「break a leg」は「骨折」じゃない?体に関する単語を使った英語フレーズ18選

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日本語でも「顔が広い」や「後ろ髪をひかれる」など、体や顔の部位に関する慣用句というのは多く存在しますが、これは英語も同じです。こうした体の部位にまつわる英語表現を知っていると表現の幅が広がるだけでなく、日本語との比較もできて面白いものです。今回はそんな顔や体の部位に関する英語表現を、その由来も交えながら色々とご紹介したいと思います。

顔や頭のパーツに関する英語表現

まずは首から上の顔、頭に関する英語表現をご紹介したいと思います。中には日本語にかなり近いものもありますので楽しみながら確認してみてくださいね。

lose face:面子を失う

You really made me lose face.
(よくも顔をつぶしてくれたな。)

解説:「面子を失う」「顔をつぶす」という表現の「lose face」。日本語の「面」も顔のことですのでほぼ同じ意味合いの表現ということになりますね。ちなみに「面子を保つ」は「save face」といいますよ。

be all ears:一心に耳を傾ける

I am all ears.
(さあ、話してください。)

解説:「I’m all ears」は直訳すると「私は全て耳になっている」となりますが、つまりは「一心に耳を傾けている」という意味になります。そこから例文では「しっかり聞いてるから話してください」という意味合いにもなりますよ。ちなみに「Be all ears」なら「注意してよく聞きなさい」という意味。

let one’s hair down:くつろぐ

Please let your hair down.
(どうぞごゆっくり。)

解説:「let hair down」は「髪をおろす」という意味。昔は女性は人前では髪を結っておくべきという価値観があり、一人でくつろぐ時のみ髪をおろすことができたため、こうしたイディオムができたそうですよ。

make a person’s hair curl:人を震え上がらせる

The story made my hair curl.
(その話を聞いて身の毛がよだった。)

解説:「恐怖などで身の毛がよだつ」といいますが、日本語の「よだつ」とは体の毛が立つこと。一方英語では「curl(くるくるとカールする)」と表現するところが面白いですよね。

shake one’s head:首を横に振る

I shook my head to say no when he proposed to me.
(私は彼にプロポーズされて断った。)

解説:否定や拒否、不賛成などを表す意味で「首を横に振る」という表現は、英語では「shake one’s head」というように表現します。首ではなく頭と表現するところが近いものを感じますよね。ちなみにshakeの過去形は「shook」です。

keep an eye on:〜から目を離さない

Please keep an eye on your child.
(お子さんから目を離さないでください。)

解説:「〜を見張る」「〜を見守る」「〜から目を離さない」という意味の「keep an eye on〜」onはくっついたという意味のある前置詞ですので、直訳すると「何かに目をくっつけておいたままにする」というような表現です。

up to one’s chin:深くはまりこんで

He is up to his chin in debt.
(彼は借金で首が回らない。)

解説:「up to one’s chin」は直訳すると「顎のところまできている」という意味。そこからなにかに深くはまり込んだ状態の様子に用います。借金に深くはまり込んだ場合は、「借金で首が回らない」と訳すことができますし、仕事などが多すぎてアップアップしている場合にも使うことができる表現です。

体のパーツに関する英語表現

次に首から下の胴体部分のパーツに関する英語表現をご紹介します。胸や内蔵など、色々な表現があって面白いものですよ。いくつ知っているか数えてみてくださいね。

give a person the cold shoulder:人によそよそしい態度を見せる

He gave me the cold shoulder.
(彼は僕によそよそしい態度をとった。)

解説:「よそよそしい態度」「冷遇」という意味の「cold shoulder」。その語源はいくつか節がありますが、有力なものとしては「招かれざる客に羊の冷たい肩肉を出した」とところから来ているというもの。人間ではなく羊の肩だったのですね。

have a chip on one’s shoulder:けんか腰の

You have a chip on your shoulder.
(えらくご機嫌ななめね。)

解説:日本では「けんか腰」という意味も、英語では「肩」で表現するようです。これは西部劇などにも出てくるように、米国で昔男性が喧嘩を仕掛けるときに、肩に木っ端(chip)をおいて、「これを撃ち落としてみろ」と相手を挑発したことに由来しているそうですよ。そう聞くと急にイメージが湧きやすくなりますよね。

eat one’s heart out:悲嘆に暮れる

She will eat her heart out to hear such a thing!
(そんな事聞いたら彼女が悲しむよ。)

解説:日本語では「断腸の思い」という表現がありますが、それに近いものがありますね。「くよくよ悲しむ」「悲嘆に暮れる」という意味の「eat one’s heart out」です。

have one’s heart in one’s mouth:ビクビク(ハラハラ)する

I had my heart in my mouth when I saw the car.
(その車を見た時、僕は心臓が飛び出しそうなほどだった。)

解説:日本語でもなにかに驚いたりした時には「心臓が口から飛び出しそう」と表現しますが、英語では「口に心臓がある」と表現するようですね。なにかに驚いたり不安だったり興奮してドキドキ・ハラハラする際に使える表現です。

get off one’s chest:打ち明けて心の重荷をおろす

Come on, get it off your chest.
(さあ、すっかり言ってしまいなさいよ。)

解説:「get off」は「下ろす」という意味があります。chest(胸)にわだかまっているものやつかえているものを吐き出してすっきりするというニュアンスですね。「言ってスッキリしなさいよ」というふうな意味合いで使えますよ。

fire in one’s belly:野心

My boss has fire in his belly.
(私の上司はやる気にあふれている)

解説:ここでのbellyは「腹」。「腹の中の炎」というニュアンスです。日本語でも本心は「腹」の中にあるというイメージがありますが、英語でも野心などの本心は腹の中にあるようですね。

腕や足のパーツに関する英語表現

最後に腕や足に関する英語表現をご紹介します。これを機に、体のパーツの英単語に復習にもなればと思います。

shake a leg:さっさと始める

Shake a leg and go there right now.
(さっさとそこへ行きなさい。)

解説:相手の動きが鈍くイライラしている時に使う表現です。「足を速く動かせ」という意味の「shake a leg」という表現が「急げ」という表現になっています。

break a leg:頑張る

Break a leg.
(成功を祈るわ。)

解説:「break a leg」は直訳すると「脚を折る」という意味。昔は誰かに幸運を祈ると反対のことが起こるという考えがあり、幸運と反対の不運を祈ることになったそう。特にニューヨークの演劇界などでオーディションを受ける人などに「break a leg(脚を折れ)」と声をかけ始めたのが始まりで、現在は「幸運を祈ります」「頑張れ!」などのニュアンスがある表現です。

know 〜 like the palm of one’s hand:〜を知り尽くしている

Mike knows this town like the palm of his hand.
(マイクはこの街を熟知している。)

解説:直訳すると「自分の手の平くらいよく知っている」となります。たしかに自分の手の平はもっとも身近なものの一つですものね。ちなみに「手の平」を「手の甲」に置き換えて「know 〜 like the back of one’s hand」でも同じ意味になります。

give one’s right arm:全力を尽くす

I would give my right arm for the position.
(その地位を手に入れるためにはどんな犠牲でも払う。)

解説:「give one’s right arm」は「あらゆる犠牲を払う」「全力を尽くす」という意味。直訳すると「自分の右手を差し出す」となります。なにかを手に入れるためには、人間の体の重要な部分である右腕さえも差し出すという意味から来ているそう。

elbow grease:力仕事

It will take some elbow grease to get it clean.
(これをきれいにするにはちょっと骨が折れそうね。)

解説:「elbow grease」はもともと特にこすったり磨いたりする力仕事に対してよく使われる表現でした。「elbow grease」は直訳すると「肘の潤滑油」。昔から「肘を使って一生懸命磨くことほど家具をピカピカにする方法はない」と言われており、そこからきた言葉だと言われています。

まとめ

体の部位を含んだ英語表現は、その由来を考えるとなるほどと納得がいく面白い物が多いものです。こういった表現はまだまだ沢山ありますが、常にその由来やイメージを捉えて、それと一緒に覚えると頭に入ってきやすくなります。楽しみながら更に色々と調べてみられてはいかがでしょうか。

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