バンドが曲を演奏できるようになる3つのステップを応用して、英会話ができるようになろう!

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バンドが曲を演奏できるようになる3つのステップを応用して、英会話ができるようになろう!
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突然ですが、僕は昔、バンドをしていました。

歌を歌ったり、ギターやベースを弾いたりしていたのですが、バンドが曲を演奏できるようになっていくプロセスは、英会話の場合と同じだと、何度も感じることがありました。

というわけで今回は、元バンドマンだからこそという内容を書かせていただきます。
気楽に読んでいただければ嬉しいです。

ステップ1 個人練習

バンドで曲を演奏するようになるには、まずは各パートのメンバーが、楽器や歌を一人で練習する時間が必要です。

それをせずにいきなり集まって、「one, two, three, four、ジャーン」とやっても、うまくいかなそうなことは、想像できると思います。

また、いくらたくさん音楽理論の本を読んでも、譜面を完璧に読めるようになっても、楽器に触れたり歌を歌う時間が短ければ、上達しなさそうなことも、想像できると思います。

でも、英会話の場合は、なぜか英会話の個人練習をたくさんするというよりも、教材を読んだり、英語を聴いたり、あるいはオンライン英会話などのレッスンだけで上達できると思う人が結構いるんですね。

僕も以前はそう思っていましたが、ある時ふと、バンドをしていた頃に個人練習をろくにせずにバンド練習をしにスタジオに入っても、ミスをしたり曲のスピードについていけなかったりして散々な結果になっていたことを思い出して、「英語も一緒かも?」と感じて、個人練習、自習を重視するようになってから、身につき方が明らかに違ってきました。

英会話でいう個人練習は、「口から英語を声に出す」ことに尽きると思います。

英会話で使いたい英文を音読したり、
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』などで反射的に英語を口から出す練習をしたり。

他に僕が時々やるのは、「妄想ロープレ英会話」(たった今、命名しました)で、ある場面を、対話する相手も含めて頭に思い浮かべて、発音や抑揚も意識して、しっかり声に出していく方法です。

相手の台詞は適当に、うにゃうにゃ言っておいて、自分の場面はしっかりと。
妄想の続く限り、時間のある限り、どんどん展開させて英語を話していって、うまく言えなかったところ、発音に失敗したところを、後で復習します。

相手の部分もひとり言で演じるため、この様子を誰かに見られたら、きっと変な人だと思われるというのが注意点です。
一人の時にお試しいただくことをお勧めします。

ステップ2 バンド練習

次に、バンド練習です。

スタジオに入って、ドラム、ベース、ギター、ボーカルなどの音を一斉に出して、曲を奏でる段階です。

個人練習をしっかりやったからといって、いきなり本番を迎えるのではなく、バンド練習が必要な理由は、なんでしょう?

それは、息をぴったり合わせるためです。
テンポ、抑揚など、相手がいる状態で音を出して初めて調整できることがあります。
また、自分では気づいていない微妙なミスや違和感に、他のメンバーが客観的に聴いてくれて初めて見つけられることもあります。

英会話も同じですよね。
英会話には相手がいるので、オンライン英会話などで相手とのやり取りのテンポ、抑揚を身につけていくことができます。
これは、一人ではなかなか難しいことです。

バンドをやっていた時代に、よくメンバー同士で注意し合っていたのは、バンド練習のためにスタジオに入るまでに、個人練習は少なくとも自分ではばっちりと思えるレベルまでしておくこと。
みんなで合わせるためにスタジオに入っているのに、そこで個人練習を始めると、時間がもったいないということです。

他の例を挙げると、演劇の舞台の稽古を出演者が集まってしようとした時に、ある役者さんが自分の台詞を覚えていなかったりうまく言えなくてその場で個人練習を始めたり、あるいは野球などのチームでやるスポーツでみんなで練習試合をしようとしているのにある選手が素振りを始めたら、「それは一人の時にやっておいてよ」と、つっこまれますよね。

これは、オンライン英会話などのレッスンにも言えることです。
マンツーマンのレッスンで、生徒と先生という関係ですから、先生はそこまで厳しくつっこんでこないでしょうし、誰かに迷惑がかかるわけでもないですが、一人でできることは一人の時間にしておくと、レッスンの時間を有効に使うことができ、その成果が自分自身に返ってきます。

ステップ3 ライブ本番

いよいよ本番です。

バンドでいうと、お客さんがいる前でのステージでの演奏。
英会話でいうと、仕事のプレゼンや会議、面接など、英会話レッスン以外で英語を使う場面のことです。

バンドをしていた頃に言われて印象的だったのが、「スタジオで100回バンド練習をするより、1回ライブをした方が上達する」という言葉。
当時は内心、「そんな大袈裟な…」と思っていましたが、今では、あながちオーバーでもない気がしています。

そしてこれは、やはり英会話でも同じことが言えると感じます。
仕事や生活や趣味など、何かレッスン以外で英語を使う経験は、そのスキルを格段に高めてくれます。

以前、自動車の免許を取りに行った時にも、教習所の中のコースを走る時よりも、外の道を走る時の方が、緊張感も集中力も高まって本気モードになり、うんと成長した感覚がありました。

もう一つ、大事なことを。

本番では、練習でできた以上のことは、ほぼできない、ということです。
バンドのライブでも、緊張もしますし、トラブルが起きることもあり、お客さんの反応にも気を配ったりしますから、演奏自体のレベルが、練習の時よりも高くなるというのは、あまりないものです。

英語も、仕事や、何か咄嗟の時に出てくるのは、普段の練習でできている英語か、それよりも下手な英語だったというのが、僕自身が実感してきていることです。
そして同時に、本番の経験値が上がるにつれて、練習でできることと本番でできることのギャップが減っていくというふうにも感じます。

だからこそ、本番で英語を使う機会を一つでも二つでも多く作っていくのは、大切なことだと思います。
ただ、いきなりそれをやるのは難しいので、個人練習→バンド練習→そしてライブ本番、というステップを踏むと、できるようになるというわけです。

多くのバンドがこのステップを当たり前のようにたどり、曲を上手く演奏できるようになっていきます。
英会話でも意識して取り入れていただき、効果を実感していただけたらと思います。

今回の記事は以上です。
ご参考にしていただけたら、大変幸いです。

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