恋愛にまつわる英語ならではの名言を映画と小説からピックアップ!

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日本語ではキザでくさいと思われるような恋愛にまつわる甘い言葉やロマンチックなセリフも、英語ならカッコよく聞こえたり、胸キュンしたりするかもしれませんね。

そんな恋愛にまつわる英語の名言を映画と小説からピックアップ!名言を使って英語学習することもできる上、話のネタにもなるので参考にしてみてください。

ディズニー映画の恋愛にまつわる英語の名言

ディズニーアニメ映画には数えきれないほど多くの恋愛にまつわる名言があります。ここでは代表的なものを見ていきましょう。

『The Little Mermaid (リトル・マーメイド)』

地上の世界に憧れる人魚姫のアリエルが海辺の王国のエリック王子に恋する物語。

公開年:1989年 (米国)、1991年 (日本)/監督:ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ/制作会社:ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ

You’re the one, the one I’ve been looking for. (きみこそ僕がずっと探し求めていた人だ。)

海辺の王国のエリック王子がアリエルに言った言葉。

Watch and you’ll see someday I’ll be part of your world. (見ていて、私はいつかあなたの世界の一部になるから。)

主題歌『Part of Your World (パート・オブ・ユア・ワールド)』の一節。アリエルが地上の世界に憧れているときには「Part of that world (あの世界)」と歌われますが、エリックに出会ったあとは「Part of your world (あなたの世界)」に変わるので注目してみてください!

『Frozen (アナと雪の女王)』

雪や氷をつくる禁断の魔法の力をコントロールできないまま“雪の女王”になったElsa(エルサ)と妹のAnna(アナ)による感動の物語。

公開年:2013 年 (米国)、2014年 (日本)/監督:クリス・バック、ジェニファー・リー/制作会社:ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ

Love is putting someone else’s needs before yours. (愛っていうのは自分よりほかの誰かを大切に思うことだよ。)

真実の愛がわからなくなったアナに陽気な雪だるまのオラフが言った言葉。

Only the act of true love will thaw a frozen heart. (真実の愛だけが凍ったハートを解かすんだ。)

エルサを救う瞬間に凍りついてしまったアナを抱きしめるエルサ。その「真実の愛」がアナの凍ったハートを解かした名場面でオラフが言った言葉。

「真実の愛」はこの映画のキーワードのひとつで、この場面では姉妹愛を指していますが、恋愛にも当てはまりますね。

There’s your act of true love right there! (真実の愛はすぐそこにあったんだ! = クリストフが運命の人なんだ!)

アナを愛していることに気づいたKristoff(クリストフ)が、Sven(スヴェン)と一緒に再びアレンデールに戻ってきたときにオラフが言った言葉。

『Tangled(塔の上のラプンツェル)』

人目を避けるようにしてたたずむ森の中の高い塔で暮らす“魔法”の髪を持つ少女ラプンツェルが、突然に現れた大泥棒のフリンと新しい世界へ踏み出す物語。原作はグリム童話『ラプンツェル(髪長姫)』。

公開年:2010 年 (米国)、2011年 (日本)/監督:バイロン・ハワード、ネイサン・グレノ/制作会社:ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ

All at once everything looks different. Now that I see you. (あなたといると、何もかも違って見えるわ。)

フリンに心を奪われ始めたラプンツェルの言葉。ストレートな表現ですね。

You were my new dream. (きみは僕の新しい夢だ。)

瀕死の状態のフリンがラプンツェルに言った言葉。wereと過去形になっていますが、日本語訳は現在形です。死を覚悟していたので、英語では過去形が使われています。

ディズニー映画の歌にある名言

ディズニーアニメ映画の歌は広く愛されていますが、その中からいくつか名言を挙げておきましょう。こちらはすべて主人公のヒロインによる歌です。

『Sleeping Beauty (眠れる森の美女)』

主題歌「Once Upon a Dream  (いつか夢で)」より

You’ll love me at once, the way you did once upon a dream. (愛してくれる、あの夢と同じに。)

music by Sammy Fain、lyrics by Jack Lawrence

『Cinderella (シンデレラ)』

挿入歌「So This Is Love (これが恋かしら)」より

So this is love, so this is what makes life divine. (ああ、これが愛なのね、これが人生を素敵にさせるものなのね。)

music/lyrics by Mack David, Al Hoffman and Jerry Livingston

『Tangled (塔の上のラプンツェル)』

挿入歌「I See the Light (輝く未来)」より

All at once everything looks different. Now that I see you. (突然、すべてが違って見えるよ。今、あなたと出会えたから。)

music Alan Menken、lyrics by Glenn Slater

ディズニー公式HP

映画に出てくる恋愛にまつわる英語の名言

恋愛にまつわる名言は、どちらかと言うと男性のセリフが多いかもしれません。男性の方がロマンチストなのでしょう。ここでは男性と女性に分けて、映画に出てくる恋愛にまつわる名言を見ていきます。

男性によるロマンチックな名言

『Pride & Prejudice (プライドと偏見)』

女性に相続権がなかった18世紀末の英国の田舎町で暮らす姉妹と、田舎町に引っ越してきた大富豪とその親友によるユーモアと上品さを兼ね備えた恋愛物語。原作はJane Austen(ジェーン・オ-スティン)の『Pride & Prejudice (高慢と偏見)』。

公開年: 2005年 (英国)、2006年 (日本)/監督: Joe Wright (ジョー・ライト)/制作会社:スタジオカナル、ワーキング・タイトル・フィルムズ、ユニバーサル・ピクチャーズ

You have bewitched me body and soul, and … I love you. (きみに魅了されてしまったんだ、心も体も… 愛しているよ。)

最初は姉妹を見下していた大富豪の友人Darcy(ダーシー)が次女のElizabeth(エリザベス)に言った言葉。日本語ではちょっと恥ずかしくて言えないようなセリフですが、英語だと素敵に聞こえますね。

『The Notebook  (きみに読む物語)』

療養施設で暮らす老人男性が同じ施設で暮らす記憶を失った初老女性を訪れ、ある物語を読んで聞かせる純愛物語。原作はNicholas Sparks(ニコラス・スパークス)の同名小説。

公開年: 2004年 (米国)、2005年 (日本)/監督: Nick Cassavetes (ニック・カサヴェテス)/販売元 ‏ : ‎ ハピネット・ピクチャーズ

I could be fun, if you want. I could be pensive, smart, superstitious, brave, and I can be light on my feet. I could be whatever you want. (きみが望むなら道化にも、詩人にも、気の利いたヤツにも、迷信家にも、勇敢にも、ダンサーにも、何にでもなるよ。きみが望みさえすれば。)

老人男性デューク(Duke)が老人女性に読み聞かせるNoah(ノア)とAllie(アリー)の物語で、ノアがアリーを口説くときの言葉。甘いセリフというよりチャーミングなセリフですね。

『Love, Rosie(あと1センチの恋)』

友達以上恋人未満の関係のRosie(ロージー)とAlex(アレックス)のすれ違いの恋を描いた恋愛物語。

公開年: 2014年 (英国・日本)/監督: Christian Ditter (クリスチャン・ディッター)/原作:Cecelia Ahern(セシリア・アハーン)『Where Rainbows End』/制作会社:コンスタンティン・フィルム

For a minute there, I thought you might be in love with me or something. (僕のことが好きなのかと思ったよ。)

卒業パーティの準備のためロージーの家を訪れたアレックスがネクタイを結びながらロージーに言った言葉。友情と恋愛の間で揺れ動くアレックスが相手の気持ちを探ろうとしている場面です。文末の ~ or somethingは「~なんじゃないの」「~かなんか」と確信が持てないときに使う表現。

女性による甘い名言

『You’ve Got Mail(ユー・ガット・メール)』

インターネットで知り合った顔も知らない男女と商売敵の男女という2組のカップルの恋愛物語。1940年製作のErnst Lubitsch(エルンスト・ルビッチ)監督『The Shop Around the Corner (桃色の店)』のリメイク作品。

公開年: 1998年 (米国)、1999年 (日本)/監督: Nora Ephron (ノーラ・エフロン)/原作:Miklós László(ミクロス・ラズロ)/販売元:‎ワーナー・ホーム・ビデオ

I wanted it to be you, I wanted it to be you so badly. (あなたでよかった。ずっとそう願っていた。)

現実世界でJoe(ジョー)と別れたKathleen(キャスリーン)が、メールを通じて出会った男性がジョーだとわかったときの言葉。文末のbadlyは「悪く」という意味ではなく、needやwantなどを強調する語で「とても」「激しく」という意味です。

『Love Actually(ラブ・アクチュアリー)』

様々な境遇の人々の恋愛模様が描かれたロマンチックなラブコメディ。舞台はクリスマス前のロンドン。

公開年: 2003年 (米・英国)、2004年 (日本)/監督: Richard Curtis (リチャード・カーティス)/製作会社:スタジオカナル、ワーキング・タイトル・フィルムズ、DNAフィルムズ

It’s the saddest part of my day, leaving you. (あなたと別れるときが、私にとって一番悲しい時間よ。)

作家のJamie(ジェイミー)が家政婦のAurélia(オーレリア)に「It’s my favorite time of day, driving you. (きみを車で送っていくのが、1日の楽しみなんだ。)」と言ったあとにオーレリアがポルトガル語で返した英訳。それぞれ異なる言語で話すふたりは互いの言葉がまだ理解できませんでした。

『Focus(フォーカス)』

半人前の女詐欺師と彼女に一流の犯罪者のノウハウを伝授する超一流の詐欺師によるロマンチックコメディ。

公開年: 2015年 (米国・日本)/監督: Glenn Ficarra (グレン・フィカーラ)、John Requa (ジョン・レクア)/製作会社:デューン・エンターテインメント、ディ・ノヴィ・ピクチャーズ、Kramer & Sigman Films、オーバーブック・エンターテインメント、Zaftig Films

Will you be my boyfriend? Just for a minute …. (私の彼氏になってくれない?今だけね…。)

半人前の女詐欺師Jess(ジェス)が超一流の詐欺師Nicky(ニッキー)と初めて出会った場面で、酔っぱらいから逃れるために言った言葉。大胆なセリフですが、男性はちょっとドキッとするのでは?

小説に出てくる恋愛にまつわる英語の名言

映画と同様に小説にも恋愛にまつわる名言が数多くあります。その中から名言をいくつか見ていきましょう。

『A Walk To Remember(奇跡を信じて)』

裕福な家庭で育つやんちゃな17歳の少年の純愛物語。『ウォーク・トゥ・リメンバー』というタイトルで映画化され、日本では2003年に公開されています。

著者: Nicholas Sparks (ニコラス・スパークス)/出版年・出版社:1999年 Grand Central Publishing、 2000年 アカデミー出版(日本)

Love is like the wind, you can’t see it but you can feel it. (愛は風のようなもの。見えないけど感じることはできる。)

主人公の少年ランドンの言葉。彼はなぜこのように思ったのでしょうか。静かに涙があふれてくる1冊です。

『The Fault in Our Stars(さよならを待つふたりのために)』

肺がんを患う16歳の少女Hazel(ヘイゼル)と骨肉腫で片足を切除したAugustus(オーガスタス)の切ない青春小説。『きっと、星のせいじゃない。』というタイトルで映画化され、日本では2015年に公開されました。

著者: John Green (ジョン・グリーン)/出版年・出版社:2012年 E. P. Dutton (米国)、2013年 岩波書店(日本)

As he read, I fell in love the way you fall asleep: slowly, and then all at once. (彼が朗読するのを聞きながら、私は眠りにつくときのように恋に落ちた。ゆっくりと、そして突然に。)

ヘイゼルがオーガスタに恋する瞬間の描写。本当は出会ったときからお互いに惹かれ合っていたのですが。

『The Great Gatsby(グレート・ギャツビー)』

かつて愛した恋人Daisy(デイジー)への異常な執念を持つ豪奢な邸宅に住む謎の男Gatsby(ギャツビー)の悲劇的な生涯を描いた物語。舞台は1922年のニューヨーク郊外。

『華麗なるギャツビー』『偉大なギャツビー』というタイトルで他の出版社からも刊行。『華麗なるギャツビー』のタイトルで何度か映画化され、最新版はレオナルド・ディカプリオ主演で2013年に公開されました。

著者: F. Scott Fitzgerald (F・スコット・フィッツジェラルド)/出版年・出版社:1925年 Charles Scribner’s Sons (米国)、1989年 新潮文庫(日本)

I wish I had done everything on earth with you. (地球上のすべての瞬間をあなたと一緒に過ごしたい。)

すでに夫がいるデイジーがかつての恋人ギャツビーに言う言葉。100年ほど前の作品ですが、米国の大学や高校では今も授業で使われます。

恋愛にまつわる英語の名言がわかったら

恋愛に関わらず、映画や小説の名言から英語を学ぶのは面白いもの。特に映画はリスニングやスピーキングの向上にも役立つのでおすすめです。

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