過去分詞一覧で重要な不規則動詞を覚えよう!暗記お助けアプリも紹介【中学英語レベル】

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過去分詞は規則的に変化するものと不規則に変化するものに分かれます。特に不規則動詞は予想外の変化をすることもあり、「なんだか苦手……」と感じている人もいるのではないでしょうか。

今回は初歩から不規則動詞をもう一度確認したい人に向けて、中学レベルの重要な過去分詞を確認します。不規則動詞を4つのパターンに分けて整理する他、暗記に役立つアプリも紹介します。テスト対策や苦手意識の克服にぜひ活用してください。

完了文や受け身文を作る過去分詞

英語の「分詞」は動詞の変化形の一種で、現在分詞と過去分詞に分かれ、過去分詞は完了文や受け身の文などでよく使われます。英語では“Past Participle”と言い、辞書などでは“p.p”や“Vp.p.”という省略形で書かれていることもあります。

過去分詞の形は動詞ごとに決まっています。このため、動詞は原形・過去形・過去分詞のセットで覚えることが大切です。

規則動詞の基本の過去分詞の作り方

過去分詞は、規則的に変化するものと、不規則に変化するものがあります。不規則動詞の場合は、丸ごと覚えないといけませんが、規則動詞なら活用のパターンを知っておくと自分で作れます。

基本的な作り方としては、原形の語尾に“ed”をつけます。元の単語の語尾によっては少し変化するので、以下で確認をしましょう。

●基本:語尾にedをつける
・wash-washed-washed(洗う)
・talk-talked-talked(話す)

●原形の語尾が“e”で終わるもの:“d”をつける
・love-loved-loved(愛する)
・hope-hoped-hoped(望む)

●原形の語尾が子音+“y”で終わるもの:“y”をとって“ied”をつける
・study-studied-studied(勉強する)
・cry-cried-cried(泣く)

●原形の語尾が母音+1子音で終わるもの:最後の子音をもう1つつけて“ed”をつける
・stop-stopped-stopped(止まる)
・hop-hopped-hopped(跳ぶ)

また、過去分詞は特徴的な読み方をすることも少なくありません。単語の形だけでなく発音も合わせて確認しましょう。電子辞書などの発音機能を使って確かめる他、オンライン英会話などで講師の発音を参考にしてもいいでしょう。

4パターンの不規則活用する過去分詞の一覧

不規則動詞のバリエーションは以下のような4つのパターンがあります。ここでは4つのパターンを以下のように表にしているので順に見て学んでいきましょう。

ABA→原形と過去分詞が同じ
AAA→原形・過去形・過去分詞が同じ
ABC→原形・過去形・過去分詞が全て異なる
ABB→過去形と過去分詞が同じ

今回は不規則動詞の活用のパターンの中でも、単語数の少ないパターンから紹介します。「いきなりこんなに覚えられない!」という人も、まずは数が少ないbe動詞やABAパターンから少しずつ確実に覚えていきましょう。

be動詞の過去分詞の活用

be動詞は特殊な変化をするので最初に確認しましょう。過去形は単数形か複数形かによって異なりますが、過去分詞はすべて共通です。

原形 過去形 過去分詞
am was been
is was been
are were been

重要3語の一覧【ABAパターン】

原形と過去分詞が同じABAパターンは、中学英語の範囲では3つしかありません。発音にさえ気をつければすぐにでも使える頻出単語なので、表に目を通しながら実際に声を出して確認してみましょう。

原形 過去形 過去分詞
become(なる) became become
come(行く) came come
run(走る) ran run

特に“come”と“become”は頭に“be”がつくかどうかの違いしかないため、覚えやすいでしょう。“run”と“ran”は発音の区別が難しいので、繰り返し音声も聞いて確かめてください。

重要9語の一覧【AAAパターン】

原形・過去形・過去分詞がすべて同じ単語を9個紹介します。“t”で終わる単語が多く、眺めているとなんとなく規則が読めるかもしれません。発音もほとんど変わらないため、リスニング問題などで出てきてどの時制か迷ったら、文中の他の要素から考えましょう。

“read”はすべて同じ形をしていますが、現在形は「リード」と読むのに対し過去形と過去分詞は「レッド」と発音します。会話で使う際には注意しましょう。

原形 過去形 過去分詞
cost(払う) cost cost
cut(切る) cut cut
hit(打つ) hit hit
hurt(傷つける) hurt hurt
let(許す) let let
put(のせる) put put
read(読む) read※読み注意 read※読み注意
set(置く) set set
shut(閉ざす) shut shut

重要20語の一覧【ABCパターン】

原形・過去形・過去分詞がすべて違うABCパターンの単語を20個紹介します。“do”や“go”など日常でも使う単語が多いのでぜひチェックしてください。ABCパターンやABBパターンは表に挙げたもの以外の動詞もあるので、一例として参考にしてください。

原形 過去形 過去分詞
begin(始める) began begun
blow(吹く) blew blown
break(壊す) broke broken
choose(選ぶ) chose chosen
do(する) did done
drink(飲む) drank drunk
drive(運転する) drove driven
eat(食べる) ate eaten
fall(落ちる) fell fallen
forget(忘れる) forgot forgotten/forgot
get(得る)※ got※ gotten※
give(与える) gave given
go(行く) went gone
know(知っている) knew known
ring(鳴る) rang rung
see(見る) saw seen
sing(歌う) sang sung
speak(話す) spoke spoken
throw(投げる) threw thrown
write(書く) wrote written

※“get”はアメリカ英語とイギリス英語で変化の形が異なります。アメリカ英語では上記のようにABCパターンで変化しますが、イギリス英語ではget-got-gotのABBパターンで変化します。状況や相手に分けて使い分けられるようになると上級者です。

重要30語の一覧【ABBパターン】

過去形と過去分詞が同じABBパターンは数も多く、日常で使う機会も少なくありません。変化の仕方も「末尾にghtをつける」「末尾が子音+tになる」「edを縮めたidがつく」などいくつかのパターンがあるため分けて覚えてもいいでしょう。

原形 過去形 過去分詞
bring(持ってくる) brought brought
build(建てる) built built
burn(燃やす) burnt/burned※ burnt/burned※
buy(買う) bought bought
catch(つかまえる) caught caught
feed(食べ物を与える) fed fed
feel(感じる) felt felt
find(見つける) found found
have(持つ) had had
hear(聞く) heard heard
hold(手で持つ) held held
keep(維持する) kept kept
lay(横たえる) laid laid
lead(導く) led led
learn(学ぶ)※ learnt/learned※ learnt/learned※
leave(離れる) left left
lose(なくす) lost lost
make(作る) made made
meet(会う) met met
pay(支払う) paid paid
say(言う) said said
sell(売る) sold sold
send(送る) sent sent
sit(座る) sat sat
sleep(寝る) slept slept
spend(費やす) spent spent
teach(教える) taught taught
tell(教える) told told
think(思う) thought thought
win(勝つ) won won

※“burn”(燃える)と“learn”(学ぶ)はアメリカ英語とイギリス英語で単語が変わります。アメリカ英語なら“-ed”、イギリス英語なら“-t”が一般的です。変化の形は両方ともABBパターンです。どちらの単語も間違いではないので、文章で出てきても混乱しないようにしましょう。

不規則活用の過去分詞暗記に役立つアプリ3選

不規則活用の過去分詞はさまざまなバリエーションがあるため、なかなか手をつけにくい範囲です。しかし裏を返せば「覚えてしまえば簡単な分野」ともいえるでしょう。アプリを活用し、楽しく効率的に暗記しましょう。

iPhone向け:スペルで答える

アプリ「英語 不規則動詞 暗記ドリル」は不規則動詞のスペルの暗記に特化したiPhoneアプリです。黒板に表示された原形の過去形と過去分詞をキーボードで入力します。シンプルな機能のため短時間で繰り返し解くことができ、記憶の定着が狙えます。

スペルを正しく覚えたい人におすすめです。間違えた問題は、「弱点克服モード」で集中的に練習することができます。

「英語 不規則動詞 暗記ドリル」App Store

アンドロイド向け:活用パターンを絞って勉強も可能

アプリ「不規則動詞徹底攻略!」は、アンドロイド向けの不規則動詞暗記アプリです。内蔵された単語帳にはABB、ABAなどパターンも併記されており、変化の形をすぐに確認できます。苦手な単語には印をつけて後でまとめて確認できるので、学生ならテスト前の総仕上げにもぴったりです。

キーボードで単語を回答する形式の確認テストもついています。指定の範囲をクリアするとマークがつくので、達成感も感じられるでしょう。効率だけでなく問題を解く楽しさも重視したい人におすすめです。

「不規則動詞徹底攻略!」Google Play

アンドロイド向け:英文クイズ式で学べる

アプリ「英語 不規則動詞 クイズ」は、問題文も選択肢もすべて英語で書かれたアンドロイド向けのアプリです。英文の質問に合わせ、4択問題から適切な答えを選びます。回答は4択式なので移動時間など、スキマ時間にも回答しやすい点が魅力です。

質問文を始め、アプリの画面は英語ばかりで最初は戸惑うかもしれませんが、慣れれば不規則動詞以外の英語にも怖がらずにチャレンジできるでしょう。自然な英語表現に触れたい人や、英語学習でもっとステップアップしたい人におすすめのアプリです。

「英語 不規則動詞 クイズ」 Google Play

過去分詞の活用を理解したら

過去分詞は動詞の変化形のひとつで、単語ごとに変化の形が決まっています。なかなか覚えられず苦手とする人も少なくない範囲ですが、最低限中学範囲の単語を覚えるだけでも表現の幅はグッと広がります。アプリを活用し、楽しく効率的に覚えていきましょう。

今回ご紹介した中にもあった“Read”など、一部の過去分詞は特徴的な読み方をします。覚える際には発音も合わせて確認しましょう。レアジョブ英会話の無料体験レッスンなら過去分詞の発音とともに、意味や使い分けもその場で聞きながら学べるので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?

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