外国人と英語で話をしていてバーッとまくしたてられ、結局何も言えなかった、どう返事をすればいいかわからなかった、ということはありませんか?そんなとき、「もう一度言ってください」とは、どうも頼みにくいですよね。
そこで、Come on.(へええ)、You did.(そうなんだ)など、うまく切り返すフレーズを有効に使って、会話のテンポを自分のものにしましょう。英会話のピンチをうまく切り抜けるための、効果的なフレーズをご紹介します。
言うことがないときは、うまくリアクションを返そう
相手の言うことはなんとなくわかる、でもどう返事をすればいいかわからない。結局、相手が一方的に話しているだけ…ということが英会話では起こりがち。そんなとき、こんなフレーズを使えば、自分が多少なりとも話についていっているというサインを送ることができます。
驚いた様子を見せる
Come on.(へええ)
Come on.は本来「来て」という表現ですが、ビックリするようなこと、面白い話をしていると思ったときにこう言うと、「へええ、そうなんだ、そんなことってあるんだ」と驚いた様子を出すことができます。
You did.(そうなんだ)
「こんなことをした」「こんなふうに思った」と言われたとき、You did.(あなたはそうしたんですね)で、「そうなんだ」という感じが出せます。
No way.(まさか)
かなり驚いたときに使う表現。「絶対ない」というときにも使われます。
一緒に喜ぶ
Amazing.(すごいね)
amazingは「すごい、素晴らしい」という意味。相手をほめていることにもなります。
Good for you.(よかったね)
「あなたにとってよい」で、「それはよかった」という感じになります。
You did it.(やったね)
「あなたはそれをやった」で、「よくやった、でかした」といった意味を出せます。
こんなふうに会話してみよう
A: Guess what? The presentation went well. That was the biggest success ever.(あのさ、プレゼンうまくいったんです。これまでにない大成功)
B: Come on.(へええ)
A: And we got the deal.(それで、契約取れたんです)
B: You did it!(やったね!)
まくしたてる相手に上手に割り込もう
まくしたてる相手を、「え、ちょっと待って」といったん制止してみましょう。Excuse me. Could you say that again?(すみません、もう一度言っていただけませんか?)だとちょっと悠長すぎ。例えばこんなふうに言うと、相手はいったん止めてくれるはずです。
いったん止める
Wait a sec.(ちょっと待って)
「え?」「待てよ」と自問する感じにもなり、会話がいったんストップします。
Hold on.(ちょっと待って)
「まあまあ」「落ち着いて」と、相手を抑制する感じになります。
One second.(一瞬待って)
「あ、待って」と、相手を一瞬止める感じになり、相手は「え?」と思っていったん話すのを止めます。
反応しながら止める
Give me a break.(えーそんなあ)
直訳すると「私に休憩をください」ですが、これで「えー、そんなあ。勘弁してよ」といった感じになります。
You must be kidding.(冗談?)
kidはここでは「冗談を言う」という動詞で、「あなたは冗談を言っているに違いない」で「冗談ですよね?」「そんなことあるんですか?」と話をいったん制止できます。
It’s outrageous.(それってすごすぎ)
outrageousは「とんでもない」ということで、本来は否定的な意味ですが、口語ではよいことにも使います。こう反応すると、相手はいったん止まってくれるはず。
こんなふうに会話してみよう
A: One thing I didn’t understand was what Mr. Aoki said …
(私がわからなかったのは、青木さんが言ったことで…)
B: Wait a sec. The President Aoki?
(ちょっと待って。青木社長のこと?)
A: Yes, he’s my uncle.(ええ、私の叔父です)
B: You must be kidding!(冗談?)
同調して会話のテンポを落とそう
うれしそうに話している相手に同調したり、困っている相手に共感してあげたりすると、「この人はわかってくれている」と安心し、一方的に話し続けることがなくなります。次のようなフレーズを、あいづちのように使うといいでしょう。
喜んでいる相手に同調する
Sounds great.(それはいいね)
「それはよさそうだ」で、「それはいいね」という意味になります。同意を表すのにも使えます。
Have fun.(楽しんで)
旅行に行く、遊びに行くなど、何か楽しい予定がある相手にかける定番フレーズ。
I’m so happy for you.(うれしいね)
「私はあなたのためにとてもうれしい」で、「それは本当にうれしい」「よかった」という感じになります。
困っている相手に共感する
Oh, no.(ええ、そんな)
何かまずいことがあったとき、最も無難に使える表現です。
It should be fine.(大丈夫だよ)
このshouldは「~なはず」ということで、「大丈夫なはず」と、相手を励まします。
Everything will be all right.(うまくいくよ)
相当な困難に直面した際も、前向きに考えよう、きっといいことがある、という気持ちでこう伝えます。
こんなふうに会話してみよう
A: I made a huge mess. I might be transferred.
(大失敗した。転勤させられるかも)
B: Oh, no …(ええ、そんな…)
A: It’s been great working with you.
(一緒に働けてよかったよ)
B: Don’t say that. Everything will be all right.
(そんなこと言わないで。大丈夫ですよ)
沈黙が流れたら、先を進めてもらうか会話を終わらせる
相手の話がいったん途切れ、「え、こちらの反応を待ってるのかな?」と思うことがありますよね。そんなときは同意する様子を見せて先に進んでもらうか、うまく会話を終わらせるフレーズを駆使しましょう。
先に進んでもらう
Understood.(わかった)
「理解された」「問題ない」という感じで、相手は安心して話を先に進めます。
You’re right.(確かに)
「そうですね」というくらいの軽い同意で、相手は先を進めていいのだと理解します。
Go ahead.(どうぞ<先に進んで>)
まだ何か言いたそうなことがある相手に、「どうぞ言ってください」と促すフレーズ。
会話を切り上げる
Oh, gotta go.(ああ、行かないと)
gottaはgot toの略。I’ve got to go.(行かないと)を短くした言い方。I have to go now.だと「もう失礼します」という改まった感じですが、gotta goだと「じゃね」と軽く切り上げることができます。
Catch you later.(あとでね)
「後であなたを捕まえる」、つまり「後で話そう」ということ。Later.と短く言ってもかまいません。
Have a good one.(いい1日を)
これはお別れのフレーズなので、相手は「ああ、もう行かないといけないんだな」とわかってくれます。
こんなふうに会話してみよう
A: I couldn’t believe it, they didn’t understand us at all.
(信じられませんでしたよ、まったくわかってもらえない)
B: OK. Oh, gotta go.
(なるほど。ああ、行かないと)
A: All right.
(わかりました)
B: Catch you later. (あとでね)
あいづちで会話上手になろう
初級者の人は、なんて言っていいかわからないときに沈黙してしまいがち。すると相手は「自分の言うことが理解されていない」と思ってしまいます。少しでも言いたいことはわかるんだ、と伝えるには、ここにあるようなフレーズを使ってみましょう。
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