その英語の資格、あなたにあってる? おすすめ11選を目的別に大解剖

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就職や転職、キャリアアップを目指す人や、海外に留学・移住・海外就職したい人のなかには、「自分の目標にあった英語資格を取りたい」と考えている人もいるでしょう。一方で、「英語資格試験の種類が多すぎてどれがいいの?」と、何を選んでよいか迷うことも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、おすすめの資格11種類のメリットや難易度をまとめました。試験を受ける目的別に解説するので、試験選びにぜひご活用ください。

【目的別】おすすめの資格11選

おすすめの英語資格11種類と、それぞれのメリット・難易度です。

英検

難易度:★~★★★★★
入試の優遇、就職・転職時の資格証明。通訳ガイド検定は1級を取得すると語学試験免除。

TOEIC

難易度:★★★~★★★★★
(履歴書に書くとプラスになるスコアで見た難易度)
就職・転職時の資格証明、国内ビジネス向けだが、外資系転職にも高スコアが取れると強い。

TOEFL

難易度:★★★★★
(大学入学を許可されるレベルのスコアを基準)
北米圏で主に留学のために必要。

IELTS

難難易度:★★★~★★★★★
(大学入学を許可されるレベルのスコアを基準)
イギリス・オーストラリアなど、多くの国での留学、ビザ申請が可能に。
世界10,000以上の教育・企業・行政機関が認定する資格。

日商ビジネス英語

難易度:★★★~★★★★
英語と国際取引のスキル証明。
貿易英語スキルの証明に特におすすめ。

国連英検

難易度:★★★~★★★★
超難関とされる特Aは、国際機関への就・転職に必要になることあり。
就職・大学での単位取得・国際社会に関する学習目的にも好評。

ケンブリッジ英検

難易度:★★~★★★★★
世界20,000もの企業・行政機関・大学で認定。
留学・ビザのために使える。

全国通訳案内士

難易度:★★★★
通訳ガイドを名乗れる国家資格観光ボランティアから、VIPの観光通訳までスキルを認定。

ビジネス通訳検定

難易度:★★★~★★★★
逐次通訳・同時通訳のスキル認定。上級だとフリーランスとして独立も。

JTA公認翻訳専門職資格試験

難易度:★★★~★★★★
ITや、翻訳プロジェクトのスキルも測る。高スキル翻訳者として、活躍の場を広げたい人に。

JTFほんやく検定

難易度:★★~★★★★★
1級は超難関といわれる翻訳プロのための試験。専門分野ごとのスキルが測れる。

このなかに、「コレだ!」と思われた資格はありましたか?
ここから試験内容・試験のスケジュールなど詳細を紹介するので、確認してみましょう。

大学入試から就職・転職まで広く役立つ資格

大学入試から就職転職まで広く役立つ代表的な英語資格は「英検」と「TOEIC」。両方とも、生徒・学生・社会人と幅広い年齢層の受験者がいる任期の試験です。

日本国内での認知度が非常に高く、留学や海外転勤などの予定がないのであれば、上位の級やハイスコアを持っておくことで入試・就職・転職と広く役立ちます。

実用技能英語検定(英検)

日本でもっとも有名で、受験者数ナンバーワンの英語資格試験が「英検」です。文部科学省が認定しており、信頼性が高い試験です。国内では、英語能力の証明として、合格証書をどこに出しても通用します。

英検の級(合格率) レベル
1級 単語数目安:15,000語
学校教育:大学上級
合格率:約9%
準1級 単語数目安:8,000語
学校教育:大学初級
合格率:約15%
2級 単語数目安:5,000語
学校教育:高校卒業
合格率:約25%
準2級 単語数目安:3,000語
学校教育:高校中級
合格率:約35%
3級 単語数目安:2,000語
学校教育:中学卒業
合格率:約50%
4級 単語数目安:800語
学校教育:中学中級
合格率:約70%
5級 単語数目安:400語
学校教育:中学初級
合格率:約80%

5級から1級まで7レベルに分かれており、子どもや英語初心者から英語の上級者まで、幅広い受験者がいます。多くの中学から大学までの学校で、入試の優遇があり。他の資格試験である全国通訳案内士(通訳ガイド)試験では、英検1級に合格すると外国語科目(英語)の試験が免除されるなどの入試・資格試験にメリットがあります。

また、就職・転職の履歴書に書くことができる信頼性のある英語資格です。英語を使う仕事全体にプラスです。2級以上だと、特に仕事のスキルの目安としてプラスになりやすいでしょう。

正式名称 実用英語技能検定
難易度 ★~★★★★★
問われる能力 リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの4技能
試験内容 4技能について実際に使える英語を重視した内容の語彙・文章
受験者数 約392万5000人(2019年累積出願者数)
試験日試験 5月・11月・1月
コンピュータ受験(S-CBT試験)は、毎週土・日
リンク 公式ページ

TOEIC

TOEICの特徴は、主に社会人がビジネスで使える英語を評価できる試験であること。もっとも受験者が多いL&Rテストは、リスニング力とリーディング力が問われます。

TOEICスコア レベル(受験者のスコh布)
900点~ 非常に高い評価がどの企業からも得られる(約5%)
800点~ 外資系も含むほとんどの企業で高く評価(約12%)
700点~ ほとんどの日系企業で評価(約18%)
600点~ 社会人の平均スコア(約20%)
500点~ 日本人の平均スコア(約20%)

日系企業では履歴書に書くと、プラスの評価を受けるとされる600点台を突破するレベル以上の難易度を基準にしています。出題数が多いため、短時間に次々と解答を出すことが求められます。

スコアによっては、実践的な英語力を問われる大学受験の受験資格・優遇措置、あるいは単位認定にも利用されています。また、転就職の履歴書に書くことで採用に有利に働くこともあり、国家公務員・地方公務員・警察官・教員試験の優遇措置や試験免除も可能です。ただし、大手企業や外資系企業では、応募要項にスコアの指定があるため注意が必要です。

正式名称 Test of English for International Communication
難易度 ★★★~★★★★★
問われる能力 標準的な試験であるL&R Testでは、リスニング・リーディングの能力
Speaking&Writing TestやSpeaking Testもあり、ビジネスの場でのスピーキング・ライティングの能力
試験内容 リスニングとリーディングそれぞれ100問ずつ
日常生活・ビジネスで使う会話・文章内容の問題
受験者数 毎年200万人超
試験日試験 毎月1回
リンク 公式ページ

海外の大学留学や海外移住に特に役立つ資格

アメリカ・カナダ・イギリス・ニュージーランド・オーストラリアなどへの留学、海外移住、特にビザの取得に使えるスコアを取得するなら、「TOEFL」や「IELTS」がぴったりです。

TOEFL

アカデミックな英語力を試す試験で、主にアメリカ・カナダの大学への留学に向けて、英語スキルの証明に使います。なかでも、TOEFL iBT テストがもっともよく使われています。

TOEFL iBTスコア TOEIC/英検
95~120 TOEICの相当スコア:945点~
英検の相当級:1級
72~94 TOEICの相当スコア:785点~
英検の相当級:準1級・2級
42~71 TOEICの相当スコア:550点~
英検の相当級:2級・準2級

海外の大学への出願に最低限必要なTOEFLスコアは61点といわれています。このスコアを取るためには、ネイティブの高校卒業レベルの英語力が求められるため、かなり難易度が高いことがわかるでしょう。基礎的な各学問分野の用語は必須です。

アメリカ留学の英語スキルの証明に利用できるほか、主に英語の難易度が高い大学入試でもスコアが利用され、優遇措置や単位認定に使われることがあります。

正式名称 Test of English as a Foreign Language
難易度 ★★★★★
問われる能力 リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの4技能
試験内容 アカデミックで難易度の高い問題
受験者数 世界で推定70~80万人
試験日試験 月3~6回
リンク 公式ページ

IELTS

140ヵ国、合計10,000以上の機関が認定している国際英語資格試験です。イギリス・ニュージーランド・オーストラリアなどの大学留学には、IELTSのスコアが要求されます。また、イギリス・ニュージーランド・オーストラリアのビザの取得要件や移民の条件にもなります。

IELTS バンドスコア 意味
9 エキスパートユーザー ネイティブ並みの語彙力・理解力がある
TOEICの相当スコア:-(990点以上のレベル)
英検の相当級:-(1級以上のレベル)
8 非常に優秀なユーザー 時折ミスはあっても語彙力が豊富、理解力がある
TOEICの相当スコア:-(990点以上のレベル)
英検の相当級:-(1級以上のレベル)
7 優秀なユーザー 不正確さ・不適切さがあり時折誤解が生じるが、英語を使いこなす能力がある。
TOEICの相当スコア:870~990点
英検の相当級:1級
6 有能なユーザー 慣れた状況では英語を使いこなす能力がある。
TOEICの相当スコア:740~870点
英検の相当級:準1級
5 中程度のユーザー 日常生活レベルの英語力。自分の専門領域では議論もできるが、間違いも多い。
(日本人の受験者平均は約5.7)
TOEICの相当スコア:550~740点
英検の相当級:2級

テスト結果は1.0から9.0のバンドスコアで示されます。海外の大学留学に必要といわれるスコア6.0~6.5の取得は、日本人の学習レベルからすると高度とされています。

留学向けは、アカデミック・モジュール、就職や移住のビザ用は主にジェネラル・トレーニング・モジュールのスコアを要求されますが、両者は試験内容が異なります。

正式名称 International English language testing system
難易度 ★★★~★★★★★
問われる能力 リーディング・ライティング・リスニング・スピーキンの4技能
試験内容 アカデミック・モジュール:学術的で難易度の高い内容が多い
ジェネラル・トレーニング・モジュー:日常生活で使われる英語が多く難易度は少し低め
受験者数 世界で約350万人、日本国内で約7万人
試験日試験 東京・大阪ではほぼ毎週
リンク 公式ページ

外資系企業への就職・転職で特に役立つ資格

外資系企業に就職する、転職する場面で活躍するのが、「日商ビジネス英語試験」「国連英検」「ケンブリッジ英検」です。数ある英語資格のなかでも、特にビジネスシーンでの英語力を証明することができます。

日商ビジネス英語検定

ビジネス英語を書く力に比重を置いた試験です。インターネット試験会場で、ネット上試験を受験する点も特徴。

日商ビジネス英語検定の級 意味
1級 Writingを重視、英語力とビジネス知識を合わせた総合力を判定する。市況レポートに基づく状況分析、契約書の作成、プレゼンテーションやネゴシエーションの方法など。
TOEICの相当スコア:750~800点
英検の相当級:準1級以上
2級 外企業や外資系企業との取引で実際に使われている英文電子メール、英文レター、企画書や報告書の作成、国際マーケティングなど。
TOEICの相当スコア:600点~700点
英検の相当級:2級以上
3級 就職前に身につけるべき英語によるビジネスコミュニケーションの基礎的英語。
TOEICの相当スコア:約600点
英検の相当級:3級以上

ただし、TOEICや英検などとは一概に比べられず、一般的な英語力に加えてビジネスを英語で行うスキルが求められます。試験は1級~3級まで設定され、合格率は非公開となっています。

試験では、国際取引に関するビジネス能力も問われることから、外資系・特に貿易関連事務の転職・就職には2級以上を目指すとよいでしょう。

正式名称 日商ビジネス英語検定
難易度 ★★★~★★★★
問われる能力 ビジネス英語の読み・書き・コミュニケーション能力
ビジネス文書の作成や国際商取引の理解
試験内容 英語力とビジネスコミュニケーション力
2級以上では国際ビジネスの知識
受験者数 非公開
試験日試験 毎月1回
リンク 公式ページ

国連英検

外務省が後援しており、国連普及活動の一環として実施される試験です。国連の理念を基に、「真に役立つグローバル・コミュニケーション能力」の育成を目指しています。国際社会を学びたい意欲のある高校生~大学生やNGO、NPOなど国際関係の職に就きたい人におすすめ。

国連英検の級 TOEIC/英検の相当スコア
特A級 TOEICの相当スコア:970点~
英検の相当級:1級以上
A級 TOEICの相当スコア:900点前後
英検の相当級:1級~準1級
B級 TOEICの相当スコア:600~800点
英検の相当級:2級
C級 TOEICの相当スコア:500点前後
英検の相当級:準2級

その特性上、英語力だけでなく、国際意識や国際問題への理解度をアピールできる検定試験です。特に、特A級は、国連をはじめとする国際機関の入所選考のための試験という性質があります。そのため、英語に加え、国際社会・国際機関の深い理解が問われ、非常に難易度が高いことで定評があります。B級以上の成績があると就職・転職にプラスと考えられるほか、大学の単位認定にも使われることがあります。

正式名称 国際連合公用語英語検定試験
難易度 ★★★~★★★★★
問われる能力 国際社会に関する理解力
コミュニケーション能力
試験内容 B級~E級は40%がリスニング試験
B級以上は国際時事問題をテーマとした作文問題
A級以上は面接試験もあり
受験者数 非公開
試験日試験 5月中旬~7月中旬、10月下旬~12月中旬
リンク 公式ページ

ケンブリッジ英検

世界中の20,000以上の大学、企業 (雇用者)と行政機関が、Cambridge Englishを認定しています。知名度と難易度の高さから、実生活はもちろん就職・転職、アメリカ・イギリスのビザの要件を満たすのにも使うことができます。

ケンブリッジ英検の級 TOEIC/英検
CPE(Certificate of Proficiency in English) TOEICの相当スコア:990点
英検の相当級:1級以上のレベル
CAE(Certificate in Advanced English) TOEICの相当スコア:870点~
英検の相当級:1級
FCE(First Certificate in English) TOEICの相当スコア:750点~
英検の相当級:準1級
PET(Preliminary English Test) TOEICの相当スコア:630点~
英検の相当級:2級
KET(Key English Test) TOEICの相当スコア:520点~
英検の相当級:3級

試験結果は、それぞれ5段階で判定され、A~Cで合格、それ以下で不合格となります。2019年、FCEの合格者は約42%でした。CAE獲得でイギリスの大学や大学院への英語証明書が使え、CPEでイギリスの大学の入学許可基準となります。

正式名称 ケンブリッジ大学英語検定試験
難易度 ★★~★★★★★
問われる能力 ライティング・リーディング・リスニング・スピーキングの4技能
語彙力・文法力
試験内容 Use of EnglishUse of English(文法・語彙)
英語運用能力を重視する試験内容が出題
受験者数 世界で約500万人
試験日試験 年4回
リンク 公式ページ

通訳・翻訳家レベルの英語力を証明する資格

通訳・翻訳家には必須の国家資格はないため、現在は資格試験が一定のスキル証明としてに利用されています。また、特定の場面の「この通訳・翻訳は、資格者を優遇する」としている求人などもあり、資格の重要性が高まっています。

英語のプロである通訳・翻訳家レベルの英語力を証明できるのは、「全国通訳案内士試験」「ビジネス通訳検定」「JTA公認翻訳専門職資格試験」「JTFほんやく検定」です。

全国通訳案内士試験

旅行・観光で外国人を案内する場面で通訳ができる国家資格です。「通訳ガイド試験」という名称で呼ばれることもあります。以前は有料で通訳ガイドを行うのにはこの資格が必須でした。合格率10%前後の難関国家試験です。

通訳試験は多言語から受験言語を選択する試験ですが、英語を選択した場合、言語に関する試験は、以下の資格を持っていると免除されます。合格基準の参考としてよいでしょう。

合格基準がある試験 スコア・級
実用英語技能検定1級合格者 1級合格
TOEIC Listening & Reading Test 900点以上
TOEIC Speaking Test 160点以上
TOEIC Writing Test 170点以上

有資格者となれば、信頼のおける通訳ガイドとして認知されます。「通訳ガイド」と名乗れるのはこの資格を持っている人に限られます。「仕事を受けやすい」「ゲストと一緒に施設に入るときは、無料で観光施設に入場できることがある」といったメリットもあります。TOEICや英検以外で英語力を証明したい人や、通訳ガイドになりたい人におすすめです。

正式名称 全国通訳案内士試験
難易度 ★★★★
問われる能力 英語でのコミュニケーション能力
日本の歴史・地理の知識・一般教養の学力
試験内容 マークシート多肢選択式の英語問題
日本の歴史・地理
プレゼンテーションなどの実務試験
受験者数 3,951名(2020年)
試験日試験 8月下旬
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ビジネス通訳検定(TOBIS)

ビジネス通訳検定は、通訳技能向上センターが主催する企業・団体で活躍する通訳者のスキルを判定する試験です。4級~2級を判定する「逐次通訳試験」と、1級を判定する「同時通訳試験」の2つの試験があります。1級以外は、自宅からのオンライン受験も可能です。

ビジネス通訳検定の級 スキル
1級 ビジネス通訳での知識・用語が身についている。日英双方適切な表現で通訳ができる。逐次・ウィスパー・同時通訳、どのモードにも対応できる。
2級 ビジネス通訳での知識・用語が身についている。日英双方適切な表現で通訳ができる。ある程度のまとまった長さの英文を、精度を損なわずに通訳できる技術が身についている。
3級 一般的な社会・ビジネス知識と逐次通訳の初歩的なスキルが身についている。短い区切り・要点の逐次通訳を適切に行うことができる。
4級 英語を使ったコミュニケーションのサポートを行うことができる。会話の補助・外国人接客サポート・ボランティア通訳ができるレベル。

合格率は正式には非公開ですが、2~4級で15~25%といわれています。1級では合格率2%前後とかなり難易度が上がり、TOEIC満点や英検1級よりも高難易度です。2級以上であると、通訳のプロとして仕事がもらいやすくなります。通訳者として、国際的なメーカーや貿易会社への就職・転職で英語力をアピールすることができるでしょう。

正式名称 ビジネス通訳検定(Test of Business Interpreting Skills)
難易度 ★★★~★★★★★
問われる能力 ビジネス英語を正確に、適切に通訳できる英語力
同時通訳は、日英・英日と双方の同時通訳の技能
試験内容 知識に基づく正しい理解力・表現力などの実技試験
ビジネス上でよく使われる英語の語彙力・ビジネスの基礎知識
受験者数 1500名以上
試験日試験 年2回
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JTA公認翻訳専門職資格試験

翻訳のプロフェッショナルの能力を総合的に審査し、認定する翻訳専門職資格試験です。翻訳に使うITスキルや、プロジェクトマネジメントスキルを測定し、翻訳スキルを科目の1つとして試験します。

JTA公認翻訳専門職資格の級 レベル
1級 プロと認める十分な翻訳力がある
2級 若干の修正を要するところはあるが、
プロレベルの翻訳力に達している。
3級 基本的な翻訳の素養がある
4級 英文和訳レベルから脱する必要がある
5級 日本語力、もしくは英語力自体を見直す必要がある

受験者数に対する割合は公表されていませんが、80%の得点で合格です。IT技能・プロジェクトマネジメントスキルが問われるため、「生産性の高い翻訳者」として仕事の受注や就職・転職に役立ちます。仕事の単価も比較的に高く維持できるようになります。

正式名称 JTA公認翻訳専門職資格試験
難易度 ★★★★
問われる能力 翻訳家としての英語力
翻訳実務に必要なビジネススキル
試験内容 「翻訳文法技能試験」「翻訳IT技能試験」「翻訳マネジメント技能試験」「出版翻訳能力検定試験またはビジネス翻訳能力検定試験の1分野」の4科目
受験者数 非公表
試験日試験 6月・9月・12月・3月
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JTFほんやく検定

産業翻訳の業界団体が認定する検定試験です。上級のグレードに合格すると、翻訳業界での活躍の場が広がり、合格して取得した資格は公的な資格証明となります。

JTFほんやく検定の級 合格者のレベル・特典
5級・4級 翻訳の素養・基礎・センスがある方。
特典:なし
3級 社内翻訳家はこのレベル以上が必要。
特典:翻訳士称号が授与される
1・2級 専門分野のプロ翻訳家の実力を認められる。
特典:翻訳士称号授与に加え、トライアル免除の翻訳会社がある。

1級は、特に超難関資格ですが、これから翻訳を始める基礎レベルの方から受験することができます。合格率は、英日翻訳3級で14%・日英翻訳3級で12%と難関。1級合格者がいない年もあり、非常に難易度の高い試験です。試験問題は、実際の翻訳実務を想定、現場における生きた最新情報から問題文を選定しています。

フリーランス翻訳家にはJTF加盟の翻訳会社でトライアル免除が一部認められるほか、社内翻訳家・学生のスキルアップに役に立ちます。

正式名称 JTFほんやく検定
難易度 ★★~★★★★★
問われる能力 翻訳の正確性
業界知識・時代に合った適切な翻訳を提供する能力
試験内容 3級以上で「政経・社会」「科学技術」「金融・証券」「医学・薬学」「情報処理」の5分野から1分野を選択
受験者数 英日翻訳は約580名・日英翻訳は約300名(2020年7月)
試験日試験 1月・7月
リンク 公式ページ

取得する英語資格に迷ったら?

「代表的な資格はわかったけど、やっぱりどの資格を取るか迷う…」という人もいるでしょう。最後は、取得する英語資格を決めかねている人向けの情報をまとめて紹介します。

まずは資格を取得する目的を明確にする

取得する資格に迷った場合は、まず英語を勉強する目的を考えて、そこから目標とするレベルを選択することから始めましょう。

「就職・転職なのか」「海外赴任・出張なのか」「大学の単位取得なのか」「自分磨きの一環なのか」など英語の学習目的をはっきりさせることで、資格の選択肢を絞ることができます。目的を明確にすれば、目的に向かって無駄なく学習を進められます。

さらに、レベル感も重要です。はじめに、どの程度の英語力やスコアを身に着けたいのか目標を設定。現在の自分のレベルを確認して、自分に合ったレベルから無理なく試験を受けましょう。続いて「少し大変」と感じるレベルにチャレンジ、これを何度も繰り返すことで、英語力を上げることができます。

資格取得の初心者におすすめな資格はコレ!

それでも「目的がはっきりしない」「それでも英語スキルをアップさせたい」というときには、次の資格からチャレンジしてみましょう。

TOEIC:日本国内のビジネスの現場でもっとも通用する。
英検1級:国内の資格としてはもっとも信頼性がある。参考書・問題集が豊富で学習しやすい。
TOEFL:アカデミックな英語を磨くなら、世界標準。企業でも履歴書の記載に使える。
IELTS:特に、イギリス・コモンウェルス諸国のスタンダードとして、世界中で受験者がもっとも多く、世界で通用する。

国内で資格を使うのか、海外で資格を使うのかにより、TOEIC・英検(国内)から始めるか、またはTOEFL・IELTS(海外)から始めるか、大まかに決めてしまうのもよいでしょう。

まとめ

ここまで、11種類の英語資格試験について特徴と受験するメリットを紹介しました。自身がどの試験を受けるのが合っているか、大体つかめたというときには、早速学習開始です。

特に、スピーキング・リスニングは自己学習が難しいポイント。資格取得のためにも、実生活や実務で英語を使うためにも、まず重点的に学習しておきたいところです。スピーキング・リスニングは問題集を解くよりも、実際に会話するほうが確実に成長できます。忙しい社会人であれば、自宅で授業を受けられるオンライン英会話を活用するのがおすすめです。ネイティブスピーカー講師の本物の英語は、資格試験の対策にも、スピーキング力・リスニング力アップにもかなり効果的ですよ!

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