「場合による」を英語で言いたい!覚えておくと便利な7つの表現

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「場合による」と英語で言うには、どう表せばいいのかご存知ですか?
日本語でも会話の中で意外とよく使う表現ですが、英語だと咄嗟に出てこないという人もいるでしょう。いくつかの表現を覚えておくと、会話の中でけっこう使えるので便利ですよ。

そこで今回は、「場合による」の英語表現を7つ紹介します。海外へ旅行に行ったときはもちろん、ネイティブの人と話すときにも役立ちますよ。英会話だけでなく、英語で読み書きするときにも使えるので、ぜひ頭に入れておいてください。

「場合による」の英語表現4選【覚えて損なし!】

「場合による」という英語表現はいくつかあるので、まずは一般的な英語表現を4つ紹介します。ここで扱う表現は、高校を卒業するまでに習う基礎的な英単語を2〜3語使って表すものなので、比較的覚えやすいはず。日常会話でもよく使うので、ぜひこの4つは押さえておきましょう。

時と場合による:It depends

「時と場合による」と表現したいときは、It dependsを使います。はっきりとした答えを出しづらい場面で使用することが多い表現です。また「That depends.」でも同様の意味を持ちます。

以下の会話文の例では、Aがディズニーランドへのアクセス方法について質問しているのに対して、「車でも行けるけど、電車の方が(渋滞もないので)いいと思うよ」といったニュアンスで答えています。

A:What is the easiest way to get to Tokyo Disneyland?(東京ディズニーランドへの一番簡単な行き方は何ですか?)
B:It depends, but it would be better to go by train.(時と場合によりますが、電車で行くのがいいでしょう。)

〜による:depend on〜

「〜による」と要因も入れて言い表したいときは、depend on〜と表現します。

It dependsと似ていますが、より具体的な要因がある場合はこちらを使うようにしましょう。以下の例文では、「晴れなら行くが、雨なら行かない」というニュアンスを表現しています。

A:Would you like to go to the sea tomorrow?(明日海に行きませんか?)
B:It depends on the weather.(天気によるね。)

以下では、「今日は早く帰れると思いますか?」に対して、「あなたの頑張り次第では早く帰れるよ」というニュアンスで答えています。depends on youはネイティブもよく使う表現なので、覚えておくと便利ですよ。

A:Do you think we can go home early today?(今日は早く帰れると思いますか?)
B:It depends on you.(あなた次第ですね。)

〜次第だ:up to〜

up toにはいろいろな意味がありますが、「〜次第だ」と表現したい場合は、続く語にyouや人を表す単語がくるのがほとんどで、「〜の責任だ」と訳すこともできます。

It’s up to you to change the future.(未来を変えるのはあなた次第です。)

また、以下の2文はどちらも日本語で言うと「あなた次第ですよ」という意味ですが、It depends on you.を使うと判断をするのは「私」というニュアンスを含み、It’s up to you.を使うと、判断するのは「あなた」という意味を含んでいます。

It depends on you.(私が〜するのはあなた次第)

It’s up to you.(あなたが〜するのはあなた次第)

例えば、行きたい場所や食べたいものを聞かれて「自由に選びなよ=あなたに任せるよ」と伝えたい場合はIt’s up to you.と表現します。相手に判断を委ねている場合はこちらを使います。

A:Where would you like to go?(あなたはどこに行きたいですか?)
B:It’s up to you.(あなたに任せます。)

場合によっては:in some cases

「場合によっては」と言うには、in some casesを使います。文頭、文末のどちらにも使うことができます。

In some cases, you can go home early today.(場合によっては、早く帰れます。)

よりフォーマルな表現をしたいときは、in/on some occasionsを使うといいでしょう。「時として」と訳すことが多いです。また、「〜の場合によっては」と具体的な様子を表す場合は、casesの前に以下の例文のように形容詞を加えることもできます。

In serious cases, you need to go to the hospital as soon as possible.(深刻な場合は、できるだけ早く病院に行く必要があります。)

「場合による」の英語表現3選【表現力を広げたい人に】

より表現のバリエーションを広げたい人に向けて、「場合による」の英語表現をさらに3つ紹介します。前半に紹介した4つの方が会話の中での出番は多いですが、知っておけば使える表現が増えて会話も楽しくなりますよ。

その時の場合によって動く:play it by ear

play it by earには複数の意味があり、直訳だと「(楽譜等を見ずに)耳で聴いたままを演奏する」と「即興で演奏する」といった意味で使えますが、そこから意訳して、以下の例文のように「〜の状況や場合よって臨機応変に動く」というニュアンスで使われることがあります。

A:Where are we going tomorrow?(明日はどこへ行きましょうか?)
B:I don’t know, but we will just play it by ear.(わかりませんが、状況によって決めるつもりです。)

1つ1つの場合によって:on a case-by-case basis

「1つ1つの場合によって、1件ごとによって」と表現するには、on a case-by-case basisを使います。前半で紹介したものよりは使用頻度は落ちるかもしれませんが、ネイティブスピーカー同士の会話でも時々使われる表現です。1つずつの状況や問題に合わせて対応するといったニュアンスを表すことができます。

We will have to check each document on a case-by-case basis.(1つ1つの資料を1件ずつ確認しなければならないだろう。)

日本語でも「ケースバイケース」と使うことがあるので、比較的覚えやすい表現でしょう。ただし、case-by-caseだけではイディオムとして不完全です。on a case-by-case basisと覚えましょう。

一概には言えない:can’t say 〜 unconditionally

「一概には言えない」と表現するには、can’t say 〜 unconditionallyを使います。
unconditionallyは「無条件に、一概に」という意味を持つ単語です。イディオムで覚えるものではないですが、こういった言い方もできるのかと頭の片隅に置いておくと表現の幅が広がりますよ。

It can’t be said that it is true unconditionally.(それは一概に正解とは言えません。)

他にも「一概に言えない」はcan’t really sayや、can’t be said sweepinglyとも表現できます。
can’t say that it’s completelyとすると、「完全に〜とは言えない」を意味します。

「場合による」の英語表現がわかったら

英語で「場合による」を言い表すいろんな言い方がわかりましたね。使用する場面や表現したいニュアンスによって、フレーズを使い分けてみてください。
「場合による」の英語表現を覚えたら、ぜひ実際の英会話で使ってみましょう。英語を話す機会がないという人は、レアジョブ英会話の無料体験レッスンを活用してみるのがおすすめです。
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