「mind」の意味や頻出表現を知って英会話を弾ませよう!

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「mind」の意味や頻出表現を知って英会話を弾ませよう!

英語の「mind」という単語、皆さんはよく使いますか?中には「mind」に苦手意識があるという方もいらっしゃるかもしれません。でも、ネイティブは日常英会話の中でこの「mind」を色々な形で使っています。会話の中で自然に「mind」を使いこなせると、表現の幅が広がります。この記事では、そんな英会話に大活躍の「mind」の主な3つの意味と使い方を、様々な例文とともにご紹介したいと思います。

「mind」は「心」

「mind」の1つ目の意味は名詞で「心」です。「heart」が「感情や情緒」を意味する「心」であるのに対して、「mind」は身体と区別された、「思考」や「意志」などの働きをする「心」という意味があります。

まずはこの「心」の意味を持つ「mind」を使ったイディオムをいくつかご紹介しましょう。

have 〜 in mind:〜を心に思っている。

What do you have in mind?
(どんな考えがあるの?)

「have 〜 in mind」で「〜を思っている」という意味になります。「何考えてるの?」「どんな事を考えているの?」と聞きたいときには例文の「what do you have in mind?」という表現が使えますよ。

open one’s mind to〜:〜に心を開く

Please open your mind to me.
(私に心を打ち明けてください。)

「open one’s mind」で「心を打ち明ける」「心を開く」という意味があり、「to 〜」を後ろにつけると「〜(人)に」という表現ができます。逆に「open」を「close」にすると「心を閉じる」という意味になりますよ。

keep one’s mind on 〜:〜に専念する

Just keep your mind on your work.
(仕事に集中しなさい。)

「〜に集中する」「〜に専念する」という意味の表現でよく使われるのが「keep one’s mind on 〜」です。「keep」を「have」に変えて表現しても同じ意味になりますよ。

set one’s mind on 〜ing:〜しようと心に決める

I’ve set my mind on running a full marathon next year.
(来年フルマラソンを走ると心に決めた。)

「何かをすることを心に決める」と言いたい時に「set one’s mind on 〜ing」はとても便利な表現です。前置詞「on」の後ろに動名詞「〜ing」の形を持ってこれば色々な文章を作ることができますよ。

「mind」は「記憶」

「mind」の2つ目の意味は、名詞で「記憶」や「回想」という意味です。「記憶」に関するイディオムもたくさんあり、どれもよく使われています。いくつかご紹介しましょう。

keep 〜 in mind:〜を記憶に留めておく

Keep that important date in mind so you don’t forget it.
(その大事な日を忘れないように覚えておいて。)

Please keep in mind that she is still learning.
(彼女はまだ学んでいる途中だということを忘れないでください。)

「〜を覚えておいて」と念を押したい時などに便利な表現です。1つ目の例文のように「Keep 〜 in mind」と〜の部分にとどめておくべきことを間に挟む場合もあれば、2つ目の例文のように「keep in mind 〜」と後ろにとどめておくべきことを置くこともあります。

come to mind:心に浮かぶ

When I think of summer, the beach always comes to mind.
(夏といえば、いつも海が思い浮かびます。)

「come to mind」は「何かが頭や心に浮かぶ」という意味で、何かをふと思い出したり、アイディアが出てきたりするときにも使います。

cross one’s mind:ふと頭をよぎる

It crossed my mind that I should call her, but I forgot.
(彼女に電話しなきゃって思ったけど、忘れちゃった。)

「cross one’s mind」は「ふと頭をよぎる」や「一瞬考えが浮かぶ」という意味です。「真剣に何かを考える」というよりも、「一瞬思った」というような軽いニュアンスの表現です。

bring 〜 to mind:〜を思い出させる

That song brings my childhood to mind.
(あの曲を聞くと子供の頃を思い出します。)

「bring 〜 to mind」は「〜を思い出させる」「〜を連想させる」という意味で、何かがきっかけとなって、その時の感情や記憶、雰囲気などが呼び起こされたときに使える表現です。例文のように「that songs」などのきっかけとなるものが主語となりますので注意しましょう。

「mind」は「考え」

「mind」の3つ目の意味は、名詞で「考え」や「意向」「意見」という意味です。「考え」に関するイディオムもたくさんあり、どれもよく使われています。いくつかご紹介しましょう。

change one’s mind:考えを変える

I won’t change my mind.
(私の気持ちは変わらない。)

I might change my mind.
(気が変わるかもしれない。)

一度決めたことを変えたり、考えを変えたりするときによく使われる表現です。「やっぱりやめる」「別のことをする」と言いたいときに使いましょう。

make up one’s mind:決心する

I can’t make up my mind about what to eat.
(何を食べるか決められない。)

Make up your mind! We don’t have all day.
(早く決めてよ!時間がないんだから。)

「mind」には自分の気持ちや思考、判断を左右する心の部分を意味する時があり、「make up」は「まとめる」という意味の表現です。そこから「make up one’s mind」は「考えや意志を決める」と言いたい時に使える表現になります。

「mind」は「注意する」「気をつける」

「mind」の4つ目の意味は、動詞で「注意する」や「気をつける」という意味です。通常命令文で使われます。いくつかご紹介しましょう。

Mind〜:〜に注意する

Mind the door.
(閉まるドアにご注意ください。)

Mind your step.
(足元にご用心ください。)

Mind your back.
(後ろにご注意ください。)

1つ目や2つ目の例文などは、電車が出発する際などに車掌が発言する言葉として良く耳にします。3つ目の例文は、パーティーなどで飲み物を沢山持つ人などが歩く時に使う言葉です。

Mind + 節:〜することに気をつける

Mind you don’t spoil it.
(台無しにしないように気をつけなさい。)

Mind what you say.
(言うことに気をつけなさい。)

「mind」の後ろに「that節」や「wh-節」を繋げて、「〜することに気をつけなさい」という表現としてよく使われます。何かを意図的に気をつけたり心がけたりする際に使いましょう。こちらも通常命令文で使われる表現です。1つ目の例文のようにthat節の「that」は通常省略されることが多いですよ。

「mind」は「嫌がる」「気にする」

「mind」の5つ目の意味は、動詞で「嫌がる」や「気にする」という意味です。否定文や疑問文で通常よく使われます。この意味でよく使われる文の形をいくつかご紹介しましょう。

I don’t mind:〜は構わない、気にしない

I don’t mind hard work.
(どんな骨折り仕事も平気だ。)

I don’t mind explaining again.
(もう一度説明してもいいですよ。)

「I don’t mind〜」は直訳すると「私は〜を嫌がらない」という意味です。そこから「〜でも構わない」「気にしない」という意味になりますね。頼み事や提案に対して、「〜してもいいですよ」「〜しても気にしないですよ」と優しく返すのにもピッタリの表現です。

Do you mind if 〜?:〜してもいいですか?

Do you mind if I open the window? – No, I don’t.
(窓をあけても差し支えないでしょうか? – かまいません。)

Do you mind if we leave a little early today?
(今日は少し早く帰ってもいいですか?)

「Do you mind if 〜?」は学校でも必ず習う構文ですね。「〜してもいいですか?」という丁寧な依頼や確認のときに使います。直訳すると「もし〜したらあなたは気にしますか?」となりますね。「気にしますか?」と聞かれているので、「気にしない」、つまり「かまいませんよ」と言いたい時は「No, I don’t.(いいえ、気にしません)」と返事します。「No」で答えるというところに日本人としての難しさがありますが、何度かこの例文を声に出して覚えてしまいましょう。

If you don’t mind〜:もしよかったら

If you don’t mind, could I ask you a few questions?
(もしよければ、いくつか質問してもいいですか?)

If you don’t mind me asking, how old are you?
(差し支えなければ、おいくつですか?)

「If you don’t mind」は「もしよろしければ」「差し支えなければ」という丁寧で遠慮がちな言い回しです。お願いや提案、または自分の希望を伝えるときに使われる表現ですよ。2つ目の例文のように、人に年齢を聞く時にも失礼のないよう、使いたい表現です。

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「mind」の持ついくつかの意味は、会話の中でもよく使われるものばかりです。イディオムや動詞の使い方を使いこなせると、ネイティブとの会話にも大活躍間違いなしでしょう。

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