TOEIC受験回数100回超えの達人お勧め!がむしゃら努力よりももっと有益なTOEIC英語対策法

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突然ですが、社会人になってからTOEICを受験したことがあるというひとはどのくらいいるでしょうか。

一度も受験したことがないというひとにとって、TOEICは自分とはまったく関係のないもの、ととらえている人は多くいらっしゃるかと思います。しかし、TOEICを活用した英語学習は英語のレベルを底上げしてくれる、非常に有効なツールであることをご存知でしょうか。

私が考える主な理由は、この2点。
1.『英語学習のモチベーション維持に役立つ』ツールである、という点。どんな人も、テスト前だとやる気になったという経験があるのではないでしょうか。

2.自分がどのレベルにいるのかといった、「学習の進捗状況を把握しやすくしてくれる、という利点もあります。

TOEICはスコアの信ぴょう性が高く、保証されているテストです。つまり、受験後のスコアを確認することで、学習法や学習時間の見直しができるのです。

また、TOEICは日本だけでも年間300万人近くの人が受験します。それゆえ、書店の英語学習書コーナーには多種多様のTOEIC教材が並んでおり、自分にピッタリの一冊が必ず見つかるはずです。

ということで今回は、TOEICで英語力アップが望める英語学習スケジュール法についてご紹介します。

TOEICはどれくらいの頻度で受験すべきか?

TOEICは年間10回の公開テストが実施されています。私がお勧めしているのは「できるだけ多く受験」することです。少なくとも3カ月に1回は受験した方がいいと思います。

これは先述しました学習モチベーションと大きく関わるのですが、どんな学習者でも「テスト前」の方が学習モチベーションは高くなります。みなさんにもご自身の学生時代を思い出していただきたいのですが、テスト2か月前よりもテスト1週間前の方が「勉強をしなければならない」という気持ちになったと思います。

さらには、テスト前日は「しなければならない」という気持ちよりも「当たり前のように」勉強に取り組んだのではないでしょうか?つまり、テストというものは、学習動機を高めてくれる最高のツールなのです。この仕組みを日常の英語学習に利用していきましょう。

いつから受験すべき?

この質問はとても多くの人から聞かれます。例えば、準備機関から3か月後などタイミングを考慮した方がいいか?といった具合にです。私の答えは「いつでもいい」です。先ほどのスコアの信ぴょう性と関わる話ですが、TOEICテストはいつ、どこで受験してもスコアのブレは最小限に抑えられる仕組みになっています。

この「いつ?」よりも大切なことは「すぐ」受験することです。TOEICは受験日のおよそ40日前に受験申込が締め切られます。

まず、自分の英語学習にTOEICを活用しようと考えたら、一番近いテストを申し込んではいかがでしょうか。「(テストを)しっかり準備してから申し込む」というひとほど「しっかり準備」できていない傾向にあるように感じられます。私の考えは、テストはまず申し込んで、勉強しなければならない環境を作るべきだと思います。「しっかり準備できる」のを待つのでなく、まずテストに申し込んで「しっかり準備しなければならない」状況を作り出す方が、圧倒的に学習効率や学習動機が高まるのです。

2カ月後のTOEICに向けた学習スケジュール

TOEICテストまで2カ月という場合の具体的な学習プランを紹介します。

■テスト8週間前(2か月前)から3週間前のおよそ1カ月間

できる限り語彙・文法を固めていきます。TOEICで出題される語彙・文法は実践的なものが多く含まれているため、英語力の向上という点でも非常に有効です。

TOEICでは語彙・文法問題はリーディングパートの100問中30問しか出題されないのに「なぜ、語彙・文法から?」という質問をされることも多いのですが、語彙・文法を学ぶのは語彙・文法問題を解くためではありません。

語彙・文法力を高めることで、結果として語彙・文法問題の正答率も高まりますが、本当の目的は、長文読解力やリスニング力などを解く際に必要な総合的な英語力が高まるのです。

お勧め参考書:TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

■テスト3週間前から1週間前のおよそ2週間

公式問題集や模試形式の学習書など、実際の試験と同じ形式・内容の学習書を使って解答力を高めていきます。ただし、一度解答をして答え合わせをして終わらせるのでなく、しっかりと全訳や文法事項など、詳細な部分を確認することが大切です。

「一度解いた問題だから・・・」と次々に新しい問題集に手を出すのではなく、自分の手元にある一冊を細部まで理解しようとする姿勢が大切です。TOEICで用いられている英語は非常に実践的なので、音読教材としても非常に役立ちます。

お勧め参考書:公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 4

■テスト1週間前から当日のおよそ1週間

この時期になればもう新しい教材に手を出してはいけません。この2カ月間で使用した参考書と問題集の中で自分が新しく覚えたことや理解したことを復習します。こうすることで当日の解答力が上がり、自己最高スコアを出すことの最短ルートになります。

まとめ

TOEICテストは社会人にとってベストのテストのはずです。文中でも紹介させていただきましたが、「しっかり準備してから受験する」という方の大半は「しっかり準備できず受験していません」。この事実をご理解いただき、まずはTOEICに申し込んで「準備しなければならない状況」を作っていただければと思います。

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