう可能性もあります。さらに否定文で用いる場合は、より強い否定を表現することができます。

You must not come here.
( あなたはここに来てはならない。)

You must not tell anyone about it.
( あなたはそれを誰にも話してならない。)

かなり強く禁止しているニュアンスで伝わってしまうので、使いどころには注意が必要です。

5.「~しましょう」の “shall”

助動詞 “shall” は通常ですと「~しましょう」という未来への意思表示、疑問形ですと「~しましょうか」という柔らかい提案を表現できます。基本的には一人称単数・複数にしか用いません。

疑問形の “Shall I ~?” は、自分ひとりが相手のために行動する場合、“Shall we ~?” は、自分と相手が共に行動する場合の提案を表します。

Shall I take your luggage to your room?
( 荷物を部屋まで持っていきましょうか。)

うまく使いこなせると、相手と打ち解けるための会話に繋げることができます。

助動詞で「推量」を表現する


助動詞のほとんどは、「推量」の意味も持ち合わせています。

「推量」の確信度が強い順に紹介すると、

・must: ~に違いない

・will: ~でしょう

・should: ~はずだ

・may: ~かもしれない

となります。さらにcanの否定形は、「否定の推量」の助動詞として用いられます。

・can not(cannot/can’t): ~であるはずがない

それぞれを使いこなすと、推量している確信度の違いを伝えられます。単語によって確信の度合いが変わるので、それぞれの単語の特性を理解し、正しい場面で使えると自分の意見を伝えやすくなります。推量の度合いがどのように変わるかは、以下の例文で確認しましょう。

He is married.
(彼は結婚している。)
He must be married.
(彼は結婚しているに違いない。)
He will be married.
(彼は結婚しているでしょう。)
He should be married.
(彼は結婚しているはずだ。)
He may be married.
(彼は結婚しているかもしれない。)
He cannot be married.
(彼は結婚しているはずがない。)

助動詞を使いこなして、動詞の表現を広げよう!


いかがでしたでしょうか。助動詞は使い方が複雑でない上に、英会話をマスターする上で大切な要素です。特に相手の依頼や許可は使う場面も多くあります。

英会話は実際に使ってみて、身になるもの。使用できるタイミングが多いということは、身につきやすい用法ということです。英会話のチャンスがあれば、どんどん使ってみてください!

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