ネイティブがほんとに使う表現を覚えよう——正しいのはどっち?【キャリアアップのためのビジネス英語講座】

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参考書などに書かれた単語や例文は、必ずしもネイティブから見て自然な表現だけではないので、実際のビジネスシーンでどんな表現を使うのが自然なのか、なかなか自分ではわかりませんよね。そこで、今回もネイティブがほんとに使う、自然でスマートな表現を覚えましょう!

1. 難しい質問をされて「正直わからない」ときの返し方

A. I’m sorry but I don’t know.
B. That’s a good question. Let me find out for you.

プレゼン中や会議中に質問されたものの、よくわからなくて返せない……!
そんなとき、プライベートではAの ”I don’t know.” や ”I have no idea.” で終わらせても良いですが、ビジネスシーンではBの ”That’s a good question. ” が便利です。
この一言で、「わからなくて答えられない」というネガティブなニュアンスを「良い質問だから、即席では答えられない」といったポジティブなニュアンスに変えることができるんですね。
「うっ…」となる質問をされたときはまず、”That’s a good question. ”と返しましょう!
正解はB!

2. 「彼女、オフィスを出る前にどこに行くとか言ってました?」

A. Did she mention where she was going before she left the office?
B. Did she say where she was going before she left the office?

「〜を言う」というとき、”say” や ”talk about” が思いつきますが、実は ”say” や ”talk about” を使うときは、「言う」内容がある程度詳しく、長い必要があります。
例文のように「オフィス出る前にどこ行くか言ってた?」といった、ひとことの言付けの場合などはAの ”mention” を使います。
正解はA!

3. 「今日会社を休みたい」ことのスマートな上司への伝え方

A. Could I take the day off today? I don’ t feel well.
B. I think I’m going to take the day off as I don’t feel well.

日本人的感覚では、Aの ”Could I〜?” で「〜してもよろしいですか?」と丁寧に許可を求めるのが良さそうに見えますね。でも、ネイティブ的感覚では、「休んでも良いですか?」と許可をとることは、子供が先生や親に許可を求めるような幼稚なイメージに映ることがあります。
「自分が休むことで周りに迷惑をかけることもないんだから、上司にNOと言われるはずがない」という自信があるのなら、許可を求めるのではなく、Bの”I think I’m going to take the day off.” で、自分の予定を自信をもって示せばいいんですね。
正解はB!

4. 会おうと思っていたのに…「彼に会うのを忘れてしまった」

A. I forgot to meet him at the conference.
B. I forgot meeting him at the conference.

“forget” は用法によって意味が全く変わるので要注意!
Aの”forget to do something” は、「何かをしたいと思っていたことを、し忘れる」という時に使います。
一方で、Bの”forget doing”や ”forget that S V” の場合、「何かをしたこと自体を忘れた」という意味になるので、例文では「彼に会ったこと自体忘れてた」ということになってしまいます。
当たり前ですが、ネイティブもちゃんとこの用法は使い分けていますよ。
よって、「会い忘れた」というときはAが正解です!
正解はA!

5. 「今後は彼に質問をするようにしてください」

A. From now on, please refer any questions to him.
B. Please refer any questions to him going forward.

「今後は」というとき、Aの ”from now on”を使いがちですが、実は ”from now on” は時にアグレッシブなニュアンスを含んでいて、「これからは彼に質問してよね」とちょっと強い語調に聞こえてしまうことがあります。
ビジネスシーンでは、Bの”going forward” がよりフォーマルでスマートです。
正解はB!

いかがでしたか?
参考書の例文だけではなく、ネイティブが実際に使う表現を知ることで、より自然な英語を話すことができます。ぜひ一つずつ覚えて、どんどん使っていきましょう!

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