オンライン英会話で成功しやすい３つの共通点－オンライン英会話の活用講座

オンライン英会話の学習は、今ある英語学習法の中で最も良いものの一つだと思います。いくつかの工夫をすることで、より効果的なレッスンにすることができます。オンライン英会話をより効果的に活用する方法を、各回のテーマごとに書かせていただきます。今回のテーマは、こちらです。

今回のお悩み：オンライン英会話でうまく成果が出せる人の特徴は？

オンライン英会話は、料金も安く、パソコンやスマホ、タブレットを使って場所や時間を問わず英会話レッスンを受けられることから、年々人気が高まっています。
僕が始めた2010年には、まだ認知度自体が低かったのですが、その後、企業や学校での導入もどんどん増えてきています。

オンライン英会話をうまく活用して英語を使えるようになる人が出てきている半面、始めてはみたけれどうまくいかないという声も、少なからず耳にします。
その両者の間の差は、一体どこにあるのでしょうか？

うまくいく人の共通点 1:
レッスン中にたくさん話せる工夫をしている

オンライン英会話のレッスンには、いくつかの方法があります。
スクールの教材を使う、それ以外のインターネット上のページなどを使う、フリーカンバセーション、ロールプレイングなどなど。

いずれの方法であっても、学習の成果を出す人は、英語をたくさん話せるよう工夫しているようです。
教材を使う場合は、レッスン中に教材の意味を理解するのに多くの時間を費やすのを防ぐため、事前に一度は目を通して、英単語の意味を調べておいたり。
フリーカンバセーションでは、毎回同じテーマにならないよう意識して、新しい話題やフレーズにチャレンジしてみたり。

オンライン英会話の1回あたりのレッスン時間の主流は、25分です。
始めたばかりの頃は長く感じるかも知れませんが、慣れてくるとあっという間に過ぎていきます。
この25分間を有効に使えるかどうかが、レッスンを100回200回、月日を数ヶ月と重ねた時に、明確な成果の差につながると言えます。

うまくいく人の共通点 2:
レッスン外のインプット学習と個人練習を重視している

オンライン英会話のレッスンは英語で行われることが多く、また英会話のためにはスピーキングスキルだけでなくリスニング、語彙、文法といったスキルも必要です。
そのため、レッスン外の英語学習を充実させることも、オンライン英会話学習をうまく進めるためのポイントになってきます。

前にインタビューでも触れたように、言いたいことを調べておいてレッスンで話すなど、インプットをしながらアウトプットをすることでよりレッスンの時間を効果的に使うことができます。TOEIC、洋書、洋画、ポッドキャストなど、何かしら別の学習に時間を割いて大量のインプットをおこない、自分一人で英語を口に出す個人練習にも、しっかり取り組む。
それらとオンライン英会話を組み合わせることで、英語を使えるようになる人が多いです。

うまくいく人の共通点 3:
半年〜1年以上続けている

オンライン英会話は、手軽です。
自分の都合に合わせてレッスンを取れますし、レッスン時間も短く、先々まで受講する強制力も、卒業するための試験も、ないところが多いです。

だからこそ、オンライン英会話を始めた後、活用方法に迷ったり、続かない人も少なくありません。
英語の目的や目指すレベル、必要なスキルは、人によってさまざまですが、オンライン英会話で英語を身につけていける人の共通点として挙げられるのは、少なくとも半年、概ね1年以上は続けていることです。

「オンライン英会話、やってはみたけどダメだった」という人の多くは、続けられなかった人で、逆に言うと、続けられた人で英語が全然使えないままという人も、あまり聞かないのです。
考えてみれば、半年から1年の間英語だけで先生と会話をしているのですから、その人はすでに、英語を使えているんですよね。

仕事など、他にもやることがあり忙しい中で、時間を工面するのは大変だと思います。
ですが、「半年、1年続ければ、できるようになるんだ」ということをひとつの目安として、ぜひ楽しみながらスケジュールを立てて、実行していきましょう。
きっと、うまくいきます。

今回の講座は以上です。
ご参考にしていただけたら、大変幸いです。