well-beingの意味は「幸福」?「幸せ」を表す英語表現

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well-being(ウェルビーイング)という言葉を、カタカナでもよく見かけるようになりました。普段「幸福」と訳されますが、文字通りに見るとwell(よい)being(状態)です。なぜこれが「幸福」という意味になるかというと、世の中の求める「幸福」のあり方が変わりつつあるからかもしれません。well-beingの持つ意味を考えると同時に、「幸福」「幸せ」を表すさまざまな英語表現を覚えましょう。

well-beingってどういう意味?

well-being(ウェルビーイング)という言葉を聞いたことがあっても、どういう意味なのか具体的につかめていない人も多いのではないでしょうか。まず、いつごろから、どのような経緯で使われるようになったかを考えてみましょう。

well-beingはいつから使われている?

well-beingという言葉は、1948年に発効した世界保健機構(WHO)の憲章で初めて世に広く知られるようになり、日本語では「健康、福祉」と訳されていました。1980年代から社会の中で、well-beingは「健康、福祉」というよりは「心身共に満ち足りた状態」、すなわち日本語で言うと「幸福」に近いものと考えられるようになり、2019年にはニュージーランド政府がwell-being budget(幸福予算)を発表して話題になりました。

SDGsのGoal 3(目標3)にGood health and well-beingとあり、well-beingは国際的に認知されるようになりましたが、日本では「すべての人に健康と福祉を」と訳されています。「健康」「福祉」「幸福」どれもが当てはまる言葉であるため、最近では「ウェルビーイング」とそのままカタカタで使うことが増えています。

「ウェルビーイング」が表すものは?

happiness(幸せ)では、普通「うれしい気持ち」をイメージしますが、well-being(ウェルビーイング)は、「精神面だけでなく、身体的にも、社会的にも満ち足りた状態」を指します。例えば、今の自分に満足、健康に過ごせていて、仕事は収入も内容的にも充実しているのが「ウェルビーイング」です。

今までの「幸福」とどう違う?

一昔前までは、何かうれしいことがあった、ほめられた、おいしいものを食べたといった、「happy(幸せな)」ことが大切とされていました。でも今はhappyだけでなく、「充実した生き方」「満足できる人生」を求める風潮が、世界的に個人でも社会の中でも高まっています。そこでhappy(幸せな)やhappiness(幸せ、幸福)では十分ではなく、well-being(ウェルビーイング)という言い方をよく使うようになったのではないかと思われます。

「幸福」「幸せ」を表す英語表現を覚えよう

well-beingという考え方が浸透するにつれ、「幸せ」「幸福」という考え方が、以前より広い意味でとらえられるようになってきました。それでは一般的な「幸せ」「幸福」とその現代的な意味を、well-being以外に英語でどう表現すればいいか見ていきましょう。普段の会話の中での使い分けに活用してください。

happyは「うれしい」

happy:日本語では普段「幸せな」と訳されますが、基本的には「うれしい」「楽しい」「不満がない」ということです。

I’m happy to hear you say so.(そう言ってくれてうれしい)

ほめられたときなどに使うフレーズ。「幸せな」と訳すにはちょっと大げさで、「よかった」というくらいの感じです。

pleasedは「うれしくて満足」

pleased:喜んでいると同時に満足している状態。Pleased to meet you.(初めましての)のように、あいさつにも使われます。

He will be very pleased with it.(彼はきっと喜びますよ)

上司や先輩などが「満足する、認めてくれる」といったときに使うフレーズ。

satisfiedは「思い通り」

satisfied:通常「満足した」と訳しますが、「思い通り」ということで、「そうなって当然」という意味合いもあります。

I’m very satisfied with the result.(結果には非常に満足しています)

「思った通りの結果でうれしい」と思っている反面、実は「もっと上を期待していた」という場合もあるので、要注意です。

fulfilledは「満たされていて幸せ」

fulfilled:ful(いっぱいに)filled(満たされている)という言い方からわかるように、「人生満たされている、これ以上ほしいものはない」という意味です。

I feel fulfilled in my relationship.(恋人との関係に十分満たされています)

こういう場合のrelationshipは恋人または夫婦の「関係」を意味します。feel fulfilledで「十分満たされている、幸せいっぱい」といったニュアンスになります。

comfortは「快適さ」

comfort:これは名詞で「快適さ、慰め」。精神的または身体的に、落ち着いたラクな状態にあることを指します。

My family is a great comfort.(家族といると落ち着きます)

「安心できる」「落ち着ける」といった、現代社会にあって大切な要素を表すことができます。

secureは「安心できる」

secure:動詞では「安全を確保する」で、形容詞で精神的・身体的に「安全な、安心な、危険がない」といった意味になります。

Children need to feel secure and protected.(子どもたちは安全で守られていると感じる必要があります)

このsecureには、「周りに傷つける人がいない」「生活が安定している」など、いろいろな意味が含まれます。

幸福感、幸せな気持ちを会話で伝えるには

例えば会話の中で、こんなふうに「幸福」「幸せ」という気持ちを伝えることができます。

A: I feel depressed lately.(最近落ち込んでしまって)

B: You should take care of your well-being.(自分のウェルビーイング<幸福>を大切にしないと)

A: Are you happy with your current job?(今の仕事に不満はありませんか?)

B: I’m satisfied but not fulfilled yet.(満足していますが、まだ十分満たされているというわけではありません)

A: Well done! Boss was very pleased with it.(よくやったね!上司はとても喜んでいましたよ)

B: I’m happy to hear that.(それはよかった)

A: How’s your new life here?(ここでの新しい暮らしはどうですか?)

B: Very good. I feel comfort and secure.(とてもいいです。落ち着けて安心できる感じです)

「幸せ」を表す英語を覚えたら

「幸福」「幸せ」という気持ちを表すにも、実はいろいろな言い方があることがわかってもらえたでしょうか。外国人を相手に実際に使ってみたい場合は、ぜひレアジョブ英会話の無料体験レッスンを活用してください。

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