今年も、残すところあと僅か。
今年一年の振り返りや、新年に向けた目標を考え始めている方も、多いのではないでしょうか。
僕自身、英語学習をしようと一念発起したのは、六年前のお正月のことでした。
年齢は36歳になっていましたので、当時は正直、無理だとも思っていましたが、その後なんとか続けて、少しずつ英語が使えるようになってきました。
実は、それまでにも何度か、英語ができるようになりたいと思ったことはあるのですが、そのたびに「この歳からではもう遅い…」と諦めて、三日と続きませんでした。
それなのに、六年前のお正月にスタートしたこの時だけは、続けることができたんですね。
今回は、年齢や環境に関わらず、来年こそは英語学習を始めたいと思う方にご参考にしていただけるよう、自分自身も強く実感している、大人が新年から行う英語学習のポイントについて、書かせていただきます。
1 「大人になってからでも、英語ができるようになる」ということを知る
大人になってから英語学習を始めようとする時には、きっと「今からできるようになるのかな…」「この方法で大丈夫かな…」と迷ったり、悩んだりするものだと思います。
ここで知っていただきたいのは、今の時代、大人になってから英語を身につけることは珍しくなく、そのような方は、たくさんいらっしゃるということです。
オンライン英会話、スマートフォン、インターネット上の素材、SNSなど、様々な学習方法や練習機会を活用することが、一昔前から考えると信じられないぐらい手軽に、安価でできるようになりました。
毎日仕事に追われる社会人にとっては、この上ない環境です。
まず、30歳を過ぎてからでも、英語ができるようになるということを知っていただきたいです。
すでに大人になった方が、「子供の頃、若い頃に英語をしておけばよかった…」と後悔する必要は、特にありません。
新年は、誰もが気持ちをリフレッシュして、イチから何かを始めやすい時期ですから、ネガティブなことは考えずに、前向きにいきましょう。
2 「英語ができる」の定義を決めて、「英語ができるようになる」と決める
「英語ができる」の定義は、人によって様々です。
そのため、この点を明確にしておくと、いつまで勉強しても「自分は英語ができない…」となかなか自信を持てない状態になることを、防ぎやすくなります。
例えば僕の場合は、「仕事で英語が使える」=「英語ができる」ということを、一つの定義として持ちました。
定義が決まると、「英語の会議で報告する」「英文メールのやり取りをする」といった具体的な場面を浮かべられますから、そのために必要なスキルを、「報告内容をまとめて、話す力」「相手からの質問を聴き取る力」「質問に答える力」「英語の文章を作り、タイピングする力」「英文を速く読んで、意味を理解する力」と、どんどんブレイクダウンしていけるんですね。
そのスキルに特化して勉強、練習していけば、少なくとも自分の必要とする、自分の定義した「英語ができる」に、確実に近づいていくことができます。
また、「英語ができるようになりたい」と望むというより、「英語ができるようになる」と決めてしまうことも大事です。
来年、英語を学んで使って、生き生きと活躍する自分になるんだと、決めてしまいましょう。
3 目標設定は、欲張らない
新年には、目標をいろいろと立てたくなるものです。
たくさんの目標を立てる人、とても難易度の高い目標を立てる人もいますが、あまり欲張ると、どれも中途半端になってしまったり、素晴らしい目標を立てること自体に満足してしまったり、ということになりかねません。
目標は、「達成が原則」だと考えるようにして、「簡単ではなく、毎日ちゃんと努力したら手が届く、達成したらすごく嬉しい」というぐらいのレベルに調整されることをおすすめします。
4 新年の魔法を借りて、一気にスパートする
目標が決まれば、勉強スタートです。
新年には、「新しいことを始めよう!」とモチベーションが高まる、一種の魔法のような力がありますから、ここで一気に、たくさん勉強するようにしましょう。
「最初から飛ばすと息切れするから」と手加減するのではなく、最初から飛ばせるだけ飛ばした方がいいです。
理由は二つあります。
まず、多くの方は、学習開始時に一番やる気が漲っていて、モチベーションはそのうち下がってくるためです。
やる気のあるうちに、進めるだけ進んでおくといい、というわけです。
次に、英語学習で一番つらい時期は、最初だと思うためです。
単語も文法もなかなか覚えられない、英文を見ても暗号の羅列にしか見えない、相手の話すことはほとんど聴き取れない、口から全く英語が出てこないなど、何をするにもなかなか大変な時期があります。
その時期に意識的にたくさんの勉強時間を確保することで、英語が少しずつわかってきて面白くなってくるという段階への移行を、早めることができます。
具体的には、一日三時間を目安にしてください。
一日一時間の人よりも早く、「英語が面白くなってきた」と思えるようになるはずです。
5 心から楽しめる方法を取り入れる
英語を身につけるにはある程度の時間がかかり、学習を続ける過程で、やる気が全然出ない時や、何度やってもうまくいかず挫折感に直面することも出てきます。
だからこそ、自分が心から楽しめる方法、大好きな素材を、英語学習の一部に取り入れるのがおすすめです。
僕の場合は、ロックバンド X JAPANが大好きで、リーダーのYOSHIKIさんが英語でインタビューされる動画を100回以上観たりしていました。
「仕事で英語を使う」「TOEICで900点を突破する」という目標を持ちながらも、元々勉強自体が好きではないこともあり、それらだけでは煮詰まってしまっていたと思います。
英語日本語を問わず、大好きなものの動画や本などを素材にして、息抜きがてら触れるのを習慣にしましょう。
不思議なもので、心から楽しめる方法、大好きな素材の英語は、どんどん頭に入ってきます。
僕も当時、リスニングが苦手だったのに、YOSHIKIさんが話す英語や、さらにはネイティブのインタビュアーの早口の英語さえ、聴き取れるようになっていきました。
好きなので自然に繰り返したくさん触れたことと、「どうしても聴き取りたい」という強い気持ちのおかげで、通常時以上のリスニング力を発揮したんでしょうね。
この方法なしでは、きっとどこかで挫折していたと思います。
以上、五つのポイントをご参考にしていただき、2016年、英語に本気で取り組もうと決めた方々が目標達成されることを、心から願っています。
僕の2015年のコラムは、今回が最後です。今年一年、読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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