「近未来」ってなんていう?「未来」にまつわる英語表現12選

公開日:
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

皆さんは「未来」についての話をすることはありますか。将来の話や明るい未来についての希望を述べるなど、身近な日常会話の中に「未来」の話しは意外と多く存在します。それに伴って「近未来」や「遠い将来」といった未来にまつわるフレーズを英語でどう表現すればいいのかという疑問を持つこともよくあるのではないでしょうか。今回はそんな「未来」そのものの英単語や、未来を語る際の表現を例文付きでご紹介したいと思います。

「未来」を語る際の英語表現

未来といえば真っ先に思い浮かぶのが「future」という単語ではないでしょうか。もちろん「future」はもっとも一般的な「未来」を表す英単語です。しかし未来のことについて話そうとする時、「future」以外にもネイティブがよく使う表現がいくつか存在します。まずはそんな英語表現を例文付きでご紹介しましょう。

future:未来・将来性

He can foresee the future.
(彼は未来を予知できる。)

She has a promising future.
(彼女には将来性がある。)

未来のもっともスタンダードな英単語は「future」でしょう。近い将来や遠い未来など、いつのことといった縛りはなく、これから先のことという意味で「未来」を表すことができます。

1つ目の文章のようにまだ起こっていない先の「未来」を意味する場合もあれば、「先行き」「将来性」という意味もあり、2個目の例文のように物や人の将来性を語ることができます。

ちなみに「promising」は「約束された」という意味。「foresee」は「fore-(前もって)」という接頭語が「see(見る)」という動詞についた形で、「予知する」という意味ですよ。

from now on:これから・今後

Would you be careful from now on?
(今後は気をつけていただけますか)

Please use this desk from now on.
(これからはこのパソコンを使ってください)

今という瞬間を起点にして、「今からさきはずっと」という意味で将来のことを述べたい場合には、「from now on」という表現が便利です。イギリスでは「in future」という表現も同様の意味があり、「I will be more careful in future(以後気をつけます)」のように使われます。しかし「in the future」と「the」をいれると「将来的に」「未来には」という別の意味になりますので注意しましょう。

down the road:将来いつか、そのうちに

Somewhere down the road, I hope to go and study abroad.
(将来いつか、海外に留学したいなあ。)

Lots of things will have changed a few years down the road.
(数年先には多くのことが変わってしまっているだろう。)

「いつかわからないけれど、いつの日か」という漠然とした未来を話す際によく使われるのが「somewhere down the road」です。「somewhere」は「どこか」という意味で、直訳すると「過去のどこかで」という意味になります。

また、具体的に「5年後の未来では」と数字を入れることも可能で、その際は「5 years down the road」と表現します。ちなみに「down the road」は先述の「in the future(将来的に)」や「down the line(いつかある時点で)」という表現にも言い換えることができますよ。

forward:将来に向けて

She always looks forward, not back.
(彼女はいつも未来を見て、後ろは振り返らない。)

What is your plan moving forward?
(今後のご計画は?)

Forwardはもともと「前へ向けて」という意味がありますが、そこから「将来に向けて」という意味で使われることがあります。今この時点から前に向かって進んでいるようなニュアンスが「forward」には含まれています。

1つ目の例文の「look forward」は「未来を見る」という意味です。2つ目の例文の「moving forward」は近年とくにビジネスの場やニュース記事などでもよく目にする表現で、「今後」「将来」という意味になります。同じ意味で「going forward(将来)」という表現もありますよ。

未来にまつわる英語表現

「未来」にまつわる表現は日本語でも色々と存在しますよね。「近未来」や「遠い未来」、また「バラ色の未来」といった表現は英語に言い換えるとどうなるのでしょう。次にそんな「未来」にまつわる英語表現をご紹介したいと思います。

近い将来に:in the near future

Let’s meet sometimes in the near future.
(いつか近いうちに会いましょう。)

「近い将来に」と言いたい時は「in the near future」と表現します。同様の表現に、「in no distant future(遠くない将来に)」という表現があります。

no distant」は「遠くない」という意味ですよ。また、「近未来」と表現したいときも「near future」が使えます。例えば「near-future technology(近未来の技術)」というように表現することができますよ。

遠い未来に:in the far future

The story is set in the far future where civilization has deteriorated.
(舞台は文明が衰退した遠い未来です。)

「遠い未来」は「far(遠い) 」を使って表現されます。また先述の「distant(遠い)」という表現を用いた「in the distant future」も同じ意味で使われますよ。例文の「civilization」は「文明」、「deteriorate」は「劣化する」「衰退する」という意味です。

バラ色の未来:rosy future

He imagined a rosy future.
(彼はバラ色の未来を思い描いた)

日本語と同様英語でも「バラ色の未来」という表現が存在します。「rosy」は「rose(バラ)」の形容詞形で「バラ色の」という意味。日本語では「前途有望な未来」と訳されることもよくありますよ。ちなみに「imagine」は「想像する」という意味ですよ。

明るい未来:bright future

We believe in a bright future.
(私たちは明るい未来を信じている)

「バラ色の未来」と似た表現ですが、「bright future」という表現もよく使います。また「You have a bright future before you.」というように使うと、「君の前途は洋々たるものだ」とその人の将来の見込みを述べることもできます。

未来の自分:one’s future self

Think about what you can do now for your future self.
(未来の自分のために今何ができるのか考えてください。)

未来の自分は「one’s future self」と表現します。例えば「未来の自分」と言いたい時は「My future self」となるわけです。そのほか「future me」で「未来の自分」と表現することもありますよ。ちなみに「現在の自分」は「my present self」もしくは「present me」と表現します。

後世(の人々):future generations

The culture will be inherited by the future generations.
(その文化は後世に受け継がれていくだろう)

generation」は「世代」という意味。「後世」を表す英語表現は「future generations」以外にも「next generations(次の世代)」や「after ages(後世)」「the world of the future(後の世)」など色々な表現方法があります。例文の「inherited」は「inherit」の過去分詞で、「相続する」「受け継ぐ」という意味です。

未来を創造する:create the future

We need to create a sustainable future.
(我々は持続可能な未来を創造する必要がある。)

プレゼンや論文の締めくくりによく使われる「未来を創造する」という表現は「create the future」で問題ありません。なお「sustain」は「維持する」という意味で、「sustainable」は「持続可能な」という意味になります。非常によく使われる英単語ですので覚えておきましょう。

未来に向かって:toward the future

Run toward the future without thinking about the past!
(過去を顧みず、未来へ向かって走れ!)

「前へ向かって」という意味がある「towards」と「future」を組み合わせて「未来へむかって」という意味になります。「past」は「過去」の意味。「without thinking」は「考えることなく」という意味。

まとめ

「未来」といえば「future」という単語が真っ先に出るものですが、「future」以外にも未来のことを話すために使われる表現は色々とあるものです。特に「down the road」や「from now one」などはネイティブの間でもよく使われるものですので、ぜひ覚えておきましょう。ぜひ今回のフレーズを覚えて、あなたの明るい未来のために役立ててくださいね!

Please SHARE this article.

英語を話せるようになりたいなら
学習のプロにみてもらおう

英語を学んできたのに、いざ話そうとなると全く言葉が出てこない、その原因は圧倒的にアウトプット量が不足していることにあります。
英会話の経験量を増やしたいなら断然オンライン英会話がおすすめ。1日25分だけ英語を話す習慣が鍵を握っています。高いお金を払って海外留学する必要はないのです。

無料登録しておくとお得な情報が届きます

今すぐ無料体験する

最適な学習サイクルが
レアジョブ英会話ひとつで完結

レアジョブ英会話の新しい学習体験 レアジョブ英会話の新しい学習体験

※「ソロトレ」は有料会員様のみご利用いただけます

レアジョブ英会話なら、英会話レッスンはもちろんのこと、「聞いて話す」発話トレーニング「ソロトレ」や一歩一歩英語力を積み上げられるオリジナル教材など、オンライン英会話市場で長年培ってできたコンテンツを豊富に取り揃えています。(追加料金なし/教材無料)苦手を克服したいなら使うべき選りすぐりのコンテンツです。

利用者インタビュー

無料登録~7日以内なら初月半額

今すぐ無料体験する

編集部おすすめ記事

英語に関する最新記事を
メルマガでチェックしよう!

メールマガジンを購読する