「ファーストフードでコーラしか頼めない」から脱却しよう!知らないと焦る海外のジュースや炭酸に関する英語表現

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皆さんは海外旅行に行った先のファーストフードやレストランで、ジュースを頼む際に戸惑われたことはありませんか?特に日本でおなじみの「炭酸飲料」を頼みたくても、海外の炭酸飲料の呼び方は色々あり、また海外にしかない飲み物も存在します。

そこで今回は、海外のジュースや炭酸飲料などの飲み物について、様々な英語表現をご紹介したいと思います。次の海外旅行では存分に海外の飲み物を楽しみましょう!

炭酸飲料やジュースの基本英語表現

日本以上に海外では炭酸飲料は大人気で、色々な種類のものがスーパーやレストランで売られています。そんな炭酸飲料の表現方法をまずはご紹介しましょう。

carbonated drink:炭酸飲料

Zero-calorie carbonated drinks are driving the market.(ゼロカロリー炭酸飲料がこの市場を動かしています。)

いわゆる「炭酸飲料」や「炭酸清涼飲料」と表現したい時、「carbonated drink」、もしくは「carbonated beverage」と表現することができます。「carbonated」は「炭酸の入った」「炭酸ガスを飽和させた」という意味です。

なお、日本では炭酸の入った水を「炭酸水」や「ソーダ水」という言い方で販売していますが、海外で「炭酸水」は「carbonated water」もしくは「sparkling water」と表現しますよ。

soda:炭酸(ニューヨーク・カルフォルニア周辺)

What is your favorite soda?(一番好きな炭酸は何?)

「炭酸」のことをカジュアルに表現する時、北米では主に「soda」もしくは「pop」と呼びます。どちらも炭酸飲料の意味ですが、同じ北米でも地域によって呼び方が異なります。特にアメリカのカルフォルニアやニューヨークでは「soda」と呼ぶことが多いようです。炭酸に含まれる「炭酸ナトリウム」が「sodium carbonate」から「soda」という用語が炭酸飲料に適用されるようになりました。

pop:炭酸(アメリカ中部やカナダ)

Let’s grab a pop from the vending machine.(自動販売機から炭酸を買おう。)

「pop」は炭酸飲料が開けられたときに発生する「ポン!」という音が言葉の起源とされています。日常生活でお店の看板やメニューに書いていたり、会話の中でよく出てくる俗語です。アメリカ中部やカナダでは「pop」が多く使われています。このように北米では「soda」か「pop」が一般的ではありますが、アメリカの南部では炭酸飲料なら種類を問わず「coke(コーラ)と呼ぶ」という驚きの事実も。

「POP vs SODA」というウェブサイトで「popというかsodaというか、cokeというか」について統計をとったところ、下記の結果になったようです。

出典:https://popvssoda.com

ちなみに、「pop」「soda」といえば、どの地域でも意味は通じますので安心してくださいね。

fizzy drink:炭酸(イギリス・オーストラリア)

I prefer fizzy drinks with a hint of fruit flavor.(果物の風味がほんのり効いた炭酸飲料が好きです。)

イギリスやオーストラリアでは、炭酸飲料のことを「fizzy drink」といいます。「fizzy」は「シューシュー泡立つ」「発泡性の」という意味の単語で、炭酸の泡がたった飲み物を音からも想像させる英単語ですね。

soft drink:ノンアルコールの炭酸

Would you like a soft drink with your meal?(お食事にソフトドリンクはいかがですか?)

日本でも「ソフトドリンク」と表現しますが、日本の場合は「リンゴジュース」や「オレンジジュース」なども含んだ「ノンアルコールドリンク」を意味しますよね。しかし英語の「soft drink」はいわゆるアルコールを含まない、甘い「炭酸飲料」を意味します。つまり、果汁ジュースは含まないのが一般的ですので気をつけましょう。また、「soft drink」の対義語は「hard drink」で、いわゆるアルコール飲料を意味します。

ちなみにカナダのケベック州などでは、「pop」「soda」ではなく、「soft drink」を「炭酸飲料」の意味でよく使います。

juice:フルーツや野菜の果汁

I’d like to start my day with a glass of fresh orange juice.(朝は新鮮なオレンジジュースで1日を始めたい。)

apple juice(リンゴジュース)

carrot juice(キャロットジュース)

日本で「ジュース」というと、コーラやスプライトなども含んだ、アルコールの入っていない飲み物全般を指しますよね。しかし英語の「juice」は、「果物や野菜の果汁」を意味します。ですので、「リンゴジュース」や「キャロットジュース」などを意味し、コーラなどの炭酸飲料は含みませんので注意しましょう。

海外で知っておきたい炭酸飲料の種類

ファーストフードに行けばいくつかの炭酸飲料が用意されていますよね。事前に予習しておけば、いざ注文するときにも戸惑わないものです。そこでアメリカなどでよく目にする炭酸飲料をご紹介しましょう。

Coke:コカ・コーラ

Coke is one of the most popular soft drinks in the world.(コカ・コーラは世界で最も人気のあるソフトドリンクの一つです。)

コーラのなかでも、コカ・コーラを指すのが「Coke」という英単語です。「ーク」と発音しましょう。「コーラ」というとどのメーカーのコーラなのか聞き返される事があるので注意です。

Pepsi:ペプシ

Do you prefer Pepsi or Coke?(ペプシとコカ・コーラ、どちらが好き?)

日本でもおなじみのペプシ・コーラ。コカ・コーラと並ぶ有名なコーラのブランドです。コカ・コーラかペプシのどちら派か、というのは北米でもよく話題に上がります。

Dr. Pepper:ドクターペッパー

Dr. Pepper is a classic American soft drink that has a devoted fan base.(ドクターペッパーは忠実なファン層を持つ、アメリカのクラシックなソフトドリンクです。)

アメリカに行くなら知っておいたほうがいいのが、ドクターペッパー。アメリカ発祥の独特の風味を持つコーラで、スパイシーな味わいが人気です。アメリカの南部で特に人気があります。

Root Beer:ルートビア

I ordered root beer float.(私はルートビアフロートを注文しました。)

「薬の味」「湿布の味」などと言われていますが、一部の地域では根強い人気なのが「Root beer」。ネイティブの間では「ーッビア」と呼ばれます。

昔、ネイティブ・アメリカンが植物の根(root)やハーブを調合して薬などに使用しており、その技術がアメリカ開拓者たちによってビール醸造技術と融合していきました。禁酒法が制定された1919年に薬局の店員が病気の友人を元気づけるために作ったものが評判を呼んでジューススタンドで売られるようになったのが「Root beer」の原型です。「beer」という名前がついているのはそのためで、禁酒法の時代の中でノンアルコールの飲み物となっています。なお、Root beerの中でも有名な銘柄が「A&W Root beer」で、「A&W」というハンバーガーチェーン店で大人気の飲み物なので、ぜひお試しくださいね。

ちなみに例文の「Root beer float」はRoot beerの上にバニラアイスを浮かせた「クリームソーダ」のようなもの。

7UP:セブンナップ

Would you like a glass of 7UP or Sprite?(7UPかスプライトはいかが?)

ファーストフード店でも見かける「7UP」。「セヴァナップ」と発音します。レモンとライムの素朴な味ですが、炭酸が強く、スプライトに味が違いようです。カフェインが入っていないので、好んで選ぶ人もいるよう。

Fanta:ファンタ

I’d like a Fanta Orange, please.(ファンタオレンジをお願いします。)

I’ll take a Fanta Grape if you have it.(もしあればファンタグレープをお願いします。)

ファーストフード店で必ずと行っていいほど目にするのが「ファンタ」。日本でも有名ですよね。ファンタには色々なフレーバーがあり、フレーバーが色々あるときは、例文のようにどのフレーバーがいいかを指定しましょう。なお、ファンタもカフェインは入っていませんよ。

ドリンクバーやおかわりなどの表現について

日本でもドリンクバーはよく目にしますが、海外では「drink bar」という英語は存在しません。しかし似たような制度は存在しますので、そういった「おかわり自由」などの英語表現をご紹介しましょう。

free refills:おかわり無料

Free refills on drinks.(ドリンクのおかわり無料です。)

Enjoy complimentary drink refills.(無料のドリンクおかわりをお楽しみください。)

「refill」は「補充する」「再び満たす」という意味。「free」は「無料」ですので、「free refills」で「飲み物おかわり無料」となります。メニューには単に「free refills」と書いてある場合もありますし、例文のような文章で書いてあることも。「complimentary」は「無料の」の意味。なお、おかわりをしたいときは「Can I have a refill of Coke?(コカ・コーラのおかわりもらえますか?)」と注文すればOK。

all-you-can-drink

During happy hour, we have all-you-can-drink beer specials.(ハッピーアワー中には、ビール飲み放題の特別メニューがあります。)

ジュースやビールなど、飲み物の飲み放題は「all-you-can-drink」と表現します。直訳すると「あなたが飲めるすべて」となりますね。ちなみに食べ放題は「all-you-can-eat」ですよ。

free drink:ドリンク無料

One free drink included.(ドリンク一杯無料。)

Your first drink is on the house.(最初の一杯はサービスです。)

「ドリンクが無料でついてくる」のようなシーンもありますよね。例文のように「one free drink(一杯無料)」と言ったり「your first drink(最初の一杯)」と表現することになります。なお例文の「on the house」は「お店のおごり」のような意味になります。

self-service soda fountain:セルフサービスのソーダ・ファウンテン

Self-service soda fountains allow consumers to refill multiple times at fast-food restaurants.(セルフサービスのソーダファウンテンとは、ファーストフードなどで客が複数回ドリンクをおかわりできるシステムです。)

直訳すると「ソーダの泉」である「soda fountain」は、炭酸やジュースを蛇口から注ぐディスペンサーの設備を指します。お金を払って紙コップを受け取り、自分でディスペンサーから好きな飲み物を注ぐのが「self-service soda fountain」です。好きな量を注ぐことができ、またおかわりが自由な場合も多々あります。

英語で「炭酸」や「ジュース」の表現方法がわかったら

海外旅行中いつも「コーラ」ではなく、自分の好きな飲物を的確に注文できると嬉しいですよね。次回の海外旅行ではぜひ飲んだことのない飲み物にも挑戦してみてくださいね。

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