誘いを断りたいとき、英語で上手に伝えるには?これだけは覚えておきたい断る表現16選

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誘いを受けたときや、仕事や手伝いなどを頼まれたときに断ることは大変だと感じる人も多いでしょう。

特に外国語となればなおさらです。英語で断る表現は数限りなくありますが、いざ使うとなるととっさに口から出すことが難しいものも多いです。

今回は何かに対して断るときに、短く簡単で覚えておくと便利な表現をご紹介します。

カジュアルに断る表現

家族や友達、親しい同僚などとの会話で使えるカジュアルにノーを伝える表現をいくつか学びましょう。いろいろな場面で使えるのでぜひこれだけは覚えておくといいですね。

Nope.「いや、ない」

「No」のスラングで、軽くひとことで断る表現です。

A: Have you seen my blue cap?
(ブルーの帽子見た?)
B: Nope.
(いや)
A: Never mind. I’ll find it eventually.
(まあいいや。そのうち見つかるでしょ)

Nah.「いや、ない」

Nopeと同じくNoのスラングですが、Nopeがそのひとことで終わるのに対し、後に理由などを軽く言い足すことが多いです。

A: Do you want to join us for dinner?
(ディナー一緒にくる?)
B: Nah, I’m tired.
(やめとく、疲れてるし)

No thanks.「いらない、でもありがとう」

単にNoというだけではぶっきらぼうな印象ですが、ひとことthanksをつけるだけで丁寧な印象になります。あらゆる場面で口癖のように使われます。

A: Would you like another glass of wine?
(ワインをもう一杯いかが?)
B: No thanks.
(ありがとう、でも大丈夫です)

I’m good.「いや大丈夫」

「How are you? (元気?)」と聞かれた場合の返事として一般的な表現ですが、何かを勧められたときに断る表現としてもよく使われます。

A: Do you want some chocolate?
(チョコレート食べる?)
B: I’m good.
(いや大丈夫)

Not right now. / Not this time.「今はちょっと」「今回はやめとく」

誘いを受けたときや頼みごとをされたときに使えるカジュアルな表現です。

A: Do you want to drink something?
(何か飲む?)
B: Not right now.
(今はいいや)

A: Do you want to come with us?
(一緒に来ない?)
B: Not this time.
(今回はやめとく)

Sorry, I can’t.「ごめん、でも無理」

これも誘いや頼みごとをされたときによく使われる表現です。状況によって使い分けましょう。

A: I’m having lunch with Kate. Do you want to join us?
(ケイトとランチするんだけど、一緒にどう?)
B: Sorry, I can’t. I already have another plan.
(ごめん、ほかに用事があるんだ)

誘いを断るときの表現

食事やレジャーなどへの誘いを受けたとき、次のような表現を使って上手に断りましょう。

I’d love to, but I can’t.「そうしたいけど、できません」

何か魅力的な提案をされたときに、「ぜひ参加したいけど、無理」「ぜひやってみたいけど、できない」というように、残念な気持ちを表すことができます。but I can’tの代わりに、「but I have other appointments(ほかの用事がある)」 「but I already have plans(先約がある)」といった言葉を添えてもいいでしょう。

A: I’m planning to throw a house party this Saturday. Can you make it?
(土曜日にホームパーティやるけど、来れる?)
B: I’d love to, but I can’t. I have a wedding party to go to. Thanks for the invitation anyway!
(行きたいけど、無理。結婚式があるの。誘ってくれてありがとう!)

Unfortunately, I already have plans. 「残念ながら、ほかに予定があります」

残念な気持ちを伝え、ほかに先約があることを示すことで角がたたずに断ることができる便利な表現です。たいていの人はこれで「じゃあしかたないね」と納得するので、使い勝手のいい言葉です。

A: We’re going to our beach house this weekend. If you’re free, we’d like you to join us!
(今週末ビーチハウスに行くんだ。もし予定なければ、一緒に行こうよ)
B: Unfortunately, I already have plans. Next time!
(残念だけど、ほかに予定があるんだよね。また次回に!)

Thanks for thinking of me, but I can’t.「私のことを考えてくれてありがとう、でもできない」

Thanks for thinking of meの代わりに「You’re so kind to think of me(私のことを考えてくれるなんて優しい)」という表現を使っても同じ意味合いにできます。相手に対して自分のことを頭に置いてくれてありがたい気持ちを示し、優しくフレンドリーな断り方です。

A: My parents went to this new Italian restaurant last weekend. They found it surprisingly good. I booked a table for Friday evening, do you want to come?
(親が新しくできたイタリアンレストランに先週末行ったんだけど、すごくよかったんだって。金曜日の夜に席予約したけど、来る?)
B: Thanks for thinking of me, but I can’t. It’s my mom’s birthday.
(お誘いありがとう、でも行けないな。母の誕生日なんだ)

No thank you, but sounds great!「できないけどありがとう、でも楽しそう」

英語で断る場合にNoという言葉はできるだけ避けた方がいいのですが、使う場合はthank youをつけましょう。さらにbut sounds greatとつけ足し計画を褒めることで、断りつつも相手の気持ちにポジティブな印象な残すことができます。

A: I will hike in Mount A with Mike this Sunday. The view from there is impressive. Do you want to come with us?
(日曜日にマイクとA山にハイキング行くの。景色が素晴らしいのよ。一緒にどう?)
B: No thank you, but sounds great!
(行けないけどお誘いありがとう。でも楽しそうね!)

I appreciate the offer, but I can’t.「お誘いはありがたいですが、参加できません」

丁寧ないい方で、それほど親しくない相手にも使える表現です。近所の人、仕事仲間など友達というほど近い関係でない人の誘いを断るときは、このような少し硬い言葉を使うといいでしょう。

A: We’re having a BBQ party tomorrow afternoon in the park. Any community member is welcome to join.
(公園で明日の午後BBQパーティーがあるんだけど、地域の住民なら誰でも参加可能だよ)
B: I appreciate the offer, but I can’t. Have a great weekend!
(お誘いはありがたいですが、参加できません。楽しい週末を!)

頼まれごとを断るときの表現

誰もが一番断りづらいのが頼まれごとではないでしょうか。たくさんのパターンがありますが、次の5つの表現を覚えておけば、ほとんどの状況で対応できるはずです。butのあとは、断る理由や別の提案として「いついつなら手が空く」といったことをひとことつけ加えましょう。

I’d love to help, but…「手伝いたいけど、でも…」

「I’d love to」は、どんな場面でも角がたたずに断ることができるので大変便利な言葉です。何かを頼まれたときにも、「手伝いたい気持ちはやまやまだけど」とひとこと添えると断りやすくなります。

A: Can you help me check if the figures are correct on these reports?
(これらの報告書の数字のチェックを手伝ってくれないかな)
B: I’d love to help, but I have to prepare for the meeting.
(手伝ってあげたいけれど、会議の準備をしないといけなくて)

I’m afraid, I can’t.「残念ながら、できません」

誰に対しても使える丁寧な表現です。I’m afraidは直接的に残念な気持ちを表します。

A: Can you attend the sales meeting for me tomorrow?
(明日のセールスミーティングに代わりに出席してもらえないかな)
B: I’m afraid, I can’t. I have a lunch meeting with my client.
(すいません、クライアントとランチミーティングがあるのでちょっと無理です)

I wish I could, but…「そうできたらいいのですが、…」

誘いを受けたとき、頼まれごとをしたとき両方に使えます。「I’d love to」と同様に、「そうしたい気持ちはあるけれど」と前置きすることで、相手に嫌な気持ちを抱かせない便利な言葉です。

A: Can you look at my proposal and tell me what you think?
(私の提案書を見て感想を聞かせて欲しいんだけど)
B: I wish I could, but it’s not possible for me right now. You can send it to me and I’ll check when I have time later.
(見てあげたいけれど、今は無理なんだ。送ってくれたら後で時間がある時に見てあげるよ)

I’m honored, but…「光栄ですが、…」

少しかしこまった表現です。例えばスピーチを頼まれたり、番組へのゲストを依頼されたり、受賞を提案されたりといった場面で断るときに使います。

A: We would like to invite you as a guest speaker at our upcoming conference.
(次回のカンファレンスに登壇者としてご招待したいのですが)
B: I’m honored you considered me, but unfortunately, I’ll have to pass. I’m already booked for another conference on that day.
(光栄なお話ですが、残念ながらお受けできません。同じ日に別のカンファレンスの予定が入っているものでして)

I don’t think…「…はちょっと無理です」

Noとははっきり言わずに暗に無理だということを伝える表現です。I don’t thinkはこのように「自分はこう思わない」という意味だけではなく、断るときの言葉としてもよく使われます。

A: Mr. Tanaka is looking for a data analyst for his new project. Are you interested?
(田中さんが新規プロジェクトにデータアナリスト探しているんだけど、興味ある?)
B: I don’t think I have time to work on another project because my workload is pretty heavy at the moment. I’ll think about it.
(仕事が多すぎて今はほかのプロジェクトに関わる時間がないと思う。ちょっと考えてみるね)

英語で断るときに使う表現がわかったら

断る言葉のバリエーションはこれ以外もたくさんあります。どんな表現を使うのであれ、「ポジティブな表現+断る言葉+別の提案」という形で返答することを念頭に置いておくと、お互いに嫌な気持ちにならなくてすみます。

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