Gotta go.っていつ言う?アメリカ人がよく使う英語フレーズ

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アメリカ人が英語を話すのを聞いていると、Got it!(わかった!)、My bad.(ごめんなさい)といった言い方が、会話の中でよく使われているのがわかります。教科書には載っていないこのようなフレーズを知っておくと、アメリカ人と話をしたり、アメリカの映画やドラマを理解したりするときに、きっと役に立つはず。ここでは、普段の会話の中でアメリカ人がよく使う表現をご紹介しましょう。

普段の生活の中で聞く英語表現

挨拶や相づちのような日常よく使うフレーズが、自分が学校で習ったものとはどうも違うと思ったことはないでしょうか。例えば次のような言い方を知っておくと、よりスムーズに会話できるようになります。

あいづちを打つ

Got it.(わかった)

I got it.の主語を略したGot it.という言い方がよく使われています。I got you.も「わかった」という意味で、これを略したGotcha.という表現もあります。

I bet.(だよね)

betは「賭ける」という意味の動詞で、I bet.で「きっとそうだ」「そうに違いない」といった意味になります。You bet.という言い方もあり、これは「あなたは間違いないと思っていい」というニュアンスで「大丈夫」「まかせておけ」と言いたいときに使います。

For real?(マジで?)

for realは「本当に」ということで、For real?と尋ねる感じで言うと、「マジで?」「ほんと?」と驚いている感じが出ます。使い方はReally?と同じです。

No way!(まさか!)

「そんなのありえない!」と驚いているときの言い方。「絶対そんなことない」「無理だ」と否定しているときもあるので、注意が必要です。

相手にかける言葉

Gotta go.(行かないと)

I’ve got to go.を略した言い方。have got to ~は「~しないと」ということで、これがgottaと略されています。「じゃあね」と別れる場面でも使われます。

I’ll go get it.(取ってくるよ)

会話ではgo and get(行って取ってくる)のandが省略され、go getと言うことがあります。go and see(行って見る)も同様に、go seeと言うことができます。

See ya.(またね)

See you.のyouをyaと略した言い方。友人同士や親しい間柄では、Bye.やGood-bye.よりもよく使われています。

気持ちを伝える英語表現

dying(死ぬほど)やbad(ものすごく)など、アメリカ人の会話によく登場する、ユニークな表現があります。会話で頻繁に使われるものを押さえておきましょう。

うれしいとき、楽しいとき

You’re killing me.(死ぬほどおかしい、勘弁してよ)

文字通りには「あなたは私を殺している」ですが、冗談などを聞いて「死ぬほどおかしい」と言うときや、困ることをされたときに「勘弁してよ、もうたくさん」と言うのに使われます。

I’m dying for beer.(死ぬほどビール飲みたい)

be dyingはdie(死ぬ)の現在進行形で、I’m dying for ~は「~がほしくてしょうがない」「~がしたくてたまらない」といった意味で使われます。

I’m wasted.(酔っぱらった)

「酔った」は通常drunkですが、アメリカ人がwastedと言うとき、「酔っぱらった」という意味であることがあります。wasteは普段、「浪費する、消耗する」という動詞または「浪費」「消耗」という意味で使われる名詞です。

I need it so bad.(ものすごく必要なんだ)

badは通常「悪い」という形容詞ですが、ここでは「ものすごく」という副詞として使われています。会話の中によく出てくる言い方で、badの副詞は通常はbadlyという形になります。

困ったとき、責めるとき

My bad.(ごめんなさい)

このbadは名詞。「私が悪い、ごめんなさい」という言い方で、I’m sorry.と同じように使えます。日本語で親しい間柄で「悪い、悪い」と言うのに近い感じです。

It sucks.(サイテーだ)

suckは通常「吸う」という意味の動詞ですが、口語では「嫌気がさす」「むかつく」といった意味があり、It sucks.で「サイテー、サイアク」といった言い方になります。よく使われる表現ではありますが、上品な言葉ではないので、自分で使うときには注意が必要です。

Let’s beat it.(行っちゃおう)

beatは「打つ」という意味の動詞ですが、口語でbeat itと言うと「立ち去る」「逃げる」「ずらかる」といった意味になり、「もうこの場を出よう」というときにLet’s beat it.という言い方が使われます。

励ます、ほめる

It’s awesome!(スゴイ!)

アメリカ人が会話でよく使うのがawesome。「すごい」「素晴らしい」ということで、greatやwonderfulと同じように使えます。

Way to go!(いいぞ!)

文字通りには「行く(べき)道」ということですが、「いいぞ!」「よくやった!」と、相手をほめたり励ましたりするときに使います。スポーツの試合などで聞くことがあるかもしれません。

Hang in there!(がんばれ!)

hang inは「持ちこたえる」「耐える」ということで、Hang in there!は「そのままがんばれ!」「耐えろ!」と励ましていることになります。スポーツのほか、苦労している人や懸命に努力している人に対してかける言葉です。

You’re my man.(さすがだ)

文字通りには「君は私の男だ」ですが、男性に対し「さすがだ」「君にならまかせられる」とほめるときに使われます。なお、恋愛感情のある相手に「あなたは最高だ」と言いたいときにも使われます。

会話に役立つイディオムと単語

アメリカ人以外だとちょっと戸惑ったりするかもしれない、独特のイディオムや単語もあります。次のような言い方も、参考までに知っておくといいでしょう。

覚えておきたいイディオム

Can you break a bill?(お札をくずしてもらえますか?)

アメリカ英語では「お札」はbill。billをbreak(壊す)で、「お札をくずす」となります。なお、イギリス英語では「お札」はnoteと言います。

It’s not rocket science.(そんなに難しいことじゃありません)

rocket science(ロケットサイエンス)とは、複雑な計算を必要とされるような高度な科学のことですが、それを否定することで、「別に難しいことじゃない」「たいしたことじゃない」という意味で使われます。

Let’s table this.(これは保留にしましょう)

tableには動詞で「保留にする」という意味があり、会議で問題を保留したいときなど、Let’s table this.と言うことができます。一方、イギリス英語では同じtableという動詞を「議題に載せる」という意味で使うことがあるので、要注意です。

Can I have a ball park figure?(概算を教えてもらえますか?)

ball parkは普通「野球場」のことですが、「おおまかな」「だいたいの」という意味で使われることがあり、figure(数字)と合わせて「概算」という意味になります。アメリカ人とのビジネスで聞くことがあるかもしれません。

注意したい単語

buck(ドル)

アメリカ人はよくdollar(ドル)のことをbuckと呼んでいます。ten bucksと言われたら「10ドル」のことです。

grand(千ドル)

お金の話をするとき、「千ドル」のことをgrandと言うことがあります。ten grandと言われたら「1万ドル」のことです。

guy / dude / folks *呼びかけ

「君」「あなた」「お前」と呼びかけるときに、guyやdudeを使うことがよくあります。基本的には男性に対して使います。folksは「人々」という意味ですが、「みんな」「皆さん」と呼びかけるときに使われます。

アメリカ人らしい会話に親しむには

アメリカ人らしい会話とは、例えばこんな感じになります。

A: Hi, guys. What’s up?(やあ、みんな。元気?)

B: You know what? Mike got fired.(あのさ。マイク、クビになったんだ)

A: No way!(まさか!)

B: It sucks. Oh, gotta go.(サイテーだ。ああ、行かないと)

A: See ya.(またね)

実践してみよう

ここでご紹介したフレーズはアメリカ人だけでなく、イギリス人やオーストラリア人、その他非英語圏の人など、さまざまな外国人が普段の会話の中で使うことがあります。これらの表現を使った自然な会話に親しみたいと思ったら、ぜひレアジョブ英会話の無料体験レッスンを活用してください。

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