いまさら聞けない英語の接続詞のルール

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英語を勉強しよう! と思ってみても、教科書の文法用語で出鼻をくじかれる…。こんな経験ありませんか?

教科書は言語学者だったり語学の達人だったりが作っているので、どうしてもこまごまとした説明になりがち。「接続詞」もその代表です。

今回は英語初心者の方向けに、「接続詞って何なの?」という疑問にお答えします。

英語の接続詞=何かと何かをつなぐことば

接続詞は、何かと何かをつなぐために使うことばです。

単語と単語
文と文

などなど、ことば同士をくっつけることで、長い文を言えるようになります。andやorなどは、日本語でもよく使われていますよね。どちらも接続詞です。

日本語では「てにをは」で言葉をつなげますよね。英語ではその代わりに接続詞を使うのです。

英語の接続詞=他のことば同士を「接続する」ことば

接続詞は、他のことば同士を「接続する」ことばです。

単語と単語

[You] and [I].
あなたと私。 ⇒andでつなぐ

[Dead] or [alive].
生か死か。 ⇒orでつなぐ

文と文

[He is American] and [I am Japanese].
彼はアメリカ人で、私は日本人です。 ⇒andでつなぐ

[I play baseball] and [you play basketball].
私は野球を、あなたはバスケをやっている。 ⇒andでつなぐ

このように、ことば同士をつなげるときには、接続詞が活躍します。

英語の接続詞は「長い文を話す」ためにある

ある有名な言語学者の意見ですが、「つなげる」ことができるのが人間の言語の特徴です。英語初心者から中級・上級者になるためには、接続詞を使って長い文を作る必要があります。接続詞がなければ、たどたどしく短い文を言うことしかできません。スピーキングテストでも、流暢に文をつなげる力が測られます。

接続詞とはことば同士をつなげることば。初心者の方であれば、とりあえずこれだけ覚えればOKだと思います。もし、もうワンランク上を目指すなら、接続詞には2種類あることに注意が必要です。

英語の接続詞は1つじゃない?

英語の接続詞は1つではありません。実は、何と何をつなぐかによって、大きく2種類に分かれています。

似た者同士をくっつける「等位接続詞」vs 似てない者同士をくっつける「従属接続詞」……。接続詞は大きくこの2つに分かれています。

前提として、この2つの区別は「会話の中では」そこまで大事ではありません。ただ、アカデミックライティングやテストでは、しっかりと使い分ける必要があります。

英語の「等位接続詞」は似た者同士をくっつける

等位接続詞とは、「等しい位のことば」をくっつける接続詞です。似た者同士をくっつけるという意味ですね。具体的に言えば、「名詞と名詞」「文と文」のように、同じ形をしているものをくっつけるんです。代表的なものを紹介します。

and ○○と××

I like [apples] and [oranges].
私はリンゴとオレンジが好きだ。

andは代表的な等位接続詞です。この場合は、名詞のappleと名詞のorangeをつなげています。どちらも名詞なので「似た者同士」ですよね? だからandを使うことができるのです。もう1つ例を出しましょう。

[I like apples] and [he likes oranges].
私はリンゴが好きで、彼はオレンジが好きだ。

I like applesは「私はリンゴが好きだ」という文、He likes orangesは「彼はオレンジが好きだ」という文ですね。文と文は似た者同士なので、andでつなげることができます。

よく使う等位接続詞には、andのほかにも、or, but, soなどがあります。

or ○○か××か

[You] or [me].
私かあなたか。

but ○○だけど××

[He was called] but [he did not answer].
出典: https://www.merriam-webster.com/dictionary/but
彼は呼ばれたけれど、答えなかった。

so ○○だから××

[I don’t want to go], so [I won’t].
出典: https://www.merriam-webster.com/dictionary/so
行きたくない、だから行かない。

[]の中がつながれていることばです。単語と単語・文と文、似た者同士をつないでいるのが分かりますね。

英語の「従属接続詞」は「似てない者同士をくっつける」

従属接続詞は、「似てない者同士をくっつける」ことばです。説明文をつけ足すときに使います。付け足される説明文のことを「従属節」と呼んだりもしますが、今は置いておきましょう。後ろが文の形になることに気を付けてください。

日本語に訳すときには、「~ということ」「~する時」のような訳になります。

that ○○だということを

We are certain that [this is true].
出典: https://www.merriam-webster.com/dictionary/that
それが本当だということを、私たちは確信している。

私たちは確信している→何を?→それが本当だということを。

前の部分(we are certain)を説明する(this is true)を付け足すためにthatを使っています。このように、説明文を付け足すために使うのが従属接続詞です。

because なぜかというと

He rested because [he was tired].
出典:https://www.merriam-webster.com/dictionary/because
彼は休んだ。なぜかというと、彼は疲れていたからだ。

when ○○の時に

He went fishing when [he was a boy].
出典:https://www.merriam-webster.com/dictionary/when
彼は釣りに行った。彼が子供の時に。

説明文を付け足すために従属接続詞が使われています。後ろが文になっていることに注意してください。

英語の接続詞と「似て非なる」ものたちとは

従属接続詞に似た意味なのに、使い方が違うものがあります。前置詞と関係代名詞です。この区別は特にTOEICの文法問題でよく狙われます。普段の英作文でもよく使うので、この機会にぜひ覚えてみてください!

英語の接続詞と前置詞は何が違う?

英語には前置詞というグループがあり、これもことば同士をつなげる働きをします。

I was late for work because of the snowstorm, which made driving a nightmare.
出典:https://www.merriam-webster.com/dictionary/because%20of
交通状態を最悪にした吹雪のせいで、私は仕事に遅れた。

because ofは前置詞で、仕事に遅れた理由を説明しています。becauseと同じに見えますよね? ですが、実際には少し違っています。

前置詞は、直後に名詞しか置けません。
従属接続詞は、直後に文が来ます。

× I was late for work because the snowstorm, which made driving a nightmare.
becauseは従属接続詞なので、後ろに名詞を置くことができません。

ポイント1 従属接続詞は後ろに文が来る。前置詞は後ろに名詞が来る。

英語の接続詞と関係代名詞は何が違う?

関係代名詞も、説明が後ろに来ます。接続詞と関係代名詞の違いはthatで問題になりますね。

関係代名詞のthat

The house that [Jack built].
出典: https://www.merriam-webster.com/dictionary/that
ジャックが建てた家。

[]の中は、前に来ているThe houseの説明ですね。[]の中だけを見てみると、[Jack built]となります。動詞build(builtの原形)は、他動詞と言って、後ろに他のことばが必要な動詞です。ですが、builtの後には何もありません。[Jack built]だけでは変な文になります。

接続詞のthat

We are certain that [this is true].
それが本当だということを、私たちは確信している。

[this is true]は、そのままでも文としてしっかり成立しています。だから接続詞だとわかります。

ポイント2 that以下が文なら接続詞、文でなければ関係代名詞。

ですが、どちらもthatの後ろに説明が来ているという点では同じことですよね。文法の問題を解くとき以外はあまり神経質にならなくて大丈夫。ネイティブもほとんど気にしていません。

まとめ

「等位接続詞」「従属接続詞」のような文法用語を聞くと、それだけでうんざりしてしまいますよね。「前置詞」「関係代名詞」など、ごちゃごちゃと似たようなものが多いことも嫌なところです。

「接続詞はことば同士をつなげることば」という基本を押さえたうえで、他のことばとの使い分けを覚えるのが近道です。前置詞は後ろに名詞、接続詞は後ろに文というのがキーになります。

文法用語に惑わされず、本質をとらえて勉強しましょう!

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