便利な英語フレーズ集!ネイティブがよく使うフレーズを厳選

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いつも日本語で話していることを英語で表現したいとき、「言葉に詰まってしまった…」という経験はありませんか?また、会話中にどのように相槌を打てばいいのかわからず、つい黙ってしまうという人もいるかもしれませんね。

そこで今回は、オンライン英会話を含む英語でのコミュニケーションでとっさに反応できるように、また会話がさらに弾むように、ネイティブがよく使う便利な相槌フレーズを厳選してお届けします!

何にでも使える便利な英語フレーズ

まず、あらゆる場面で使える便利なフレーズから見ていきましょう。簡単に相手の話に相槌を打ったり反応したりできまります。

That’s + 形容詞

「That’s + 形容詞」は、自分の気持ちを簡単に伝えられる便利なフレーズです。

That’s great! (いいね! / すごいね!)

That’s wonderful! (素晴らしいよ!)

That’s beautiful! (見事だね!)

That’s amazing! (すごいね!)

Thatをitに置き換えて「It’s + 形容詞」でも気持ちを伝えられますが、ThatとItでは指し示す対象が異なるため注意が必要です。Thatは相手の発言、行動、アイディアなどに対して「それは~だ」と表現するときに使います。Thatが「指示代名詞」であることを考えれば、具体的な対象(発言、行動、アイディアなど)があることを理解しやすいかもしれません。

A: I got a new phone. (新しい携帯を買ったんだ。)
B: That’s great! (いいね!)

この場合、Thatは「新しい携帯を買ったこと」に対して、「それはいいね!」と反応しています。一方、下記のようにAの発言の後にIt’s greatをつけると、Itは「新しい携帯」を指し示します。つまり、Itはすでに会話に出た「何か(単語や文)」をitで置き換えている(it = a new phone)ということです。これもitがI – my – meと同じように「人称代名詞」であることと考えれば理解しやすいでしょう。

I got a new phone. It’s great! (新しい携帯を買ったんだ。すごいんだよ!)

また、Itの文では形容詞の意味が抽象的です。上記の文では、greatは「かっこいい」「使いやすい」「新しい機能がある」など多くの意味が含まれ、全体的に「すごい」ことを表しています。以下の文でも同様に、全体的に「素晴らしかった」「良かった」という意味です。

A: How was your trip? (旅行はどうだった?)
B: It was fantastic! (素晴らしかったよ!) It = trip

(It / That) sounds + 形容詞

動詞としてのsoundには、人から聞いた情報が「~に聞こえる」「~に思われる」という意味があります。話し相手の発言、行動、アイディアなどに対して述べる場合はThatを使いますが、Sounds great!のようにThat / Itは省略可能です。

A: I’ll go to Machu Picchu in Peru next month. (来月ペルーのマチュ・ピチュに行くんだ。)
B: That sounds nice! (いいね!)
C: That sounds interesting! (それは面白そうだ!)
D: That sounds like a lot of fun! (とても楽しそうだね!)
E: That sounds awful! (怖そうだね!)
F: That sounds dangerous! (危なそうだね!)

sound like ~は「~のように[らしく]聞こえる」という意味で、likeの後に名詞を置いて「That sounds like my sister all over. (いかにも姉らしい)」のように使うこともできます。

ThatとItの使い分けは前述した通りです。Aさんがマチュ・ピチュに行くことを聞いたBさんが、他の誰かにそれを伝えるときにはIt(= Aさんがマチュ・ピチュに行くこと)を使います。

Mr.A will go to Machu Picchu in Peru next month. It sounds awesome! (Aさんは来月ペルーのマチュ・ピチュに行くんだ。すごいよね!)

ただし、ピアノやバイオリンなどの演奏を聞いているときには、「It sounds beautiful!(美しい音色だ!)」のように表現します。相槌ではありませんが、覚えておくと便利です。

感嘆詞的に形容詞一語で表現

日常英会話では、もっと簡単に形容詞一語で感嘆詞的に反応することがよくあります。

Perfect! (完璧!)

Fabulous! (素晴らしい!)

Gorgeous! (ゴージャス!)

Cool! (イケてるね!)

Coolを感嘆詞的に使うときには、「かっこいい」「おしゃれ」「イケてる」という意味です。若い人は、Coolを「うん、うん」と相槌のように使ったり、「いいよ」と同意・承認の意味で使ったりもします。

同意・反意を表す便利な英語フレーズ

次は、同意・反意を表す英語フレーズを意味ごとに見ていきます。

同意を表す英語フレーズ

すべて短いフレーズなので、どんどん使いましょう。

なるほど。そうだね。

それぞれ微妙に意味が異なります。Okayはゆっくり言うと「なるほど」や「そうだね」という軽い同意ですが、力強く言うと「わかった」という同意の意味になるので言い方に注意が必要です。

Uh-huh. (うんうん / ああ)

Yeah.(うん / ああ / へぇ / そうだよ)

I see. (なるほどね / そうだね)

Right. (そうだね)

Right on! (そうだね! / その通りだ!)

That’s right! (そうだね! / その通りだ!)

Okay.[ゆっくり] (なるほどね / そうだね)

もちろんだよ!

「当然の同意」を表すフレーズなので、力強く言いましょう。

Sure! (もちろん! / いいとも!)

Of course! (もちろん! / 当然!)

Why not? (いいよ!/ もちろん!)

No problem! (いいよ!/ もちろん! / 問題なし!)

わかった【同意】

同意を表す「わかった」のフレーズ。You got itは相手の依頼に対して「了解」と同意するときに使います。

Yes. (はい / ええ / そうだ)

Okay.[力強く] (わかった / よし / いいとも)

You got it. (わかった / 了解)

わかった【理解】

理解を表す「わかった」のフレーズ。ネイティブが最もよく使うフレーズは、I got itとThat makes senseで、That makes senseのThatは省略可能です。Does it make sense? と疑問文にすれば「わかった?」、It doesn’t make sense.と否定文にすれば「理解できない / 意味をなさない」という意味。

I got it. (わかったよ)

That makes sense. (わかったよ / うなずける / 筋が通っている)

Make sense!(わかった!)

I understand. (わかった / なるほど)

I get the point. (わかった / 要点をつかめた)

賛成だ。同感だ。

相手の意見に賛成・同意するフレーズ。I agree 100%!は「100%!」と強調して言うこともあります。

I feel the same way. (同感だ)

I agree. (賛成だ)

I agree 100%! (100%賛成だ!)

I think so. (そう思う)

相手の意見に共感する英語フレーズ

「まさしく!」「その通り!」など、相手の意見に共感するフレーズです。

その通り!

AbsolutelyとDefinitelyはどちらも強い共感を表す英単語で意味も同じですが、強度はAbsolutelyの方が高いです。また、どちらも直後にnotを置くことで、「絶対に違う」「ありえない」と強い否定を表現できます。

Absolutely! (完全にその通り / 絶対にそう / もちろん)

Definitely! (完全にその通り / 絶対にそう / もちろん)

Exactly! (その通り / まさしく)

You’re right. (その通りだ / そうだよね )

私も!

「私もそうだ」という気持ちを示すフレーズ。肯定文に対してと否定文に対してでは言い方が異なるので注意しましょう。

<肯定文に対して>

A: I enjoyed his latest novel. (彼の最新小説を楽しんだよ。)
B: Me too! (私も!)

<否定文に対して>

A: I don’t like bugs. (虫が好きじゃないよ。)
B: Me neither! (私も!)

いいね!

Sound good!(いいね!)

That’s nice! (いいね!)

I like it. (いいと思う / いいんじゃない)

Rock on! (いいね! / 最高!)

反意を表す英語フレーズ

反対の気持ちを表すフレーズです。反意の度合いは、→ I don’t think that’s right → I disagree → I’m not sure about that → I don’t think soの順で弱まります。

反対だ。そう思わない。

はっきりと反意を示すときに便利な表現。どちらも反意の度合いが強めです。

I don’t think that’s right. (正しいと思わない)

I disagree. (反対だ)

どうかな。そうかな。

弱い反意を示すフレーズ。I’m not sure about thatはフォーマルな場面でよく使われますが、カジュアルな場面でも使われます。Not reallyはNoの遠回しな表現で、誘いを断るときなどに便利です。また、「~が上手だね」などと言われたときの「そうでもないよ」、「~が好き?」と尋ねられたときの「あんまり」など多くの場面で使えます。

I’m not sure about that. (それはどうかな)

I don’t think so. (そうは思わないよ)

Not really. (そうでもないよ / あんまり)

不確かさを表す英語フレーズ

相手の話に確信が持てないときに便利なフレーズです。

そうかもね。

「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない」という不確かなときのフレーズ。

I guess so. (そうかもね / そうだと思う)

I’m not quite sure. (はっきりとはわからないよ)

It could be. (そうかもね)

It might be. (ひょっとしたらね)

I suppose so. (そのようだ / 多分そうだろう)

多分ね。

「多分」に相当する英単語はいくつかありますが、それぞれの違いは「確度」です。おおよその度合いとともに、確度の高い順に示します。

Probably (80~90%)
Likely (70%)
Perhaps / Maybe (30~50%)
Possibly (20%)

まあね

Kind ofとSort ofはどちらも「まあね」「まあ、そんな感じ」という意味合いで、断定できないときに使います。意味やニュアンスはほぼ同じで、どちらを使うかは好みです。Kind ofはKinda、Sort ofはSortaと短縮されることもあります。

A: I feel drinking today. How about you?(今日は飲みたい気分だな。君は?)
B: Kind of. / Sort of. (まあね)
C: Kind of / Sort of like that. (まあ、そんな感じ)

感情を表す便利な英語フレーズ

次いで、相手の話に対する驚きや恐怖など、自分の感情を表す英語フレーズを見ていきます。

驚きを表す英語フレーズ

驚きを表すフレーズを集めました。場面により使い分けましょう。

本当に?

相手の真意を確かめるときに便利なフレーズ。本当か、本気か、真実かなど、微妙にニュアンスが異なります。

Really? (本当?)

Is that true? (本当なの?)

Are you serious? (本気なの? / ウソでしょ?)

Are you sure? (確かに?)

Seriously? (本気で?)

ありえない!冗談?

You are joking! とkidding! は「Are you joking? / kidding?」と疑問文にしても同じ意味ですが、口調により喜怒哀楽を変えることができます。

No way! (ありえない!ウソだ!)

You are joking (me)! (冗談でしょ!)

You are kidding (me)! (ウソでしょ! / 冗談でしょ!)

That can’t be true! (まさか! / そんなはずはない!)

驚きだ!

相手の話に驚いたり信じられなかったりしたときに便利なフレーズ。どれもネイティブがよく使います。

WOW! (うわー!)

Surprising! (驚きだ!)

I can’t believe (it)! (信じられない!)

Unbelievable! (信じられない!)

Incredible! (驚きだ! / 信じられない!)

Oh my goodness! (何てことだ!)

恐怖を表す英語フレーズ

相手の話に恐怖を感じたときに便利なフレーズ。That’s は省略可能で、That’sをThat soundsに変えても表現できます。

怖いね。

scary はビクビクするような恐怖、horribleは身の毛がよだつような恐怖、awfulは光景やあらましなどの恐怖や凄まじさを表します。

(That’s) scary. (怖いね / 恐ろしいね / 薄気味悪いよ)

(That’s)horrible. (ゾッとするよ / 恐ろしいよ)

(That’s)awful. (恐ろしいな / 凄まじいな)

不気味だね。

spookyはお化けが出そうな気味の悪さ、creepyは身の毛のよだつような気味の悪さ、weirdは奇妙な気味の悪さを表します。

(That’s) spooky. (不気味だな / 気味が悪いね)

(That’s)creepy. (不気味だね / ゾッとするね)

(That’s)weird. (異様だね / 奇妙だな)

良い知らせと悪い知らせに対する英語フレーズ

良い知らせと悪い知らせに対するフレーズ。悪い知らせを聞いたときには、たいていネイティブはI’m sorry to hear thatを使います。

良かったね。

Lucky youは相手のラッキーな状況を「いいな」と感じたときなどに使い、嫉妬心やねたみを感じさせない表現です。Good for youは「良かったね」の他に「よくやった」という意味もあります。Congratulationsは努力の結果をねぎらう言葉で、結婚や誕生日には使いません。結婚や誕生日には「Happy …!」を使いましょう。

Lucky you! (良かったね!運がいいね!)

Good for you. (良かったね!おめでとう!)

Congratulations! (良かったね!おめでとう!)

I’m happy for you. (それは良かった)

残念だね。大変だね。

相手に良くないことが起きたときに便利なフレーズ。That must be toughは仕事などが大変なときに使います。

Oh no! (何てことだ!)

That’s too bad. (それは残念だ / それは大変だ)

I’m sorry to hear that. (それは残念だ / それは気の毒だ)

That must be tough. (大変だね)

時間を稼ぎたいときに便利な英語フレーズ

最後に、時間を稼ぎたいときに便利な英語フレーズを見ていきます。

相手の発言を促す英語フレーズ

相手の発言を促すために「どうしたの?」「どうなったの?」と尋ねるときに使いましょう。

何があったの?どうしたの?

相手の様子がいつもと違うときに便利なフレーズです。

What happened? (何があったの? / どうしたの?)

Is something wrong? (どうしたの?)

Are you Okay? (大丈夫?)

それでどうなったの?

その後の成り行きを促すときに使いますが、あまり何度も聞くのは失礼に当たるかもしれません。相手が話さなければ深追いをするのはやめましょう。

And then? (それで?)

And after that? (それでその後は?)

What did you do after that? (その後どうしたの?)

What happened next? (次に何が起きたの?)

相手に聞き返す英語フレーズ

相手が言ったことが聞こえなかったり理解できなかったりしたときに聞き返すフレーズです。

何と言った?

相手が言ったことが聞こえなかったときに聞き返すフレーズ。上から丁寧さの度合いが下がります。

Pardon? (何とおっしゃいましたか?)

Excuse me? (何と言いましたか?)

Sorry? (え、何ですか?)

What did you say? (何て言った?)

What? (何?)

どういう意味?

相手が言ったことを理解できなかったときに聞き返すフレーズ。ネイティブがよく使うのは、meanが含まれたフレーズです。

What does it mean? (どういう意味? / どういうこと?)

What do you mean? (どういう意味? / どういうこと?)

I don’t understand what you want to say. (言いたいことがよくわからないよ)

会話をつなぐ・時間を稼ぐ英語フレーズ

会話をつないだり、時間を稼いだりするフレーズです。

考えさせて

「ちょっと考えさせて」が一番使われますが、他の動詞を使って「~させて」と表現しても時間を稼ぐことができます。

Let me think …. (ちょっと考えさせて…)

Let me see …. (ちょっと見せて…)

Let me read …. (ちょっと読ませて…)

つまり

すでに述べたことについて、「つまり」「だから」と言いながら会話をつなげるときに便利なフレーズ。

I mean …. (つまり… / いやその…)

So …. (つまり… / だから…)

What I mean …. (つまり… / 私が言いたいのは…)

だから、ほら。ええと。

なかなか言葉が出てこないときに使います。話のつなぎとして使うYou knowは、使いすぎると相手にウザいと思われてしまうことがあるので注意しましょう。

You know, [文頭で] (だから、ほら / ええと)

Well, (ええと / あのー)

How can I say? (何て言えばいいかな?)

まとめ

ネイティブがよく使う英語フレーズを厳選しましたが、かなりのボリュームになりました。ここでご紹介したフレーズの中から自分が使いそうなものを選び、手元の電子メモやノートなどにまとめましょう。自分でまとめる理由は、その際に必要なフレーズにもう一度触れることになるので記憶に残りやすいからです。

インプット学習で重要なことは、インプットした情報をアウトプットできるようにしておくことです。自分でまとめたものを見ずに実践で使えるように、しっかり練習することも忘れずに!

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