メールでよく使う「取り急ぎ連絡しました」って英語でいえる?「取り急ぎ」を使う際のルールとフレーズ集

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皆さんは、短いメールの最後に「取り急ぎ」という言葉をよく見かけませんか?「取り急ぎお礼まで」や「取り急ぎご連絡まで」など、文を締めくくるのにとても便利な表現なので、つい多用してしまいがちですが、実はその使い方には注意も必要です。

今回はまず日本語の「取り急ぎ」の使い方のルールや意味を理解し、その上で英語ではどのように表現すればいいのかをお伝えしたいと思います。

「取り急ぎ」の意味やルールをしっかり把握しよう

メールの最後に付け加えられている「取り急ぎ」という言葉。便利ではありますが、然るべき場面で使わないと、失礼にあたることもあり、注意が必要です。

そもそも、「取り急ぎ」とは「とりあえず急いで」という意味の言葉。急いでいるので、時候の挨拶など、配慮すべき礼儀などを取り払って行動を起こしているということを、相手に断る一文です。
そういった意味に反する下記のようなメールや行為はNGとなります。

時候の挨拶を含んでいるのはNG

基本的に「とりあえず急いで出した」メールなのに、時候の挨拶などがあると、「取り急ぎ〜まで」の本来の意味と文脈が一致しません。「取り急ぎ〜まで」と書くほど急いでいるので、要件だけ伝えた短いメールである必要があります。同様に、要件以外をつらつらと書いた長いメールもNGです。

メインの要件以外のことを述べるのはNG

「とにかく急いでこの要件だけは伝えなければ」というメールに付け加えられる「取り急ぎ〜」の一文。例えば下記のような別件を付け加えることは、一文の意に反します。メインの要件だけを伝える短いメールを心がけましょう。

×悪い例:
「書類を拝受いたしました。ご丁寧にありがとうございました。取り急ぎご連絡申しあげます。
また、別件ですが、3月の会合の日程が変更になりそうです。決定次第、再度ご連絡させていただきます。」

後日正式な説明やお知らせをしないのはNG

「とりあえず急いで」簡易的に出したメールですので、その場合、後ほど再度、正式なお知らせや説明を行う必要があります。
例えば、急遽、当日のミーティングがキャンセルになり、その旨をメールで「取り急ぎご連絡」した場合、後ほど正式な日程変更のメールなどを送る必要があります。

目上の人に使うのはNG

「取り急ぎ」には「とりあえず」というニュアンスが含まれるため、その行為自体があまり丁寧なものとはいえません。
よく知らない間柄などでは、相手をぞんざいに扱っていると受け取られる可能性もありますので、目上の人や取引先などには「取り急ぎ」を使わない方が無難でしょう。どうしても使いたい時は、下記のような、「取り急ぎ〜」に代わる表現を用いるのがいいでしょう。

「取り急ぎ〜」の代替表現

・まずはご案内申し上げます。
・ますはご連絡のみにて失礼いたします。

英語で「取り急ぎ」はどう表現する?

日本語のメールでは便利な「取り急ぎ〜」の言葉。英語には「取り急ぎ〜まで」と全く同じ意味の英語はありませんが、似たような働きをする表現はよく見かけます。ただし、日本語の場合は「取り急ぎお礼まで」などの一文を文末に置くのが基本ですが、英語の場合、そのほとんどはメールの最初に述べられます。

ではさっそく具体的なフレーズを紹介していきたいと思います。

I just wanted to let you know that 〜:〜についてお知らせします。

メールの書き出しをこのように始めることがあります。直訳すると、「私はただ、〜について貴方にお知らせしたかっただけなのです」となり、日本語でいう「とりあえずこれだけお知らせします」=「取り急ぎ」のニュアンスが感じられます。

I just wanted to let you know that I confirmed the schedule change next week.
(来週のスケジュール変更について確認済みであることを、取り急ぎご連絡いたします。)

This is a friendly reminder 〜: 〜についてお知らせします。

「This is a reminder」「This is just a friendly reminder」などとも言います。Friendlyの代わりにpolite reminderなどと書くこともあります。「〜について、念の為もう一度お知らせしておくよ」というニュアンスがあります。例えば締切日の前日に、念の為もう一度、締切日をリマインドする際などによく使われます。

This is a friendly reminder to please fill out your next week’s schedule by Friday.
(金曜日までに来週のスケジュールを入力いただきたく、再度ご連絡いたします。)

This is just a friendly reminder that our next meeting will be on Monday, December 8th at 9:00 AM.
(次のミーティングは12月8日金曜日の朝9時からであることを、再度お知らせいたします。)

Just a quick note 〜: 〜について取り急ぎのメモです

「A quick note」は「ささっと済ませるメモ」というニュアンスで、「取り急ぎ」にかなり近い表現です。ただし、社内ではたまに目にしますが、社外宛てのメールには失礼にあたる可能性もあるので、使わない方が無難です。

This is just a quick note to tell you that Mr. Craig called in this morning.
(クレイグさんから今朝お電話がありましたことを取り急ぎお伝えいたします。)

まとめ

日本ではメールの文末でよく使われる「取り急ぎ〜」の言葉。英語でも同様のニュアンスの表現がいくつかあり、便利ですよね。英語では文の始めに使われる事が多いですが、やはりすばやく要件だけ済ませたい短いメールの時には活躍する表現です。日本語と同様、目上の人や社外の人には使えないこともありますので、その点は注意しながら、うまく使いこなしていきましょう!

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