逆転の発想!ビジネススキルを英語学習に実践利用できる5つの成功場面

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ビジネスマンはとにかく時間がない。限られた時間の中で、英語を効率的に身につけていけたら理想的ですよね。でも、いざ英語学習をスタートするとなると「何から始めればいいんだろう?」「仕事とうまく両立していけるか不安…」と迷われたり、悩んだりする方も多いのではないでしょうか。

でも実は、みなさんがビジネスで日常的に行っていることの中には、英語学習に活かせるものがたくさんあるんです。これはつまり、仕事で培ったノウハウやスキルを応用していくことで、効率的かつ効果的な英語学習にしていくことができるという逆転の発想。

今回の記事では、ビジネススキルを英語学習に活用した5つの事例をご紹介いたします。

1:情報収集(プッシュ型・プル型)

push_pull
仕事をしていく上で欠かせないのが「情報収集」です。情報収集には「プル型(能動的)」と「プッシュ型(受動的)」の2種類がありますが、ビジネスにおいて効率的・効果的な情報収集をするためには、この2つをうまく使い分けていくことが大事だといわれていますよね。

「プル型(能動的)」とは、自分からウェブサイトやアプリにアクセスして行う情報収集のこと。自分が欲しいと思う情報が明確な場合は、ネットで検索したり本や辞書で調べたりと能動的に情報を取りにいきますよね。
一方で「プッシュ型(受動的)」とは、自分から情報を取りにいくのではなく、メルマガやプッシュ通知などを活用して行う情報収集のこと。登録や設定をしておけば、自動的に情報が流れてくるので、それをチェックするだけで簡単に情報を得ることができます。

英語学習においても、この情報収集の方法を活用することで、英語に触れる習慣を作ったり、知識の幅を広げるチャンスを手にしたりすることができます。特に活用したいのが、プッシュ型(受動的)の情報収集です。意識的に英語の情報にアクセスするという試みは、一見簡単そうに思えて、実はなかなか行動に移せません。特に、英語学習がまだ習慣化していない場合は難しいです。

そこで使えるのが、メルマガやTwitterです。たとえば、1日1単語を配信してくれるメルマガに登録したり、単語や使えるフレーズなどをツイートしているアカウントをフォローしたりすることで、日常的に英語に触れる機会を増やすことができます。BCC・CNNといったニュース番組のアカウントでは、時事ネタも知ることができるのでおすすめですよ。

2:「SMART」の法則(目標設定)

smart
「SMART」とは、主にコンサルティングやマーケティングで使われるゴール設定の基準で、「Specific(具体的に)」、「Measurable(測定可能な)」、「Attainable(達成可能な)」、「Relevant(関連した)」、「Time-based(時間制約がある)」という5つの要素から構成されています。

この「SMART」のフレームワークは、より明確な目標設定が可能となり、英語学習にも適しています。

たとえば、「ビジネス英語力を向上させる」という目標があるとします。これはSMART基準を満たしておらず、正しい目標設定とは言えません。とても抽象的ですよね。

この場合は、「(ビジネス英語力を向上させるために)オンライン英会話のレッスンを出社前に週2回、2016年12月末までに最低20回行い、スピーキング力を伸ばす」や「(ビジネス英語力を向上させるために)3ヶ月後のTOEIC試験日までに、頻出単語・表現を新しく300語覚える」などが、具体的で明確な目標設定となります。

3:タスク・スケジュール管理

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日々の業務やプロジェクトを遂行していく時に必要となるのが「タスク管理」です。やるべきことを漏れなく、スケジュールを確認しながら進めていく必要がありますよね。
仕事でタスク管理を行う際によく使われるものとして「ガントチャート(Gantt chart)」というものがあります。主にプロジェクト管理や生産管理などで用いられ、作業計画を視覚的に表現することができる表のことです。

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ガントチャートは、英語学習のタスク・スケジュール管理にも活用していくことができます。項目の具体例としては、やるべきこと、開始日と終了日、想定工数時間、タスク内容詳細、ステータスなどです。学習計画の全体像をパッと見だけですぐ確認することができますし、この表をベースに学習を進めていけば、各項目の進捗率や遅れの原因を把握することもできるようになります。

ネット上には、ガントチャートのテンプレートを無料でダウンロードできるサイトが多数ありますので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

4:PDCAサイクル

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「PDCAサイクル」とは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)を繰り返すことにより、継続的に業務を改善していく手法のことです。ビジネスの基本ともいわれていますよね。

この「PDCAサイクル」の発想は、そっくりそのまま英語学習にも応用していくことができます。特に注目すべきは「Check(評価)」「Act(改善)」の2つです。英語学習でも、自分が実行してきたことを定期的に検証することで、学習計画の見直し・改善を行っていくことが重要となります。分かりやすい例としては、試験やテストを活用することで、自分の学習成果を客観的に評価することができます。そして、そこから改善点を見出だし、次のアクションへと移していくことができます。

たとえば、TOEIC試験に向けて単語を集中的に学習したとしますよね。しかしながら、Part5でなかなか得点が伸びなかった…という結果が出たとします。この場合に考えられる要因としては、たとえば「文法の知識がまだ十分ではなかった」という可能性が考えられます。では、次に向けては「文法もしっかりと取り組んでいこう」という計画になるわけです。

試験を受験する余裕がない場合は、模擬テストや教材の確認テストなどをうまく活用していくといいでしょう。

5:テンプレートの有効活用

template
仕事で、プレゼン資料や企画書・社内向けのレポートなど、資料作成が必要となる場面は多数ありますよね。資料作成にはコツがあるといわれていますが、そのひとつが「ゼロから資料を作らない」ということです。何でもゼロからスタートするのは、時間がかかりますよね。実際に、仕事が速い人は、過去の資料から必要な要素を取ってきたり、他人が作成したりしたものを真似することで、うまく時間短縮を図っています。

これは、英語学習でも同じです。先人が歩んで試行錯誤してきた道を知り、その学習方法を参考にしたり真似したりすることで、学習の効率化を図ることができます。実際、SNSやブログで積極的に情報発信し、自分の学習方法をシェアしている英語学習者の方は多いです。

最終的には、自分に合ったやり方を見つけていく必要はありますが、数々の目標を達成してきた先人からヒントを得て、それを一種のテンプレートとして利用しながら学習方法を試していくことは価値があるといえるでしょう。

まとめ

この記事では、ビジネススキルを英語学習に活用した5つの事例をご紹介しました。これ以外にも、使えるスキル・ノウハウはまだまだたくさんあるかと思います。英語学習も、ある意味ひとつのプロジェクトです。みなさんがビジネスで培ったこれまでの経験を、ぜひ英語学習にフル活用してみてくださいね。

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