単語と例文をいっぺんに覚える!大人のための英語フラッシュカード

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英語学習に使われるflash card(フラッシュカード)をご存じでしょうか。表面に絵があって裏面にその絵を表す単語があり、絵をflash(パッと見せる)と、すぐさまその絵の単語を言っていくというものです。

子どもの英語学習で定番となっているツールですが、やり方によって、大人の英語学習にも大きな効果をもたらします。外出先で気軽に取り組めるよう、アプリを使って自分だけのフラッシュカードを作成する方法をお教えしましょう。

フラッシュカードにはどんな効果がある?

「フラッシュカードがどんなものか、ピンと来ない」というひとのために、基本的な使い方と、英語学習にどんな効果があるかをご紹介します。

フラッシュカードの基本的な使い方

日本では子どもの英語学習用に、多くのフラッシュカードが市販されています。表面に動物や果物などの絵があり、教師や親が絵を見せると子どもがその名前を英語で言っていくというもので、裏面に答えの単語があります。絵を使うことで意味をイメージでとらえるメリットがあるとして、国内外で広く使われている学習教材です。

フラッシュカードにはどんな効果がある?

絵を見ながら意味を感覚的にとらえることができるようになり、普段の生活の中でその絵と同じものを見ると、単語が頭の中にパッと浮かんできます。また、次から次へと絵を見て瞬発的に単語を言っていくことで、短期間に大量の単語を覚えられるようになります。

大人の英語学習に、どのように役立つ?

大人の場合は、絵ではなく写真を使い、自分でカードを作ってみましょう。写真の中にあるものを英語で何というか調べれば語彙が増え、例文を作ることで文を組み立てる力がつきます。そして、カードをめくりながら写真と単語を見ただけでパッと例文が言えるようになれば、実際にそれと似たような光景に出くわしたときに、頭の中に自然に英語が浮かんでくるようになります。

また、カードをたくさん作って日ごろから例文を言う練習をすれば、大量の単語と例文をインプットすることができます。

英語学習用フラッシュカードをアプリで作成

フラッシュカードは自分で簡単に作ることができます。電車の中や休憩時にさっと取り出して練習できるよう、スマートフォンのアプリを使ってオリジナルのフラッシュカードを作成してみましょう。

1) 写真を用意する

すでに手元にある写真を使ってもいいし、「これを英語で言えるようになりたい」と思うものを写真に撮るのもいいでしょう。7、8枚たまったらカードを作り始め、後からどんどん足していきます。

2) 分類する

ランダムに並べるよりも、以下のようにテーマ別に分けると、関連する単語や表現をまとめて覚えやすくなります。

・scenery(風景)
・food(食べ物)
・family & friends(家族と友人)
・animals(動物)
・transportation(交通機関)

3) 表面に写真と単語・表現を入れる

例えば、以下のような単語帳作成用アプリを使います。

iPhone:単語帳メーカー
Android:AnkiDroid Flashcards

ステキな古民家カフェに行って写真を撮った場合、インターネットの和英辞書で「古民家カフェ」を英語で何というか調べ、表面に写真と調べて出てきた表現「old folk house cafe」を入れます。

4) 裏面に例文と訳を入れる

このold folk house(古民家)を使い、裏面に例文と訳を書き入れます。ここでは、以下のような文を作りました。

I had lunch at a nice old folk house cafe in the countryside.(郊外のステキな古民家カフェでランチを取りました)

「単語帳メーカー」では「コメントメモ」欄に訳を入れて、画面上でオン/オフできるようにすることができます(「AnkiDroid Flashcards」では、別欄をオン/オフする機能はありません)

5) カードを追加し、フラッシュしていく

同じ要領で、カードを追加していきましょう。出来上がると、例えば「単語帳メーカー」の場合、表面をクリックすると裏面に進み、スワイプすると次のカードに移ります(「AnkiDroid Flashcards」では、Flip(めくる)をクリックすると裏面が画面の下のほうに表示され、Fail(失敗)、Good(良し)など自己評価をクリックすると、次のカードに進みます)。

カードをめくりながら、次の作業を繰り返します。

1.表面の写真と単語・表現を見て、頭の中で、または声に出して例文を言ってみる。
2.裏面を見て答え合わせ。
3.うまく言えたら、「単語帳メーカー」では「覚えた」、「AnkiDroid Flashcards」ではGood(良し)やEasy(簡単)をクリック。次に挑戦するときは、うまく言えなかったカードだけが表示されます。

フラッシュカードに使える単語・表現や例文

例文の内容は、パッと思いついたシンプルなことでかまいません。例えば、以下のような言い方を参考にしてください。自分で書くのが難しければ、インターネットで検索して辞書やブログ記事などで見つけた例文を入れておいてもいいでしょう。

テーマ scenery(景色)
単語・表現 skyscrapers(高層ビル)
例文 Shinjuku skyscrapers are the iconic views of Tokyo.(新宿の高層ビルは、東京の象徴的な景観だ)

テーマ food(食べ物)
単語・表現 fluffy bread(ふわふわパン)
例文 I love the fluffy bread of this bakery.(このパン屋のふわふわパンが好き)

テーマ family & friends(家族と友人)
単語・表現 generous(気前がいい)
例文 Ken treated me to lunch. So generous!(ケンにランチごちそうになった。すごく気前いい!)

テーマ animals(動物)
単語・表現 paw pads(肉球)
例文 Look at our Tama’s paw pads!(うちのタマの肉球見て!)

テーマ transportation(交通機関)
単語・表現 overcrowded(混んでいる)
例文 The train isn’t overcrowded today.(今日は電車が混んでいない)

フラッシュカードで得られる力

この練習を続けることで、次のような力が身につきます。

・単語や表現を自分で調べることで、語彙力が養われる。
・例文を作ることで、文で表現する力がつく。
・目に映ったものを英語で表現することができる。
・何かを見たとき、言いたいことがすぐに英語で浮かんでくる。

フラッシュカードに慣れてきたら、例えば何かを英語で言いたいと思ったときに、頭の中にその場面を思い浮かべるようにしてください。カフェや食べ物などのビジュアルとともに、英語がスッと口から出てくるようになるはずです。

単語や例文を覚えた後はアウトプットを

フラッシュカードで単語と例文がスラスラ出てくるようになったら、ぜひレアジョブ英会話の無料体験レッスンを活用してみましょう。覚えた単語はすぐに使ってみることで、より記憶として定着しやすくなりますよ。

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