ネイティブが使う短い英語表現:超簡潔でかっこいい頻出フレーズ集

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ネイティブが使う短い英語表現:超簡潔でかっこいい頻出フレーズ集
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英語で話すとき、日本人だと文法を意識して、つい長い文章で伝えてしまいがちです。本記事では、ネイティブが日常で使う『短くてかっこいい英語表現』を厳選してご紹介します。簡潔なフレーズを習得し、より自然な英会話を目指しましょう。

Itで始めるかっこよくて短いネイティブ表現

ネイティブが使う英語表現では、「It」や「It’s」から始まるとても短い英語表現が多く存在します。まずはそんな「It」「It’s」から始まるネイティブの英語表現をご紹介しましょう。

It happens:そういうこともあるさ

I made a mistake in the report. – It happens.
(報告書でミスしちゃった。 – そういうこともあるさ。)

相手を慰めたり励ましたり、失敗を軽く受け止めたりするときに使える表現が「It happens.」です。「happen」は「〜が起きる」という意味ですね。

It’s a possibility:その可能性もあるけど、どうかなあ

Are you thinking of opening your own shop someday? – It’s a possibility.
(いつか自分のお店を開こうと思ってるの? – その可能性はあるね。)

「可能性もあるけどどうかな」という感じで、やわらかく可能性を示したいときに使える表現です。「possibility」は「possible(できる)」の名詞形で「可能性」という意味ですね。

It depends:場合によるね

Do you like working from home? – It depends.
(家で仕事するの好き? – 場合によるね。)

答えがその状況や場合による、と言いたいとき「It depends」で「場合によるね」と表現することができます。

It’s all good:何も心配する必要はないよ

Sorry I’m late! The train was delayed. – No worries, it’s all good.
(遅れてごめん!電車が遅れたの!- 気にしないで、何も問題ないよ!)

何も気にする必要はないよ、とカジュアルに言いたいときに使える短い表現です。トラブルを軽く受け流したり、相手を安心させる際に使える表現ですよ。

It’s complicated:ややこしくて複雑なんだ

Why didn’t you go home for the holidays? – It’s complicated.
(どうして休みに実家に帰らなかったの? – ちょっと複雑でさ。)

人間関係や状況の説明が複雑で難しいときに使える短い表現です。はっきりと理由を言いたくないときや、説明が長くなるので今は言えないときなどにも便利な表現ですよ。

It’s a pain:面倒でうんざりする

Is it hard to carry all your tools to events? – Totally, it’s a pain.
(イベントに全部の道具運ぶの大変? – ほんっとに。超面倒なんだよ。)

「めんどくさくてうんざりする」「やっかいだ」と言いたいときに便利なカジュアルな表現です。ネガティブな言葉ですが、ネイティブはよく使います。「pain」は「痛み」という意味ですが、もともと「pain in the neck(首の痛み)」という表現があり、「首の痛みのように、煩わしくめんどくさい、イライラさせられる」という表現があり、そこから「pain」は「めんどくさい」という意味として使われるようになっています。

It’s spilt milk:もう済んだことだから仕方がないよ

I regret not joining the party. – It’s spilt milk.
(パーティーに参加しなかったの後悔してる。 – もう済んだことだから仕方ないよ。)

もともとは「It’s no use crying over spilt milk(こぼれたミルクを嘆いても仕方がない)」」ということわざがあり、そこから「It’s spilt milk.」で「過去のことを嘆いてもしかたがないよ」という表現としてネイティブに使われています。

It’s on me:私のおごりよ

Should we split the bill? – Nah, it’s on me.
(割り勘にする? – いや、俺のおごりだよ)

「私がおごるよ」と言いたいときに非常によく耳にする表現です。「I will pay for it.(私が払います)」というより断然自然でネイティブらしい表現ですので、ぜひ覚えて使いましょう。

It’s not for me:私には向いてないかな

How was the horror movie last night? – Well, it’s not for me.
(昨日のホラー映画どうだった? – うーん私好みじゃないかな。)

自分の好みじゃなかったり、自分には向いていないと言いたいときに使える表現です。例文のように、映画の良し悪しを直接評価するのではなく、「自分にとっては向いていない」と伝えることで、やんわりと否定したり、誘いを断ったりすることができます。

It’s up to you:あなたに任せるよ

Do you want to take the highway? – It’s up to you.
(高速道路でいく? – 任せるよ)

「あなたが決めていいよ」「あなた次第だよ」と決定や判断を相手に委ねたいときに頻繁に使える表現です。「Up to you」と更に略して表現することもできますよ。

It rocks!:最高だね!

Did you make this playlist? It rocks!
(このプレイリスト君が作ったの?最高じゃん!)

カジュアルかつポジティブな表現で、「めっちゃイケてる!」「最高だね!」とテンション高めに褒めたいときに使える表現です。「rock」は動詞で「揺さぶる」という意味があり、音楽を聞くと身体が動くというイメージから、「rock and roll(ロックンロール)」が名付けられました。その音楽のロックが語源で、「rock」という動詞が「最高に盛り上がる」という意味に変化していったようです。「You rock!(お前最高!)」という表現などもカジュアルな褒め言葉として使われますよ。

It kills!:超かっこいい!

Did you hear her sing at the concert? – Yeah! It kills!
(彼女のコンサートの歌聞いた? – うん!超かっこよかった!)

知らなければ「Kill」という言葉にドキッとしてしまいそうな表現ですが、ポジティブな場面では「超かっこいい」「最高!」という意味でよく使われます。またネガティブな表現では逆に「超つらい」という意味にもなりますので文脈に即して考えましょう。

「get」「got」を使った英語表現

次に「get」や「got」という言葉を含んだ、短くてよくネイティブがつかう英語表現をご紹介したいと思います。

Got it:了解

You need to lock the door before you go out. – Got it.
(出かけるときはドアの鍵を忘れずにね – 了解。)

カジュアルに「わかった」「了解」と返事をしたいときにとても短くてナチュラルな表現です。フォーマルな場面では「Understand」「Understood」ということもありますが、日常の会話の中ではこの表現は非常によく耳にします。

Got the time? : 今何時?

Got the time? – It’s 4:30..
(今何時? – 4時30分だよ。)

フォーマルに言うと「Do you have the time?(今何時ですか?)」となりますが、カジュアルで短く言いたいときにはこの表現がよく使われます。友達の間や家族間などでは使える表現ですよ。

I don’t get it:わからない

He keeps texting me, but he never wants to meet up. – I don’t get it. Why?
(彼ずっとメッセージしてくるのに会いたがらないんだよね。 – 意味わかんない。なんでなの?)

「I don’t get it」は「理解できない」「わからない」とカジュアルに言いたいときに言う頻出の表現です。「理解できない」はフォーマルに言うと「I don’t understand it」となりますが、日常会話では「get」を使った表現のほうが自然ですよ。

He gets me:彼は私のことをわかってくれてる

You two are so close. – Yeah, he gets me.
(あなたたち、本当に仲がいいね。 – うん、彼は私のことをわかってくれてるんだ。)

誰かが気持ちや人となりを理解してくれている、と言いたい時に使える表現です。例文では「He gets me」でしたが、「She gets me」「You get me」などと変化させて使います。

Got a moment?:ちょっといい?

Hey, got a moment? – Sure, What’s up?
(ねえちょっといい? – いいよ、どうしたの?)

今少し時間ある?とカジュアルに聞きたい時にネイティブが使う短い表現です。「Do you have a moment?」というのがフォーマルな言い方ですが、友人間や同僚の間では「Got a moment?」がナチュラルでしょう。

ちょっとレベルが上がる表現ですが、他にも「ネイティブが日常会話でよく使う英語イディオム!これだけ覚えればOK!」、「学校で習った英語が通じない?ネイティブがあまり使わない英語」も合わせてチェックしておこう!

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文法を気にして文章を作ると長くなってしまいがちですが、ネイティブはとても短くてスマートな表現を日常で使っています。今回ご紹介したものは、カジュアルな場面であれば頻繁に耳にするものばかりですので、知っておくと便利です。

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