It happens! リアルな海外あるあるや英語表現を学ぼう!

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私は1ヶ月ほどの短期留学から1年以上の留学、海外生活や旅行などをさまざまな国で体験してきましたが、日本での当たり前が、海外に行くと新鮮なこととして目に映ることもたくさんあります。

今回はそんな「海外あるある」についてメインにお話します。同じようなことを経験していることもあれば、中には「へー、そんなこともあるんだ」と珍しく感じることもあるかもしれません。国によって常識や当たり前が異なるので、必ずしも皆さんの経験と一致しないこともあると思いますが、「そういえばこんなことあったな」と思い返しながら読んでみてくださいね。

「あるある」、「それってあるよね!」って英語で何て言うの?

「あるある」に近い英語の表現を3つご紹介します。どれも日常会話でよく使われるので、覚えておくと便利です。

I can relate (to that).(共感できる)

「あるある」という意味で使われる言葉として、よく日常会話で使われる表現です。relate toは、「〜に関連づける、関係がある」という意味の動詞です。会話では、相手が言ったことに対して、相手の状況や気持ちに共感できるという意味になります。toの後を省いて、単に「I can relate」と言うだけのことが多いです。

特に自分も似たような経験や感情をもったことがある場合に使われます。

A: I miss Japan. I don’t have any friends I can hang out with other than you!(日本が恋しい。あなた以外に遊べる友達がいないのよ)

B: I can relate. When we first moved here, it was so tough for me. Why don’t you start a new hobby and take lessons? You can meet people and make friends who have the same interests.(わかるよ。こっちに引っ越してきたばかりの頃は、本当に大変だった。新しい趣味を始めてレッスン受けてみたら?同じ興味を持つ人たちと出会って友達ができるかもよ)

So true!/ Exactly!(まさにそう)

「そうそう!」「まじそれ」と言いたいときに使える言葉です。人によりますが、「Exactly!」の方がよく使われる気がします。同じような意味で「Absolutely!」も使われます。口癖もあるので、どの言葉をよく使うかはその人によります。

A: The repair guy didn’t show up! I wasted my whole morning waiting for him! I can never trust them.(修理の人が来なかったの。午前中丸ごと無駄にしちゃったよ!もう信用できない。)

B: Exactly! Don’t expect they come on time. If they do, just take it as it’s your lucky day! (ほんとそれだよね。時間通り来ること期待しない方がいいよ。もし時間通り来たら、「今日はラッキー」ぐらいに思っておくといいよ)

It/That happens!(ありがち)

「そういうことあるよね」という意味の表現です。特に相手がネガティブな経験をしたときに、「まあそういうこともあるから」と慰める場合に使われることが多いです。

A: I completely forgot about the appointment with my son’s teacher! I was so busy and didn’t even think about it.(息子の先生との面談の約束すっかり忘れていた!忙しすぎて頭になかったよ)

B: It happens. Just call her and make another appointment.(そういうこともあるさ。先生に電話して、別の日に面談を設定すればいいよ)

ここでは、普段よく耳にする表現を紹介しましたが、もっと知りたい人は、「英語で「よくある」ってどう表現するの?「ありがち」を表す英語フレーズまとめ」を参考にしてみてください。

日常生活での海外あるある20選

海外生活が長い私が、日常生活で実際に感じた日本との違いを列挙してみます。国籍や付き合う相手によって違いはありますが、比較的一般的に感じる違いを挙げてみました。

時間にルーズ

日本では5分前集合が当たり前で、電車は1分でも遅れると大変です。しかし海外ではルーズな国も多く、特急列車などを除けば時間通りではないことも結構あります。ホームパーティーに招待されたら、ホストの準備が整っていないことも考えて時間より少し遅れて行くこともマナーとされています。

また、宅配便や修理などはまず時間通りに来ません。日本では宅配便の再配達をお願いして、例えば「10時から12時」であれば、10時過ぎに来ることも多いですが、海外では1日待っていても連絡なしに来ないこともありますし、きちんと個数などを確認しないと宅配業者に盗まれることもあります。修理も同じで、「明日の10時に行く」と言っていたのに、来ないなんてことがあります。細かいことを気にせずにおおらかに生活するのがストレスなく生活するポイントです。

None of my friends have arrived on time.(時間通りにやってきた友達は誰もいない。)

公共の場でお酒が飲めない

国によって異なりますが、例えばアメリカでは公共の場でお酒は禁止されています。映画などで何やら紙袋に包んだものを飲んでいるシーンがあったりしますが、あれは公共の場でお酒が禁止されているからです。日本の花見やビーチ、ピクニックでのお酒で乾杯のCMは彼らには大きなカルチャーショックです。警察沙汰にならないよう、その国の法律を事前に確認しておきましょう。

It’s illegal to drink alcohol in public in the United States.(アメリカでは、公共の場でお酒を飲むのは違法です。)

コンビニが多機能ではない

日本のコンビニはお弁当・パン・食材、飲料・アルコール、文房具などの日用品に加えて、コピー機やATM、チッケット予約・発行、宅配便送付など、一箇所で全て用事が済む便利さがありますが、海外のコンビニは基本的に食べ物だけです。お金をおろしたい場合は、銀行のATMに行く必要があります。お酒やタバコもアメリカのように年齢確認必須の場合は専門のお店に行く必要があるときもあります。

Do you need a bag?(レジ袋は必要ですか?)

What time do you usually open?(いつも何時に開店しますか? )

スーパーなどにトイレがない

ちょっとトイレに入りたいとき、日本ではほとんどのスーパーやデパート、コンビニにはトイレがります。海外では「トイレ難民」になることもあります。トイレを利用するには、ファストフードやカフェで何かを注文して入るか、コイン式の公共のトイレ、公園のトイレなどを使用することになります。デパートでも有料だったりするので、無料で綺麗なトイレがどこにでもある日本は違います。特に小さいお子さんがいらっしゃる場合は、よく行く場所の近辺でトイレがある場所の確認をしておくといいでしょう。

Supermarkets generally don’t have toilets.(スーパーマーケットには一般的にトイレがない。)

小学生までは保護者同伴が必須

13歳未満の子供が一人でいることを禁じる国が多いです。そのため、小学生でも家の前からスクールバスではない限り、親の送迎が必須ですし、留守番もNGです。日本では小学1年生からひとりで電車やバスを乗り継いで通う子も多いですが、これはかなり珍しい光景です。日本が安全であることの証明でもあります。

Children who are under 13 years old must be accompanied by their parents or guardians.(13歳未満のお子様は保護者の同伴が必要です。)

公共機関で寝ない

日本の車内では寝る人が多いですが、海外ではほとんどいません。寝ている間にバッグなどの持ち物を盗まれることもありますし、どんな犯罪に巻き込まれるかわからないためです。また、お年寄りや小さい子ども、妊婦にはすぐ席を譲るのも日本と同じで海外でも基本です。

It’s rare to see people sleeping on public transportation.(公共交通機関で寝ている人を見かけるのは珍しい。)

車内がうるさい

日本ではマナーモードが基本で、車内は静かですが、海外では騒がしいことが多いです。携帯で電話をしている人や、大音量で音楽を聴いている人もいます。日本の静かな車内は外国人にとって珍しく、よくYouTubeなどに動画が投稿されています。

In Japan, passengers are expected to maintain silence while on trains. In contrast, in other countries, noise can be heard from all around.(日本では電車に乗っている間、乗客は静寂を保つことが求められる。これに対して外国では、あちこちから騒音が聞こえてきます。)

自動販売機がない

日本ではどこでも自動販売機があり、少し喉が乾いた時に便利です。海外にも自動販売機はありますが、日本ほどどこにでもあるわけではなく、カップに注ぐタイプのものもあります。人里離れた山中に自動販売機があるのは日本ならではなので、海外ではめったにありません。飲み物を持参することが必要です。

Finding vending machines can be challenging in foreign countries.(外国で自動販売機を見つけるのは難しいかもしれない。)

エスカレーターのスピードが速い

日本のエスカレーターはとにかく遅いです。海外生活していて一時帰国すると、まず皆さんこれを感じると思います。お年寄りや幼児にとって安全なのはいいのですが、海外のスピードに慣れると遅く感じます。

It may take time to adjust to the speed of escalators. (エスカレーターのスピードに慣れるには時間がかかるかもしれない。)

銀行のATMが外にむき出し

日本では銀行のATMは、どんなATMでもちょっとした部屋の中にあります。海外では通りにむき出しの状態のものも多いので、最初はびっくりしたり、心配になったりします。盗難が多い国の場合、引き出す際は周りに注意を払うこと、大金を引き出さないようにすることが必要です。

When you withdraw money from an ATM, be careful and aware of your surroundings.(ATMでお金を引き出すときは、周囲に気を配りながら慎重にね。)

ケーキがカラフル

アメリカやオーストラリアなどでは、着色料を使った鮮やかな色のケーキがあり、真っ青だったり真っ赤だったりと初めて見るとびっくりします。誕生会などではこういったカラフルなケーキが大人気ですが、日本人には抵抗があるかもしれません。

I was shocked to see the colors of the cakes. (ケーキの色を見てびっくりしたわ。)

どこでもチップ

チップが必要な国とそうでない国がありますが、例えばアメリカではほとんどどこでもチップが一般的です。美容院では、シャンプー、カット、ブローをそれぞれ行う人にチップを渡す必要があります。レストランでは、昔は15%程度でしたが、今は20%以上が一般的です。バーカウンターでもチップが必要です。彼らの基本給はチップを前提に設定されています。サービスが悪くてチップを払いたくない場合は、通常よりはるかに少ない金額を渡すことで不満を示すことがあります。

Tipping is expected in various situations throughout the United States.(アメリカではチップはさまざまな場面で求められます。)

水道水が飲めない

日本では水道水が安全に飲めますが、海外では飲めない国も多いです。現地の人は平気でも、日本人が飲むと体を壊すこともありますので、現地の水事情は確認しましょう。

You shouldn’t drink tap water. You may get sick!(水道水は飲まない方がいい。 病気になるかもしれないよ!)

BBQの概念が違う

日本のBBQは魚介、肉、野菜などを豪華に楽しむことが多いですが、海外では肉だけということもよくあります。国によって違いますが、フィリピンでは日本より豪華なイメージで、BBQで肉・魚介類を焼きながら、さらにその場で色々なものを調理する感じでした。友人一家だけかと思ったら、周りもみんなそうしていたので、フィリピンのBBQはそれが基本なのかもしれませんね。

What should I bring for the BBQ?(バーベキューには何を持っていけばいい?)

屋内の冷房が寒すぎる

東南アジアでは外は40度を超えていても、レストランやモール、公共機関などの屋内では冷房が効きすぎて凍えるほど寒いことも。外出には軽く羽織れるものを持参しておきましょう。

It’s too cold here! I’m freezing!(ここは寒すぎ!凍えそう!)

現金は最小限

最近は日本でもクレジットカードや電子マネーでの支払いが一般的になっていますが、海外では小額でもカードやアプリで支払えることが多いため、現金は最小限しか持ち歩きません。知人に借りたお金を返す、学校や講座の支払いにはチェックを使うこともあります。チェックは日本ではほとんど使われませんが、海外では一般的です。

You can pay with a credit card or through the app. (支払いはクレジットカードかアプリで払えます。)

ピクニックは基本的に自分や家族の分だけ

日本で数家族が集まってピクニックというと、誰が何持って行くかを決めて、とりわけできる物を全員の分用意することが多いのではないでしょうか。これもケースバイケースですが、海外では基本的に自は分の家族の分だけ持って行けば大丈夫です。

もちろんフルーツや野菜スティック、スナックなどを分けることもありますが、異なる文化・家庭環境の人が参加するので、無理して気を遣う必要はありません。誰でも食べられそうなフィンガーフードを分ける用に用意して、あとは自分の家族の分のおにぎりやサンドイッチを用意すればいいでしょう。

What should I bring for the picnic?(ピクニックには何を持っていけばいい?)

専門医に直接行かない

日本では直接、「皮膚科」「婦人科」「整形外科」「耳鼻科」などの専門医にかかることが多いですが、海外はまず「ホームドクター」つまり一般医に行きます。ホームドクターは手術や専門的な診察はできませんが、必要であれば紹介状を書いてくれます。これを持って専門医に行きます。

このシステムがなかなか面倒だと感じる日本人も多いのではないかと思いますが、紹介状なしでは専門医の診察を受けられなかったり、倍額取られることもあります。海外旅行や留学・滞在向けの保険があるなら、大きな病院の外来にまず行くと一般医が診察してくれますが、滞在先によっては大きな病院が遠い、混雑している場合もあります。滞在が長くなる場合は、信頼できる近くのホームドクターをできるだけ早く見つけましょう。

Can you recommend a good doctor in this area? (この辺りでいい医者を紹介してもらえますか?)

雨でも傘をささない人がいる

どんなに小雨でも日本ではみんな傘をさすイメージがありますが、海外ではかなり降っている小雨でも、フード付きのジャケットを着て傘をささない人もいます。1日のうちで天気がよく変わる、両手を空けておきたい、そもそも傘を持ち歩く習慣がない、などいろいろな理由があるようです。これに慣れてしまって、帰国したときに傘なしで歩くとギョッとされることもありますのでご注意を!

You might want to consider bringing an umbrella with you just in case!(念のため、傘を持っていった方がいいかも。)

間接照明が好き

欧米の人に多い習慣です。蛍光灯などの部屋全体を昼間のように明るく照らす照明ではなく、小さなランプを部屋のいろいろなところに置いています。蛍光灯に慣れていると部屋が暗すぎる感じがしますが、慣れると非常にリラックスできます。海外の大学の図書館も各デスクに読書灯があるので、全体が暗いです。

I hope you don’t mind, but I prefer indirect lighting. (気に障ったら申し訳ないけど、私は間接照明の方が好きなの。)

育児での海外あるある

ここでは育児や学校に関する海外あるあるを解説します。学校や国・地域によって様々だと思いますので、個人的に経験したことになりますが、家族帯同で海外に行く予定がある方は参考にしてみてくださいね。

誕生日パーティーが派手

これも国によりますが、マジシャンやフェイスペイントしてくれる人を呼ぶことも。香港では小さい子の誕生日会はわりとこのパターンが多く、スポーツ系のインストラクターを雇ったり、アートクラスをやってもらったり、乗馬会をしたりということもあります。帰りは「goodie bag」と呼ばれる、お返しプレゼントの詰め合わせを来てくれた子全員に渡します。中身はちょっとした文房具が一般的ですが、お金持ちのお宅だとゲームソフトやAmazonギフトカードのことも!

I was wondering, what are your plans for your son’s birthday party?(息子さんの誕生日パーティーに何するの?)

授業中に水を飲める

インターナショナルスクールでは授業中トイレに行ったり水を飲むことが自由です。

You’re welcome to grab some water whenever you need to during class.(授業中、必要なときはいつでも水を取ってください。)

保護者会に飲食提供

保護者会は放課後や午前中に行われることがあり、時間は内容によってさまざまです。コーヒーや紅茶の他、フィンガーフードが提供されます。夕方以降の会合ではワインが出ることもあります。

We’ll have coffee and snacks available for you at the parent meeting.(保護者会ではコーヒーとスナックをご用意しています。)

小さい時からプレゼンテーションとIT教育

幼稚園から人前で自分の意見を述べることが奨励されます。プレゼンテーションの機会が多く、小学校高学年になるとパワーポイントや動画編集ソフトを使ったプレゼンテーションができるようになります。

Kids are so used to speaking up in front of others!(子供たちは人前で発言することに慣れているからね。)

教師は教育専門

日本では担任教師が家庭の事情にも関与するイメージがありますが、海外では教育に専念し、プライベートなことには踏み込みません。子供がプライベートで悩みがあれば相談できますが、学校内での出来事に限られ、生活指導や放課後のことについては家庭の責任となります。

If you’re concerned about your daughter’s mental health, it might be beneficial to talk to a school counselor.(娘さんの精神的な健康が心配なら、スクールカウンセラーに相談することが有益かもしれません。)

放課後のクラブ活動が少ない

放課後のクラブ活動はほとんどありません。スポーツに関しては放課後のクラスがありますが、専任のコーチが指導します。アメリカのようにスポーツに力を入れる国では状況が異なるかもしれませんが、特定のスポーツを学ぶ場合は、個人でコーチをつけるか教室に通うことが一般的です。

Can you recommend a good tennis coach?(良いテニスコーチを紹介してもらえますか?)

学校主催のパーティーでの禁止事項

プロムや学年末のパーティーなど、学校主催のパーティーがたまにありますが、招待状には必ずと言っていいほど「お酒・ドラッグ持ち込み禁止」の注意書きが書かれています。これは日本人が驚くことの一つだと思いますが、それぐらいティーンには身近な危険でもあり、学校ではお酒やドラッグの危険性についての教育も行われています。

※プロム:アメリカの高校生活における最大のイベントで、卒業を目前にした高校生のために開かれるダンスパーティ

No alcohol or drugs are allowed to bring to the party.(アルコール、薬物の持ち込みは禁止です。)

小学生でも留年がある

学校行かなくても自動的に学年が上がる、というわけではなく、小学生でも留年があります。学年が上がるとますます授業についていけなくなるので、一定の学力がないと次の学年に進めません。生徒たちもそういうことがあることは受け入れているので、大抵の場合は留年している子がクラスにいても特に馴染めないということはないようです。

As the school year progresses, it becomes increasingly difficult to keep up with the classes, so you need to have a certain level of academic ability to move on to the next grade.(学年が上がるとますます授業についていけなくなるので、一定の学力がないと次の学年に進めません。)

長い休みに宿題がない

日本では夏休みや春休みなどの長い休みには大量の宿題が出されますが、海外では全く宿題が出ません。遊ぶときは遊ぶ、勉強するときはする、先生も同じく休む、ということが徹底されています。

ただし、休み中に読むといい本やドリルなどのリストは提示されます。

No homework will be assigned during the holidays.(休暇中に宿題は出されません。)

友達の国籍を気にしない

インターナショナルスクールにはいろいろな国籍の子どもがいますが、共通の英語を第一言語として学んでいるため、国籍は話題にならないようです。インド系や中国系など明らかな場合もありますが、よくわからないことも多いです。友達が何人か聞いても、「たぶんフランス人と日本人」「オーストラリアかカナダかな、よく知らない」といった反応が返ってきます。

アジア系オーストラリア人の友人の話ですが、子どもたちは「アジア系」という概念がなかなか理解できなかったそう。子どもたちにしてみれば「私はオーストラリア人」であり、そこに何系などは気にしたこともなかったということです。ただ「アジア系」として見られ、ときには差別される場合もあるため、「アジア系とは?」について話をしたそうです。我が家の次男は小さい時「英語が一番話せるから僕はEnglishだ」と言い張り、親がイギリス人でない限りそれはありえないことを理解させるのに苦労した思い出があります。

Do you identify yourself as Asian or American?(自分をアジア人だと思いますか、それともアメリカ人だと思いますか?)

ママ友付き合いが最低限

働くママが多いため、日本のような密接なママ友関係は少ないです。学校のイベントや送迎、誕生日パーティーなどで顔を合わせる程度です。もちろん、子ども同士が親友で家族ぐるみの交流があることもありますが、それでも常に一緒にいるわけではありません。

It’s tough to find other moms in this area to connect with.(この地域で他のママ友を見つけるのは難しいわ。)

家庭訪問がない

先生による家庭訪問はありません。家庭のことは家庭で、とプライベートがきっちり分けられていますし、先生の責任は学内のことにおいてのみです。個人的に先生に相談したいときは、先生のスケジュールを聞いてアポイントを取り、学校で面会します。生徒も教師に個人的な話がある場合は、事前にアポイントを取ってから教員室を訪れます。

また、先生が生徒と一緒にご飯を食べることはありません。先生が生徒と一緒に教室でお昼を食べる日本の学校の光景は、外国人にとっては非常に珍しく映ります。

To speak with your child’s teacher, please schedule an appointment.(担任の先生とお話になりたい方は、ご予約ください。)

招待された際の子連れ確認

ホームパーティーやディナーに誘われたとき、「子どもも一緒に」と言われない限り、大人のみの集まりになります。フランスのように自分の子どももベビーシッター雇って、パーティー中は子供部屋から出さないという国もあります。大人のみか、子どもを一緒に連れていっていいのか、必ず確認しましょう。

A: Is it OK to bring my son?(息子を連れて行ってもいいですか?)

B: Of course! You are more than welcome to bring him.(もちろんです!大歓迎よ。)

海外あるあるがわかったら

海外とひとことで言っても国や地域によって事情が異なります。今回は私の個人的な経験を元にしていますので、全く違う経験をされている方もいらっしゃるでしょう。日本の当たり前が通じないことも多いので、「こんなこともあるよね」とおおらかな気持ちでいると海外生活に比較的ストレスが少なくてすみますし、逆に「面白い」と感じる経験もたくさんできますよ!

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